2019年12月31日火曜日

2019年最後のごあいさつ

あっという間に、2019年も終わりを迎えようとしています。この地味なブログを読んでくれている皆さま、今年も本当にありがとうございました(o^^o)

この1年を振り返りますと、特に最後の2ヶ月は仕事が忙しかった…学校の業務がいつも以上にハードだったことに加え、単発で翻訳や通訳のお仕事もいただいたりして、ありがたいけれどソワソワ落ち着かない日々が続きました。

なんとか山を乗り越えた年末、10日ほどお休みをもらい、クリスマス前後はのんびり過ごしたり、先日はパリに日帰りして良い刺激をもらったり。心身ともにエネルギーを補給できたので、清々しい気持ちで新年を迎えられそうです。

さて2020年の抱負は、特に何かあったからというわけではないのですが、

自分の声に耳を傾ける

にしようかと思っております。元来自分にあまり自信がない性格なので、仕事も人間関係も「自分の評価」は基本的に「人」が決めるものだという考え方です。相手の反応や言動をもって初めて、自分は良くできたんだ、相手に良く思われているんだ、と自分を肯定的に評価します。

それは謙虚であろうとする気持ちの現れなのですが、自分の評価をすべて人に委ねてしまうと、相手の言動で自分の満足度や幸福感が左右されるというリスクが伴います。自分以外の「人」の言動が本当に意味するところなんて、その人ではないから知りようがないのに、人の言動に自分が振り回されるのは違う、と。

じゃあ、一番わかっているはずの「自分」はどうしたいの?何を求めていて、何が嫌なの?という自分への問いかけは、これまであまりできていなかった気がします。なので、2020年は自分の声にしっかり耳を傾け、その声を大事に生きてみようと思います。

…とここまで書いたことは、自分自身で気づいたわけではなく、レンヌ留学時代からの友人Rちゃんが最近くれた見解や助言をまとめたものです(^^;; 自分のことなのに、なかなか自分では気づけないことってあるものですよね。こんな私の良き理解者であるRちゃんにはいつも感謝です。

とはいえ自分の声を大事にするといっても、周りを無視して自分第一に突っ走るという意味ではなく、以前から大事にしている心得はそのままに、判断の決め手を「自分の声>人の言動」にしてみようという感じです。果たしてどちらがしっくりくるでしょうか?

長くなりましたが、これからも基本は「人に優しく自分に厳しく」、新しい経験にチャレンジし続け、お世話になっている人たちや家族友人への感謝と敬愛の気持ちを忘れず、「笑顔>泣き顔」で生きられるよう、フランスの端っこで奮闘しますp(^^)q

皆さまどうぞ良い新年をお迎えください。来年も健やかで実り多きものでありますように、そして一人でも多くの方にお会いできますように。

今年最後に見れた、夕日の写真@近所の港にてお別れです。


2020年もこちらのブログ共々どうぞよろしくお願いします♩

2019日12月31日
美羽より

2019年12月28日土曜日

パリ流アフタヌーンティー@Salon Proust

12月27日(金)、今年最後のお出かけでパリに日帰りしてきました。一日中歩き回ってヘトヘトに疲れましたが、幸せな1日でした…

たくさん写真を撮ったので、これからテーマ別に少しずつアップしていこうと思いますが、まずは今回のメインイベントから紹介します。

それは、パリの5つ星ホテル"The Ritz Paris"内のサロンドテ"Salon Proust"(サロン・プルースト)にて、贅沢なアフタヌーンティー体験!

サロン全体が見渡せる、角の良い席に案内されました。2ヶ月以上前に予約したから…?煌びやかなのに調和が取れていて、落ち着ける雰囲気の内装です。


視線を右に移すと、このような眺めです。眩しい…


テーブルには綺麗に並べられた真っ白な食器たち。


最初に運ばれてきたのは、チョコレートフォンデュのようなこちら。

サービスの方が容器下のキャンドルに火を灯し、チョコレートソースをセットしたら準備完了。お皿に置いてあるプチシューのようなものをソースに浸していただきます。

シューをフォークで刺すと、意外にとても固くてびっくり。ソースにつけて口へ運びシューを噛むと、その冷たさにまたびっくり!どうやら中にアイスクリームが潜んでいる、小さなプロフィットロールのようです。

うーん、初っ端から楽しませてくれるわ驚かせてくれるわ、さすが今年の「世界最優秀(レストラン)パティシエ」に選ばれたペレ氏が手がけるパティスリーだわ…(ペレ氏の詳細はこちらの記事を読んでね。)

そして、ついに運ばれてきました、プチガトーの盛り合わせ♩


三段あるので、上から順にじっくり見ていきましょう。まず上段、左から時計回りに:フロランタン、カシスのジュレとビスキュイのチョコレートがけ、キャラメル入りガナッシュのスティックタルト、マロンケーキ。


続きまして中段、左下から:レモン風味のマドレーヌ、マロングラッセ、クリスマスモチーフのマシュマロビスケットサンド、チョコクリーム入りのベニエ(フランス版ドーナツ)。


そして下段、左下から:マーブルケーキチョコレートがけ、棗(なつめ)と杏のタルト、レモンタルトイタリアンメレンゲ乗せ、パンデピス、ナッツのタルト、カカオのバゲット(ヘーゼルナッツバターとオレンジのジャムを添えて)。


これに飲み物が一杯ついてきますが、私が注文したのはサロン・プルーストオリジナルブレンドのハーブティ(ルイボス、柑橘系など)。

ティーポットの蓋についているマドレーヌの飾りがなんとも可愛らしいです。マドレーヌはペレ氏の代表作でもあり、プルースト(「失われた時を求めて」で知られる作家)の言葉から生まれた表現"Ma madeleine de Proust"(=母の味、懐かしい味)のシンボルなのですよ(o^^o)

好きなものをお皿に移し、一緒に訪れた同僚のNさんと楽しくおしゃべりしながらひとつひとつゆっくり味わいました♩

全部で15種類ものお菓子、味の感想をひとつひとつ書いたら原稿用紙10枚ぐらいになりそうなので、一言でまとめますと…まず共通して言えることは、甘さ控えめ。かといって物足りなさは無く、するすると心地よく喉を通ってお腹に収まっていきます。

それからタルト生地などは限りなく薄く軽くサクサク、フォークやナイフで軽く押せばスッと切れます。そしてなんといっても素材の風味が豊かで、味と香りのバランスが秀逸だと思いました。

とはいえさすがに完食は無理そうだったので、事前に持ち帰り可能かどうかを聞いたうえで、日持ちしそうな焼き菓子はテイクアウトさせてもらいました。マーブルケーキやマドレーヌはバンちゃんと一緒に翌朝いただいたのですが、一日経ってもパサつかず絶妙の軽さとしっとり感で、心底レベルの高さに感心しました。

サロン・プルーストのアフタヌーンティー、完全予約制です。星つきレストランのランチ代に匹敵するお値段ですが、経験する価値は大いにあります。最高の立地、優雅な空間、親切で行き届いたサービス、そして世界最優秀パティシエの細部まで洗練されたガトー、Nさんの言葉を借りるならば「夢のようなひと時」を過ごせますよ♩

Salon Proust (The Ritz Paris)
HP : https://www.ritzparis.com/fr-FR/salon-proust
15 Place Vendôme 75001 Paris

2019年12月25日水曜日

クリスマス2019、プレゼントは…

Joyeux Noël ! Merry X'mas !

今年もノエル(クリスマス)は義両親の家@Loctudy(ロクチュディ)で過ごしました。

彼らのツリーはこんな感じ。各家庭でベースの色や雰囲気が違って良いですね♩


さて、クリスマスイヴのディナーですが、今年のテーブルセッティングはシンプルに白とシルバーが基調でした。

私はナプキンの飾り折りを担当。YouTubeで調べて、簡単そうだったとんがり帽子のようなものを8人分こさえました。おかげで折り方を覚えられて良かったかな?

今年のクリスマスディナーはオーソドックスなメニューでした。いろいろ新しいものに挑戦したりもしますが、皆やっぱり「ザ・クリスマス」なメニューが好きなのよね…

前菜はフォアグラ♩

美味しいフォアグラ選びのコツは、パッケージに"sud-ouest"(南東=鴨の産地)"entier"(アンティエ =丸ごと、全部)"mi-cuit"(ミ・キュイ=半分火が通っている)の3語が書いてあること。この3つが揃っていればだいたい当たりですよ〜

メインはChapon(シャポン)のロースト、エストラゴン風味。付け合せは義父のフィリップお手製、Pommes dauphines(ポムドフィーヌ)!!

シャポンは「去勢した雄鶏」だそうで、去勢することで丸々と太りお肉がジューシーで柔らかくなるんだとか。たしかに、ふだん食べているPoulet(プレ=鶏肉)より一層柔らかくて味わいが深かったかも…!

そしてポムドフィーヌは、家族みんな大大大好き。茹でたジャガイモのペーストとシュー生地を混ぜ合わせて油で揚げたもので、手間はかかるけれどサクサクホクホク、格別の美味しさです(o^^o)

デザートは言わずもがな、Buche de Noël(ビュッシュ・ドゥ・ノエル)。ここ最近はプラリネ味に落ち着いております。


お腹いっぱい食べて飲んで、一夜明けたクリスマス当日の朝。ツリーの下にはプレゼントが並んでおりました、いつの間に?笑


今年ユーゴがサンタさんにお願いしたメインのプレゼントは…


これー!中身は…


アコースティックギターです、ミニサイズ♩とっても小さいですが、ウクレレではなく6弦のギターですよ。


え、ユーゴ、ギター弾けるの?いやいや、これからです(苦笑)前からギター欲しい欲しいと言われていたのですが、手が小さくて弦がうまく抑えられないと綺麗な音が出せないので、もう少し大きくなってからねーと待たせていました。

でも少し考え方を変えて、まずはギターに触れて(弾けなくても)音を出すことを楽しんでから、弾き方を学びたいと思ってくれたらいいかな…ということで、ミニサイズのギターを探してプレゼントし(てもらっ)たというわけです♩

実は私も、留学生時代に友人からもらったギターを練習していた時期があり、「ゆず」のベストソング弾き語り集を一冊持っています。ただ、私は手が小さく、ふつうサイズのギターでは「F」のコードがどうしても上手く弾けなかったので、上達できずに一度断念しました(T_T)

Fは「ファ・ラ・ド」の和音でとーっても基本的かつ重要なコードなのに、ギターの弦を押さえる位置がたくさんあって難しく、無理すると指がつりそうになるという「魔のコード」なんです(勝手に命名)。

でもこのミニギターだったら、私の手でもFを克服できるかも?という淡い期待を胸に、ユーゴに隠れてこっそり練習再開予定です笑 まずは「ゆず」の「いつか」と「さよならバス」をマスターしたい〜

最後に、私が今年もらったクリスマスプレゼントはいろいろありますが、一番嬉しかったというかホッとしたのは、フランス国鉄(SNCF)の全国ストにもかかわらず「27日パリ行きのTGVが行きも帰りも運行確定となったこと」です!

なんでも29日までの運行予定が決定し、SNCFのサイトで「予約可」と表示されている電車は確定らしいのです。さっそく確認してみると、私の前後の電車はキャンセルになっているので危機一髪。これはもう、運が良いとしか言いようがない(感涙)☆

ここ2週間ぐらいずっと不安だったので、楽しみにしていたパリに予定通り行けるとわかって本当に嬉しいです。今年最高のプレゼントだわ…(ってストが無かったらこんな風に一喜一憂、大騒ぎすることもなかったんだけどね^^;;)

2019年12月23日月曜日

良い知らせ、だけど…

パリ出発4日前の今日、SNCF(フランス国鉄)からメールとSMS(ショートメッセージ)が届きました。まさか、ストでキャンセル?恐る恐る読み始めたら…

えっ、予定どおり運行とな?
「あなたの電車は運行しますよ、"malgré la grève nationale(全国ストにもかかわらず)"」という補足つきの案内が妙に「恩着せがましく」感じてしまう…ストライキしてるのは、あなた達の社員でしょうよ!

携帯に届いたSMSはこちら。

帰りの電車も運行予定って、もし本当なら運良すぎじゃない?これまでニュースで散々、目の前で自分の電車が「キャンセル」と表示され途方に暮れる人たちの映像を目にしているので、どうにも信用できません(- -;;

2日目まで、いや直前までSNCF予約サイトのチェックは続けたいと思います。この国に来てからどうも、疑い深さが増してきているというか、良い知らせを鵜呑みにできないというか…悲しいことだわ。

ともあれ、予想より不安少なめでクリスマスを迎えられそうなのは、喜ばしいということにしておきますか(^^;;

2019年12月18日水曜日

不安でたまらん年末

12月5日に始まった、大規模ストライキ。マクロン政権がついに着手した「年金改革」(という数十年来のタブー案件)に猛反対する労働組合、国鉄職員、パリ地下鉄職員、教員らが全国規模で立ち上がっております。

国鉄(SNCF)とパリ地下鉄がマヒしているものだから、首都パリはもう大大大混乱。メトロはほぼ動かず、郊外電車も2本に1本、周辺道路は大渋滞。こんな状態がもうかれこれ2週間も続いており、クリスマスは目前だというのに、ストが終わる気配はありません(T_T)

私はSNCFのサイトを毎日にらめっこ。
Grève(グレーヴ)=ストライキです。


というのも、12月27日に日帰りでパリに行く予定で、往復のTGVチケットは2ヶ月も前に購入済み。なのに、このままクリスマス後もストが続く場合は、かなりの高確率で、私が乗るTGVはキャンセルされそうです(涙)

早割かつ変更も払い戻しもできない安チケットなのですが、SNCFのストが理由でキャンセルになった場合は、例外的に変更や払い戻しOKとのこと。本当かなぁ…そう言われてもなぜか信用できませんが、万が一の場合は駅の窓口まで行って粘る!

でも、27日はぜっったいパリに行きたいのです。電車がキャンセルになったから、また別の日に行けばいいやという問題じゃないのです。だって今回のパリ行きは以下の理由で特別なんです:

・一度もリアルで会ったことがない同僚のNさんと初対面
・Nさんと「ある場所」でアフタヌーンティー(予約済)
・Nさんとルーヴル美術館の「ダ・ヴィンチ特別展」へ(予約済)

ふだん滅多に会えない人と、滅多に行けない場所や期間限定のイベントに予約までして行くのだから、他の日に替えが効かないのです。だから、27日は何がなんでもパリに行きたい!!!

これからどうなるかと言いますと、毎日17時に2日後の電車運行状況が確定するので、25 日(クリスマス当日!)の夕方、私の運命は決まります。27日の行きの電車がキャンセルされても、お昼までにパリに着く電車が一本でもあれば急いでそれに変更します。

でももし、お昼までにパリに到着する電車が無かったら…アウト(涙)というのも、アフタヌーンティは14時30分の予約で、遅刻は15分までしか認められないというシビアさ。え、お昼から2時半までじゅうぶん時間あるでしょ?と思ったアナタ、

パリ市内の移動は徒歩!
かもしれないのですよ。

ストが続けばメトロは無いしバスも少ない。運良く乗れたとしても押し合いへし合いの超満員、しかも道路は混んでいる。歩いた方が早いというもっぱらの噂なんです。

幸い、パリの面積はさほど大きくないので、頑張れば徒歩で縦横断できるサイズですが、TGVが時間通りにパリに着く保証も無いし、モンパルナス駅から目的地までの移動時間はじゅうぶんに余裕をもって見積もらないといけません。ちなみに駅からの距離は3km、徒歩40分だそうです。

とにかく、27日のお昼までにパリに着きさえすれば、帰りはどうなってもいいと覚悟を決めている私ですが、ストが続いていれば日帰りはほぼ不可能な見通しです。パリ一泊も視野に入れていて、ホテルのリサーチも始めています。

行きも帰りも電車がキャンセルになったら、新たに手配する電車チケットは高額だろうし、パリに宿泊もしないといけないし、ストによる予期せぬ出費は痛い…けれど、今回のパリ行きはいつも以上に大事なので、出費がかさんでも行く!と密かに決意しております(バンちゃんにはまだ言えてないです汗)。

すべてがわかるのは、25日。本当ならこの時期はクリスマス前でウキウキしているはずなのに、今年は不安でたまらないです。どうか27日の電車がありますように…

2019年12月15日日曜日

クリスマスツリー2019

クリスマスまであと9日、やーっとツリーを飾りました。


今年はゴールド多めに、赤は控えめにしてみました 。去年とだいぶ違うかなと思ったのですが、去年の写真を見たら…

ほぼ一緒(苦笑)
一昨年も似たりよったり。

色合いとオーナメントをガラッと変えない限り、毎年似たような仕上がりになってしまうスパイラルからは逃れられないようです(- -;;

今年もアンパンマンサンタは健在、ソリに乗せて(引っ掛けて)ます♩


ともあれ、生のモミの木は良い香りで味わいがあって、いいですねぇ。家の中が一気にクリスマスムードになりました。今のところサンタさんからのプレゼントが置かれるのは、我が家のツリーではないんだけどね。

さて今年ユーゴがお願いしたプレゼントは何でしょう〜
ヒントは、音楽♩

2019年12月12日木曜日

年末感ゼロな日々

12月も半ばにさしかかり、クリスマスまであと2週間を切ったというのに、今年は「年末感」がほぼゼロの我が家…というか私です。全然お出かけしていない(T_T)

理由は3つありまして、

1. 天気が悪い
2. 学校の仕事が忙しすぎる
3. フランスが大規模ストで麻痺

3については、大打撃を受けているのは首都のパリですが、ブルターニュではガソリン精製関連のストライキがあったので、ここフランスの端っこは1週間ほど深刻なガソリン不足でした。そのため必要以外の車移動は避けていたのです。

理由2は、開校以来の山場を迎えているので、生徒様からの問い合わせが殺到しており、ここ数日は朝から夕方までメール対応漬けです。1日何件返信しているんだろう…タイピングの量とスピードが半端ないせいか、気づいたら右手中指の爪が「平ら」に!

お目汚しになるので写真はいつもより小さめにしました。

矢印のところ、わかります?実はこれ、まだ良いほうなんです。ひどい時はもっと一直線。私のタイピングの仕方が悪いせいといえますが、爪が削れる?ほどの力がかかっているのでしょうか、自分でも驚きです(^^;;

そんな理由1〜3のせいで、ブレストにもしばらく行けておらず、クリスマスマーケット(Marché de Noël)も今年はどんな雰囲気なのかわかりません。去年は日本女子で「忘年会」と称したランチ会をしましたが、今年はまったく時間に余裕がないので声をかけることすら無理そうです。

クリスマス休暇に入るまであと1週間、少しでも安らかな気持ちで新年を迎えられるように、限られた時間で自分にできることを全力で頑張ります。今年最後の1週間は楽しいことが待っている…それまでにはストが終わっていますように。

2019年12月7日土曜日

ぱぱぱ、ととと?

ユーゴはよく「ぱぱぱー!」と言うのですが、オノマトペとかではなくちゃんと意味のあるフランス語です。こう書きます、

Pas Papa !

否定のパ(pas)の後ろにパパ(papa)をつけて、「パパじゃなくて」「パパはだめ」という意味です。パパではなくママに来てほしい時に大声で言います、

Maman, pas Papa !
ママン(来て)、パパじゃなくて!

「ぱぱぱー!」を当たり前に理解して受け入れていたものの、同じ音を3回繰り返しているだけだから、フランス語(やその日常的な使い方)を知らない人が聞いたら「???」となりますよね。

日本語で似た例といえば、博多弁の「ととと?」ですかね。「とっとーと?」のほうがよりわかりやすいかも。使い方としては、席などを指して、

ここ、とっとーと?

標準語に訳す(?)と「ここ、取ってあるの?」でしょうか。「と」を3回繰り返されても、意味がわかっている地元民にはいたって普通ですが、九州の外に住んでいる日本人が聞いたら「は???」となるんでしょうね。

Maman, pas Papa, pas Papa...


そんなこと言わないであげて〜、
パパは良い写真撮ってくれるんだから(^^;;

2019年12月4日水曜日

アドベントカレンダー2019

早いもので12月。2019年もあっという間に過ぎた気がします 。去年のツリーを買いに行ったのが数日前みたい、とバンちゃんに言ったら怪訝な顔をされて

僕にとってはだいぶ前だけど…

だって。流れた時間は同じですが、人によってこうも「時の流れの感じ方」に違いが出るものなんですねぇ。2020年は東京オリンピックがあるし、Brestでも7月には4年に1度の「海洋ショー」(la fête maritime)があるし、早くも目まぐるしい一年になりそうな予感。

そんな前置きはともあれ、12月に入ったので1日からアドベントカレンダーを開け始めました♩今年は無難にリンツ(Lindt)。


去年はLEGOの(ちょっとお高い)アドベントカレンダーで、組み立て式の小さいオブジェを毎日作るのは楽しかったのですが、やっぱり「物は残る」。家にあるレゴの量もだいぶ増えてきたので、今後はプレゼントにせよ何にせよ「消えモノ」や「経験モノ」がいいかなと思い始めています。

何事にもあまりこだわりがない我が息子、今年もレゴがいいー!とは言わず、リンツわーい♩チョコレートわーい♩と毎日楽しみに小窓を開けております。笑

初日はリンドール(Lindor)の赤、いぇーい♩

さて、いつもながら12月はなにかと忙しそうです。ツリー調達しなきゃ、プレゼント買わなきゃ、カード送らなきゃ、仕事も(もちろん)しなきゃ…

2019年11月30日土曜日

ブルターニュのモンブラン

「モンブラン」と聞いて思い浮かべるのは、アルプス最高峰のMont Blancか、栗のケーキのモンブランですよね。

先日近所の「青いパン屋」でモンブランに似た栗のタルトを見かけたのですが、ネーミングとヴィジュアルの関係が面白くて感心しました!まずどんな見た目かというと…

こんな感じ。

モンブランにしては平べったいです。中央に鎮座しているのはマロングラッセ(Marron glacé)。うっすら光っているのは金箔でしょうか?

で、このタルトの名前なんですが、モンブランならぬ

Mont d'Arrée(モンダレ)

モンダレとはブルターニュ地方唯一の山なんですが、正直に言って「山」とは呼べないほどなだらかなので「丘」と表現したほうが近いかも?

ブルターニュの山といえばモンダレ、しかも標高が低いので、このタルトのヴィジュアルも平べったい感じにしてあるのかな…と思ったら、発案者はなかなかのセンスですよね。地元民にしかわからないユーモアだわ笑

さて、タルトのお味はと言いますと、ふつうに美味しいです。マロンクリームの味がボヤっとして栗の香りがあまりしないので、ちょっと物足りないかなぁ。でも、真ん中のマロングラッセが風味豊かで期待以上の美味しさだったので、トータルでは気に入りました♩

あと個人的に助かったのは、モンダレはマロンクリームの下に入っているホイップクリームの量が少ないこと。モンブランは高さを出すためにクリームをたっぷり絞りますが、乳製品が苦手な私にはちょっと重く感じます。その点モンダレは標高が低いからか、クリームがほんの少ししか入っていないので食べやすかったです笑

2019年11月27日水曜日

魚づくしの半日

11月26日は、初めて民間企業からの通訳依頼を受け、パリにある某寿司店の出張に同行させていただきました。

場所はずばり、魚市場!

魚に関わる多くの方々にお会いし、テキパキとしたお仕事振りを拝見しました。魚を釣る人、買う人、運ぶ人、売る人、調理する人etc。

現場で行われている活け〆(活け締め)の様子を見てアドバイスを行ったり…

大ぶりのスズキは力強く跳ねるので、海水はまだしも返り血まで浴びるというハプニング発生(苦笑)幸い100 均のウェットティッシュを持っていたのですぐに拭いたら綺麗に取れました(^^;;

魚の卸売業者に出向いて、配送時の要望を伝えたり商品を見せてもらったり…

大好きなRouget(ルジェ)を見かけたので、嬉しくて写真に収めました笑

スーパーではお目にかかれないビッグサイズの魚介類に驚いたり…

このLangoustine(ラングスティーヌ)は30㎝をはるかに超える大きさ!ふだん目にするのはせいぜい10〜15㎝なので、こんな大物が存在するのかとビックリ。立派なサイズの魚介はすべてレストランに流れるんだろうなぁ。

生きたホタテ貝をその場で開けて、貝柱を味見させてもらったり…

この状態でもまだビクビクと動いておりました。一口いただきましたが、とびきり新鮮なだけあり、歯ごたえ良くほんのり甘みがあって美味しゅうございました。

魚商の朝はとてつもなく早く、ホテルを6時に出発して10時半過ぎには視察終了。ハードな半日ではありましたが、とても貴重な経験をさせてもらいました。何より先方は期待以上の成果を得られた様子なので、微力ながらお役に立てて嬉しいです。

ミシュラン一つ星シェフの腕前で調理されたお魚さんたち、さぞかし美味しいんだろうなぁ。いつか堪能しに行ってみたいものです。「寿司貯金」しなきゃかな(^^;;

2019年11月23日土曜日

青いパン屋のパリブレスト@Lannilis

数あるパティスリーの中で、パリブレスト(Paris-Brest)は一二を争うほど好きなお菓子です。久しぶりに近所の「青いパン屋」こと"La Maison du Boulanger"のパリブレストを食べたところ、だいぶ進化していて嬉しい驚きでした♩

インスタグラマー風に片手で持ってみる笑


以前と比べてどう進化した(と思った)か、箇条書きにしてみますと :

・時間が経ってもシュー生地がサクサク
・表面だけでなく下のシューにもクラッシュアーモンド
・プラリネペーストの中に塩の粒が潜んでいる!

特に3番目には驚きました。パリブレストのクリームは一般的に、バタークリームとプラリネペーストを混ぜ合わせたものです。ところが最近のパリブレストは、このプラリネクリームの中に濃厚なプラリネペーストが仕込まれていることが多く、青いパン屋のパリブレストもしかり。

そのプラリネペーストにアーモンドや塩の粒が潜んでいるものだから、食感と味に変化があって楽しく、食べ始めたらもう止まりません。うーん、さすが青いパン屋。タルトシトロン一筋にしようと思っていたけど、こっちにも時々浮気しないとね笑

それでも、フランスで一番美味しいと思うパリブレストはやっぱり「夢のパティスリー」のかなぁ…繊細で味のバランスが絶妙なのです、しかもどっかりこない。

ともあれブレスト北30kmのパリブレストも、パリのパリブレストも、どちらも違った美味しさがあるのでおすすめです(o^^o)

2019年11月20日水曜日

冬の装い2019

こちらはもうすっかり真冬の寒さです。

冬本番ということで、ユーゴに暖かいアウターと、冷たい雨水が染み込まない靴を揃えました。冬の装い2019ということで…

メインカラーは「ワインレッド」にしてみました。


ダウンジャケットはIKKS(と書いて「イカカエス」と読む)、アウトレットでリーズナブルにポチできました、ラッキー♩

濡れない靴はNew Balanceで、今年2足目。この春に買った1足目は私も本人も気に入っていたのですが、白っぽい色で汚れやすく、表面にメッシュの部分があるので雨が染み込むのなんのって…雨が多いこちらの冬には不向きでした(- -;;

アウターと足元だけは良いものを、あとは安く済ませるのをモットー?にしています。ここ数年ユーゴの服はほとんど量販店の Tape à l'oeil(タパルイユ=目立つ、目を引く)です。なぜって我が家から一番近い子供服のお店だから笑

ユーゴ7歳、服に関しては(まだ)興味がなく、母ちゃんが選んだものをなんの反論もなく着てくれています。服の好みや自己主張が出始めるのは一体いつでしょうかね、当分先でいいんだけどね。

2019年11月14日木曜日

野菜味のクラフトビール@Brest

先日Brestの新名所Ateliers des Capucins(アトリエ・デ・カピュサン)に行ったら、おしゃれそうなクラフトビールのお店を見かけたので、入ってみました。

その名も"En Bières inconnues"。
(アン・ビエール・アンコニュ=未知のビールで)


地元の小規模製造者のビールを扱っているようですが、他の地域や海外のも仕入れているそうです。にしても最近のクラフトビールは、ラベルがおしゃれよねぇ…ジャケ買いしそうです、いや、しました(苦笑)

※スマホのスクショ画像です、あしからず。

こちらのお店は3種類のオリジナルビールを作っているそうで、店内に入ると左手に工房?があります。


Brest産クラフトビール3種のうち、気になる1本を買ってみました(写真左)。

凛々しい?険しい?表情を浮かべるムッシュのイラストが印象的なこちらですが、味の特徴を聞いたら試さずにはいられませんでした。だって、キュウリと生姜の風味だって言うんですよ、ビールなのに!

中身をグラスに注いだ写真は無いですが、飲んでみた感想は…うん、たしかにキュウリを感じます。とはいえ青臭ささはなく、スッキリ飲みやすい味です。生姜の香りはほとんどしませんでしたが、一口飲んで「ん?」と思ったらまたもう一口飲みたくなる、虜になってしまう味です。オススメ(o^^o)

ちなみに、真ん中のビールはアルコール度数が3%台で、お酒が弱い自分用に選んだモノです。桜の花のようなイラストにも惹かれ、さっぱりと良い香りがするのかなーなんて期待しましたが、予想に反しとっても苦かったです(涙)バンちゃん用に買った右のビールはまあまあ美味しかったそうですが、あまり特徴がなかったみたい?ジャケ買いはあてになりませんね、お店の人にお勧めを聞けば良かった〜

ビール好きの方、Brestに来る機会があればぜひカピュサンのアトリエで「Brest産のクラフトビール」を味見してみてくださいね。冷やして売られているものもあります。


En bières inconnues
Ateliers des Capucins (1階 / rez-de-chaussée)
Brest 29200
月曜定休

2019年11月10日日曜日

万能の積み木KAPLA

KAPLA(カプラ)をご存知ですか?っていう出だしにしようと思ったら、日本でも流行っているみたいですね(苦笑)

カプラとは1986年にフランスで生まれた積み木ですが、なんともシンプルです。形はひとつだけで、かまぼこ板を縦半分に割ったような長方形の木切れですが、計算し尽くされた理想のサイズなんだとか。

この木切れを果てしなく並べてずらして積み上げて、様々なものが作れます。ドミノからエッフェル塔まで!まさに可能性は無限大なので、子供はもちろん大人も楽しめる優れモノです。ネット情報によると、3歳〜103歳(!)に親しまれているそうです。

ユーゴは今年の誕生日に200個入りの箱を2つプレゼントしてもらい、毎日カプラを積み上げてカスタマイズして崩して…ハマっております。

まだまだバンちゃんパパのヘルプが必要ですが、少しずつ一人でも作れるようになってきています。写真のカプラの箱、デザインが時代を感じさせるなかなかの渋さです笑

こちらは自信作の、タワーブリッジもどき。

接着剤でくっつけているわけではなく、同じ形の木切れをただ積み上げているだけなのに、なんでこんな橋ができてしまうんだろう?少しずつずらして重さのバランスを確かめながらの緻密な作業なんでしょうか。これをササッとできてしまうバンちゃん、我が夫ながらすごいわ…立体感覚が乏しい私には無理〜

ただの木切れに見えてかなりのこだわりが詰まっているので、実はお値段があまり可愛くなのが玉に瑕ですが、時代や世代を超えて長く遊ぶことができるカプラ、おすすめです。一家に1箱?いや、大物を作るには3箱(600個!)は必要かも。

気になる方は公式HPをチェックしてみてくださいね。

2019年11月7日木曜日

癒しの薪ストーブ

最近とても仕事が忙しく、分刻みで作業していたら一日があっという間に過ぎます。

「仕事に追われる」とはまさにこのことで、あーお昼ごはん食べなきゃ、あーユーゴのお迎え行かなきゃ、と毎日アタフタしています。

長時間のデスクワークなので、作業に没頭していると手足が冷えてしまいます。おまけに最近は天気が悪くて凍えるように冷たい雨が降るので、一日の終わりには体が冷えきっているのを感じます。冷えは女性の大敵なのにね…

なので、最近はバンちゃんの帰宅後に薪ストーブを焚いてもらうのが待ち遠しい楽しみであり、癒しです。メラメラと揺れ動くオレンジの炎、いつまでも眺めていられます。

とはいえこの距離にいるとけっこう熱いので、長居はできないけどね(苦笑)薪ストーブが家の中をじんわり温めてくれるおかげで、手足の冷えが取れて寝つきが良くなっている気がします。

バンちゃんたっての希望で設置した薪ストーブ。費用も手間もかかるので最初は反対というか、必要ないでしょと思っていたのですが、今は大満足です(o^^o)

ちなみに、薪ストーブはフランス語で"un poêle"(ポワル)という男性名詞ですが、まったく同じ綴りと発音で女性名詞の"une poêle"は「フライパン」を指します。ややこし…

2019年11月1日金曜日

暫定一位のタルトシトロン

近所にある「青いパン屋」こと"La Maison du Boulanger"(パン職人の家)。パンはもちろんパティスリーのレベルも非常に高いことで地元ではちょっとした有名店です。

先日ここのタルトシトロン(Tarte au citron = レモンクリームのタルト)を味見したら、あまりに美味しくて久々に「うーん」と(目を閉じて)唸ってしまいました。渡仏当初からタルトシトロンは大好物で、これまで幾つも食べ比べてきましたが、ぶっちぎりで暫定フランス一位、いや世界一位はこれです!


なんともシンプルな、タルトシトロン・ムランゲ(meringuée = イタリアンメレンゲつき)です。メレンゲのフォルムは「ちびまる子ちゃん」の永沢くんを思わせますが…こんな綺麗にメレンゲを絞り出せるあたり、かなりの技術かと。

さて、タルトの中はどうなっているかと言いますと…

断面が汚くてスミマセン。下からサブレ生地、レモンクリーム、そしてクリームの上にある丸いものは?なんと、レモンのジュレなんです!こんなの初めて見たので、食べる前からテンション急上昇。

お味のほうは…もうね、勝手に「うーん」と声が漏れてしまう美味しさです。メレンゲはしっとり滑らかで甘すぎず、ジュレはレモンの酸味と風味が爽やかで、レモンクリームとの相性抜群です。サブレ生地もサクサクなのに固すぎず、まさにパーフェクト。

たった一口で虜になってしまい、2日後にまた買いに行きました笑 これからは見かける度に注文すること間違いなしです。ふだんタルトシトロンはあまり好きではなく、味見するとしても一口が限度なバンちゃんにとってもこれは別モノだそうで、1個ペロリと食べちゃいます。もちろん「うーん」と言いながらね笑

タルトシトロンに目がない方はぜひ一度お試しあれ。フランスの端っこまで遥々来なければいけませんが、それだけの価値はあります。他にも「唯一無二のアーモンドクロワッサン」やエクレアなど、おいしい強者揃いです(o^^o)

Maison du Boulanger
3 Rue des Marchands
29870 Lannilis
02 98 04 48 05
木曜定休

2019年10月27日日曜日

モノより経験

年を重ねるごとに感じるのは「物欲<経験欲」だなぁということです。お金はモノよりも経験に使いたいという気持ちが増しています。

若い頃は逆でした。憧れのあのブランドのあれが欲しいと思って、お小遣いをコツコツ貯めたりアルバイトしたり。手に入れたいものは明らかにモノでした。

中学生の頃は(なぜか)Agnès b.
高校生の時は HYSTERIC GLAMOUR
大学生になったら Tiffany&Co.
留学後は Il BISONTE

他にもいろいろありますが、印象に残っているものを思い出すまま書き並べてみると、テイストがあまりにも違いすぎる(苦笑)その時々に憧れたモノを手に入れたくて、節約したり働いたり。

でもこの歳になってくると、モノの好き嫌いはだいぶハッキリしているので、無理に好みを変えたいとは思わないし、気に入っているものは長く使うので、モノを買う機会というのはだんだん減ってきます。

その代わりにたった一度の人生、あそこに行ってみたい、あの人に会ってみたい、あれを食べてみたいという経験欲が増して、以前より思い切りとフットワークが軽くなっているかもしれません笑

最近思い切ったのは、10月24日〜2月24日までパリのルーヴル美術館で開催されている特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ」(Léonard De Vinci)。仕事で関連記事の編集をしていたら「行きたい欲」が抑えられなくなり、編集後に即予約チケット購入!


もともと年末にパリ行きを決めていたので、その日に運良く入場チケットが買えたらいいなーという軽い気持ちで覗いたら、空きはあれど希望の時間はあれよあれよという間に完売となり、帰りのTGVに間に合うギリギリの時間をなんとか抑えました(^^;; 世界中から注目を集めている特別展だけに、競争率の高さをリアルタイムで感じました…

同じ日にはもうひとつ、人生で一度は経験してみたいことを予約しております♩こちらは経験後にBlogでお知らせしますので、どうぞお楽しみに…って、この地味Blogを楽しみにしてくださっている方なぞ果たしているのやら?まあ日記がてら(変動の激しい)マイペースで綴っております。

まだ2ヶ月もありますが、予定されている2つの新しい経験、今から楽しみすぎます(o^^o)万全の体調で行けるよう、免疫を上げて風邪予防しっかり頑張らねば。

2019年10月24日木曜日

モダンなKig-ha-farz@"A l'Aise Breizh Café"

前回の記事で、北フィニステールの郷土料理"Kig-ha-farz"(キカファルス)について書きました。ポトフに似た家庭料理で、スープと一緒に煮込んで作る蕎麦粉の「そぼろ」(farz)が特徴です。

Wikipediaの画像(のキャプチャ)はこんな感じ。いかにも家庭料理っぽでしょ。

かつては農業に従事している人が今よりも多かったので、農作業をしている間にコトコト長時間煮込めるキカファルスのような料理は便利だったんでしょうね。大量に作れば2〜3日は食べられそうだし。

でも、けっして見栄えが良いとは言えない素朴なキカファルスですが、このBlogにも何度か登場しているBrestの"A l'Aise Breizh Café"(アレーズ・ブレイズ・カフェ)のそれはなかなかモダンでヘルシーです♩

※過去記事はこちらより。

Moulin Blanc(ムーラン・ブラン)のヨットハーバーに面したお店は広々として寛げる雰囲気。ガラス窓の向こうにはテラス席もたくさんあります。


こちらです、モダンなキカファルス!

ココット型の容れ物に入っているからモダン?いやいや、お肉やお野菜は「あえて若干の歯ごたえを残した」火の通り具合になっていて、柔らかーく似てあるオーソドックスなキカファルスよりヘルシー感があります。スープもさっぱり。

別の器で提供される蕎麦粉のファルスも、玉ねぎをバターでじっくり柔らかく似たソース"Lipig"(リピッグ)も香ばしいし、見た目も味も今時のカジュアルなレストラン仕様になっております♩

この量をランチタイムで全部食べ切っても不思議とお腹いっぱいになりすぎず、デザートもイケました笑 キカファルスは一般に大量で胃にどっかり来るイメージなので、これぐらいの量が本当はありがたいですよね。特にデザートまで楽しみたい人にとっては。

A l'Aise Breizh Caféでは他にも今風にアレンジ(または盛り付け)されたブルターニュの郷土料理が味わえ、地元の素材を使ったバーガーなどもあります。広いので予約なしでも入れて駐車場も大きいので、家族連れや遠方から来る方にもオススメです。


A l'Aise Breizh Café
Port de plaisance du Moulin Blanc 29200 Brest
02 98 42 49 21