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2022年3月29日火曜日

紛らわしい体調不良

3週間も空いてしまいました…
というのも体調が悪かったのです、絶妙に。

息子のユーゴがコロナ陽性とわかって2日後くらいに、喉にイガイガを感じて「これはついに私も!」と思い初の簡易テストを試すも、陰性。

じゃあただの風邪かな、一週間もあれば治るかな〜とのんびり構えていたら、そこまで酷くないにもかかわらず「絶妙に不快な」喉の痛みや咳がダラダラと続き、10日、2週間…

こんなに長引くのはさすがにおかしいと思って再度簡易テストを試すも、陰性。絶妙に辛いのにどうして陰性?なんのウイルスにかかった?コロナ陽性のほうがまだ原因がわかってすっきりするのに〜と、1本しか出ないテストの線を恨めしく睨んでしまうほど(T_T)

コロナ陽性のユーゴは関節の痛みと発熱に多少苦しんだものの、丸2日でケロっと治ってしまっただけに、ただの風邪ウイルスに3週間近くもダラダラと苦しめられるなんて理不尽に思えて仕方がないのでした。

マスクや消毒といった感染予防対策をすり抜けられたウイルスというわけだから、よっぽど厄介でしつこい奴をもらってしまったということでしょうか。

ともあれオミクロンに罹ったユーゴと至近距離で接してしまったにもかかわらず、私もバンちゃんも結局ずっと陰性だったので、3回のワクチン摂取は予防の面でも効果があったらしい?今回の苦しみから得た唯一の収穫はそれだったかもしれないですね。

やっと元の体調に戻りつつあるので、この3週間に撮りためた写真を少しずつブログにアップできればなぁと思います。

2022年1月1日土曜日

明けました2022

Bonne année à toutes et à tous !



















明けましておめでとうございます☆
今年もどうぞよろしくお願いします。

大晦日は家族3人まったり家で過ごしましたが、いつも以上にやる気がなく、特別感があるディナーも年越し蕎麦もない「ふつう+α」な過ごし方でした。唯一年越し感を味わえたのは、日本の家族にLINEコールして両親や妹夫婦、かわいい姪っ子ちゃんたちの顔を見て話ができたことです。家族みんなが元気に新年を迎えられる、それだけでも嬉しいものですね。

2021年の大晦日ディナーはこちら。


ここ数ヶ月ハマってしょっちゅう作っているチャーシュー(と煮卵)丼です笑 ブルターニュは養豚がさかんなせいか、スーパーで肩ローストの塊肉がけっこうな頻度で安売りされているんですよねぇ。

これまでいろいろなレシピを試しましたが、1時間煮るだけという一番シンプルな「大勝軒のチャーシューレシピ」に落ち着きました。煮込み終わってすぐに食べるのではなく、冷蔵庫で一晩寝かせて冷やし固めたものを薄くスライスして熱々のごはんに乗せると、トロトロしっとりでより美味しく食べられます♩半熟ゆで卵をチャーシューの煮汁に浸けておくと煮卵ができるし、煮汁を温めて水溶き片栗粉でとろみをつければチャーシュー丼のタレに早変わり、なんとも優れモノです。

ちなみに、大晦日と元旦の午後は天気がいまいちだったので、家族3人でファミリー映画を観て過ごしました。何をチョイスしたかというと、

Maman, j'ai raté l'avion !
(ママン、飛行機に乗り遅れちゃったよ!)

これはフランス語のタイトルですが、原題は

Home Alone(ホームアローン)です笑

私たちの世代はもう何度も観ていますが、ユーゴは知らなかったのと、主人公のケヴィンがちょうどユーゴと同じくらいの歳なので面白いかな〜と。マコーレー・カルキン君は今や私と同じ歳のアラフォーなんですけどね(苦笑)ホームアローン時のマコーレーくん、久しぶりに見たけれど愛嬌たっぷりでなんてかわいいの…

薪ストーブに火を入れ、ワイン片手にフォアグラのカナッペをつまみながら、ぬくぬくのんびりホームアローン1&2を楽しんだ2日間でした。ユーゴはドジな泥棒2人組がケヴィンの仕掛けに次々と引っかかる様を見て大笑いしてました(^^;


さて、新学期と仕事始めはともに1月3日(月)からですが、待ち構えている仕事の多さに早くも気分が沈みがちです。一人で抱え込みすぎると焦りやストレスも募って心身ともに良くないし、家族にもつらくあたってしまいかねません。時間で区切ってスパっと切り上げるなり、手伝ってもらえそうな仕事はヘルプを頼むなりして、

自分を追い込まない

長期的かつ前向きに続けられる働き方を心がけようと思います。好きな仕事をずっと好きでい続けるためにも…新年の抱負としてはちょっと逃げ腰な感じですが、もっと自分や家族を労わる1年にしたいと思う2022年の初日です。

皆さんにとって健やかで笑顔あふれる1年となりますように(o^^o)

2021年9月27日月曜日

続・鼻づまりの誕生日

今年もまたひとつ、大人の階段を上りました(使い方を間違っているような?)。

毎年作っている誕生日のコラージュ写真、2021年はこんな感じです。現実を忠実に描く我が息子のユーゴ、年齢をしっかり書いてくれちゃっています(苦笑)


思い返せば去年は節目の誕生日だったので豪華にお祝いしようと、☆2つのレストランを予約していたのに、季節の変わり目にひいた風邪が悪化して2016年以来まさかの副鼻腔炎に発展(涙)泣く泣く予約を2週間後にずらし、鼻づまりとともに誕生日当日を迎えたのでした。

その時の記事はこちらより。

あれから1年後の今回。ワクチンパスポートも入手したし、久しぶりにレストランでのお祝いを期待していたのも虚しく、もれなく季節の変わり目に学校で流行る風邪ウイルスをユーゴにもらってしまい、鼻水とくしゃみが笑えるほど止まらず外食なんてもってのほか。泣く泣く今年も諦めることとなりました…

思えば今年も去年も2019年も、その前も、9月は誕生月だというのにしょっちゅう風邪で苦しんだ記憶があります。いやぁ季節の変わり目おそるべし、そして私の免疫の低さが恨めしいです(バンちゃんはユーゴと私を尻目にいつもピンピンしているので)。

幸い今年の風邪は副鼻腔炎になる前に治ってくれたのでホッとしていますが、とにかくあの生き地獄を再び味わうことだけは避けたいので、海水の鼻スプレーと鼻詰まりを解消するスプレー薬を使いまくり、鼻の奥が詰まって膿まないように必死で戦いました。今回の死闘?で、どうやったら副鼻腔炎に至らないかちょっとわかった気がします。次回も絶対負けないぞ、いや、そもそも風邪をひかない体を作りたい…けれど難しいのでしょうか。

9月にひいてしまう風邪についての恨みつらみを長々と書いてしまいましたが、なんだかんだで今年の誕生日当日はだいぶ回復していたので、日曜日だったこともありのんびりと家で満喫できたのは良かったです。

コラージュ写真左上のパンと右下のケーキは、「青いパン屋」こと La Maison du Boulangerのもの。朝ごはんに美味しいパン、夕飯のデザートに美味しいバースデーケーキ(バニラ&チョコレートムースの Saint-Marcという名前)に舌鼓を打って満足×2。

写真左下のブーケは、仕事でお世話になっているフランス語学校の社長Kさんが届けてくださいました。毎年のように素敵なお花で気持ちを華やかにしてくれるだけでなく、お花も好きだけど団子も好きなことが見抜かれているのか、ブーケとは別にギフトカードも送っていただき…細やかな気配りに感謝しきりです。

そして写真右上のイラストは、毎年恒例になりつつあるユーゴからのプレゼント。ママの絵を描いて〜というリクエストはガン無視で、「コンパスで rosace(ロザス=円花飾り、バラ窓)描くから、いいね?花びら6枚だから、好きな色6つ言って。」とのお達しが。というのも最近学校でコンパスの使い方を習ったので、習得したスキルを披露したかったのでしょう…

コンパスの花を支えるのは三段のバースデーケーキですが、ここには「ユーゴ的旬なもの」が描かれております。

下の段:BTS(去年のDynamiteで母ちゃんもふくめ世界的な人気を獲得)
中の段:ドラゴンボール(今夏漫画を読破したのでユーゴ的には今が旬)
上の段:Happy Birthday ! (一番旬なはずなのに扱いが小さい)

…という解説なしでは不可解すぎるイラストではありますが、こだわりがいっぱい詰まったママへのプレゼントイラスト、毎年どうもありがとうございます。写真にしっかり撮ってブログやFBにも記録を残して、大事に見返すからね〜♩

久々に長くなりましたが最後に、バンちゃんから(珍しく)サプライズプレゼントをいただきました。「ぜったい役に立つものだ」と豪語されたのがこちら、

Appleのコードレスイヤフォン(名前なんだっけ?)


おお、私がこれを手にする日が来るとは、、、というのも誰かが「遠くからだと綿棒が耳から出ているように見える」と言っていて、プッと吹き出してしまったことがあり、以来私の中でこれは「綿棒の切れ端」だったのです。

ところがだいぶ前から愛用しているバンちゃんいわく、ここ数ヶ月くらいの私の珍行動を観察したうえで、私こそこれを使うべきと確信したのだそう。なんでも私はキッチンで料理をする時におんぼろのMacBookAirでYouTubeの動画を見ながら切ったり焼いたりするのですが、これまで昔ながらのコードつきイヤフォンを繋いでいたものだから、コードの長さを超える距離にある調理器具だの食器だのを取り出す時、イヤフォンが耳から取れないように腕をうんと伸ばしたり体を曲げたりして、はたから見たらとんでもなく変な格好になっていたらしいのです。わかってはいたけどね、見逃してよね…

そこでキッチンでちょろちょろ動き回りつつ料理しながらでも快適に動画や音楽を楽しめるように、何より嫁がキッチンで変な体の伸ばし方をしないように、バンちゃんがこのコードレスイヤフォンをプレゼントしてくれたというわけです。

さっそく昨日使ってみたら、まあなんと便利!いちいち動画を一時停止しなくてよくなったし、音質もコード付きより明瞭で綺麗に聞こえます。ベースラインがあると知らなかった曲もあったりして笑 バンちゃんありがとう、大事に大事に使わせてもらいます。

というわけで長くなりすぎましたが、体調はいまいちながらも良き誕生日でした。プレゼントしかりメッセージしかり、気にかけてくれる人たちの存在とありがたみを再確認できるのが誕生日ではないかと思ったりします。遠くにいてふだんは連絡を取らないけれど、誕生日には必ずメッセージを送り合う、そんな人たちをこれからも大事にしていきたいなと。

この一年も感謝の気持ちを忘れずに、毎日を丁寧に生きようと思います。

2021年3月17日水曜日

ついにコロナ感染者が… @フランスの端っこ

 最初のロックダウン開始からちょうど1年が経ち、これまでコロナ感染者が出たという話も噂程度にすぎずわりと平和だったフランスの端っこですが、ついに恐れていたメールがユーゴの小学校から届きました。

同じ敷地内にある幼稚園の教諭がコロナ陽性となり、園児の間でも次々に感染が広まっていると。しかも感染力が強いイギリス変異株だというのだからさあ大変。

校長先生の第一弾メールによると、「保健局からの正式な指示があるまで幼稚園は閉鎖」
「小学校については、幼稚園に通う妹や弟がいない児童は登校してもいい」とあったのですが、先週終わりにウイルスが小学校まで入り込んできた可能性は否めないので、週明けの月曜からユーゴを登校させるのは大いに不安がありました。

我が家は私もバンちゃんも完全テレワーカーで外出しないので、感染の危険がある場所はユーゴの小学校のみ。同じ敷地にある幼稚園で陽性者が出たとあっては、「登校させる=コロナがいるかもしれない場所に我が子を送り込む」ことになるわけで…

これまで1年間、ひたすら自粛を頑張ってコロナに罹らず生き延びて(?)きたのに、あと少しでワクチン摂取できるかもしれないのに、今さら感染したくない!というのが正直な気持ちです。日本帰省はおろかブルターニュからも出ずに1年耐えてきた努力はなんだったんだ、と(感染してしまったら)悔やんで落ち込んでしまいそう(T_T)

長い目で見れば「命>学業」は言うまでもないですが、それでも元気盛りの8歳男児を家に閉じ込めておくのはかわいそうに思えてしまうし、授業の遅れが出るのはやっぱりできるだけ避けたい。あれこれ対立する考えが頭の中をぐるぐる回り、親としてスパッと決断できずにいる悩ましい今日この頃です。

当のユーゴは学校に行きたがっているかといえば、そうでもないし(苦笑)仲良しのお友達は何人もいるけど、家にいられたら大好きなMinecraft(マインクラフト=ゲーム)で長く遊べるから学校行かなくてもいい〜♩という軽いノリなのです。母ちゃんは真面目に悩んでいるというのに、この子は、、、

そんなこんなでユーゴを危険地帯(?)に送り出す勇気がなく、月火は様子見で休ませ、水曜日はもともと学校がないので、毎日送られてくる校長先生からのメールを心待ちにして状況の推移を追っておりました。そして今、水曜日までに得られた情報をまとめますと、

「3月22日(月)に、希望する全児童に唾液検査を実施する」

「検査の申込み用紙の提出は18日(木)」

「濃厚接触者に該当しない児童は18日より登校可」

学校側も週末から水曜までの間に保健局と連携して対策を考えてくれたのだろうし、最後は信じて任せることにしようと決め、明日からユーゴを登校させます。

どうか小学校で感染が発生せず、このまま収束しますように。あとは祈るしかないですね、罹ってしまったらもう、運が悪かったということでしゃーない(^^;

2021年1月28日木曜日

まいあさ「ル・モンド」

年が明けてからというもの、
2021年の「抱負(les bonnes résolutions)」のメインとして、

「ル・モンド(Le Monde)」の記事を
毎朝必ずひとつ読む


























…ということを日課にしております。ル・モンド(Le Monde = 世界)とはフランスを代表する全国新聞で、フランスの新聞には何がある?と聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのがル・モンドではないでしょうか。

外国人フランス語学習者も、読解力の強化にはル・モンドの記事を読むのが一番良いとよく言われます。なぜって、日常生活ではあまり見かけない単語がバンバン使われていてボキャブラリーが鍛われるからです。

そう、今年の目標は
フランス語の語彙力アップ!

自ら新しい知識にふれていかないと、私のフランス語力はこれ以上飛躍的には伸びない気がします。ル・モンドの一面記事を読んで時事問題について話すために必要な単語と情報量を増やして、いざという時にスラスラ言いたいことが言えるようになりたい…!

毎朝ひとつ記事を読みながら、意味は推測できるけど正確な和訳や同義語を知りたいときは、単語や文を抜き出してGoogleドキュメントに書き溜めています。例えば、フランス滞在中にコロナウイルスに罹って入院したアイルランド人男性についての描写では、2つの短い文の中に3つも知らない単語があって焦りました。


Charles observe placidement les soignants qui s’affairent autour de lui.

Un peu engoncé dans sa blouse d’hôpital, cet Irlandais massif a ressenti les premiers symptômes il y a une dizaine de jours.

- placidement : calmement, paisiblement 穏やかに
- s’affairer : s’occuper activement 積極的に世話する、対応する

- engoncé : boudiné (serré dans un vêtement étroit) きつきつ、パンパン



あとは、もう何回も「inéluctable(避けられない)」という形容詞を見かけたのですが、「避けなれない」なら「inévitable」でいいじゃんと思ってしまう(苦笑)それでも、以前は知らなかった単語でも何度も目にしているうちに意味をおぼえてしまうものなので、これぞ求めていたトレーニング。ありがとうございます、ル・モンド様。


「まいあさル・モンド」を始めてまだ1ヶ月も経っていないですが、3日坊主はとうにクリアしているので、このまま3ヶ月、半年、1年と続けられたらいいなと思います。その頃にはコロナ関連の話題には詳しくなっているかも?


コロナ以外の明るいニュースがもっと増えてほしいものです(T_T)

2020年12月31日木曜日

2020年を振り返って

 今年も早いものであと一日。

2020年は東京オリンピックなど楽しいイベントがたくさんのはずだったのに、突如現れた新型コロナウイルスという目に見えない脅威にすべてが覆され、3月半ば以降は基本的に

籠城、自粛、confinement...

という状態で、自分自身や特にふだん生活を共にしている「家族」と向き合う時間が急に増えた一年でした。夫婦間では「コロナ離婚」という言葉もよく耳にしたものです。

我が家は3月17日以降夫のバンちゃんがずーーーーーっとテレワークとなり、オフィスに出勤したのはわずか一日。それ以外ずっと、我が夫婦は家の1階と2階に別れてそれぞれテレワークに勤しみ、昼食は一緒にとるという生活を送っています。

最初のほうこそ私は「あー今まで一人で気楽なお昼だったのに、毎日2人ぶん作らなきゃいけないなんて面倒」とボヤき、そのうち食事作りが増えたストレスで自爆するんじゃないかと思っていました…が、意外にそんなこともなく。

理由としては、バンちゃんが運動もかねてほぼ毎日「青いパン屋」に足を運んで焼きたての美味しいバゲットを買いに行ってくれたので、多少なりとも感謝の気持ちが芽生えたから、、、?あとはまあ、忙しい平日の昼に一から料理をせずに済むよう、前日の夕飯を多めに作っておくなどの工夫にも慣れてきたからでしょうか。

食事作り以外のところでは、小学校の休校中、ユーゴの宿題をほぼ全部バンちゃんパパが見てくれたので、私は一人2階で仕事に集中することができてありがたかったというのもあります。そういうわけで、夫婦間で自然に家事育児の分業が行われ、どちらか一方のストレスが過度に溜まるということがなかったため、特に喧嘩もせず今日までうまく「共生」できています笑


それから仕事についてこの一年を振り返ると、年明けから10月いっぱいまでは「マンネリ」のようなものを感じていました。毎日それなりに忙しいしやるべきことも多いですが、1ヶ月スパンでだいたい同じような業務を繰り返して特に新しいこともなく、このまま一年終わってしまうのかな、と。特に、今年はコロナ禍で通訳の仕事がすべてキャンセルになったので、家でのテレワークだけを行っていたのも原因の一つだと思います。毎日仕事ができるだけでもありがたい状況ではあったのですが…

ところが2020年も終わりに差しかかろうという11月以降、フランス語学校の社長Kさんのアイデアがあれよあれよという間に実現へと進み、その実行部隊に組み込まれてしまったことに加え、突如発生した「フランス人講師不足」という緊急事態から怒涛のリクルートラッシュに発展したため、12月はまさに「師走」の名にふさわしいドタバタの忙しさでした。そんな慌ただしい毎日を過ごす中、気づきや学びがあったとすれば、それは

自分の可能性や能力を広げたいなら、
まずは自分の殻を破ることから始めるべし


でしょうか。これまで自分にはできない、向いていない、と思えてやらなかったことに敢えて踏み出してみる。そうすることで、やってみたら意外に面白い、自分に合っている、新しいことができそうだ、というワクワクした気持ちを一年の終盤に味わえた気がします。何事も成長を目指すのであれば、自分に「少しの無理」という負荷をかけないと、ですね。大幅な無理だと自分を壊すことになりかねないので、「少し」がポイントです。

そんなこんなで長くなりましたが、2021年は何かと新しい広がりが生まれそうな予感で、コロナの収束も(さすがに)期待できるし、今から楽しみにしています。来年のなるべく早いうちに安心して日本に行ける日が戻ることを願いつつ…

皆さま良いお年を(o^^o)

暮れゆく2020年をイメージした、夕日の写真にて。

2020年10月27日火曜日

梨泰院クラスに夫婦でハマる

 あちこちで耳にしていた「梨泰院(イテウォン)クラス」。ようやく観始めたらあまりの面白さにどハマりしてしまい、バンちゃんにもどうしても観てほしくてしつこく口説いて口説き落としたら…

バンちゃんもハマりました笑 イテウォンの魅力はアジアを超える!


なんでも「復讐モノ」は大好きだそうで…そうなの?(怖っ)。とにかくイテウォンに取り憑かれたバンちゃん、平日の夜に3話観てしまうこともあって、その時期は寝不足でだいぶお疲れでした苦笑

私は最初一人で日本語字幕版を観て、バンちゃんの付き添い(?)ではフランス語字幕で観たのですが、個人的には日本語字幕のほうがしっくりきました。お隣の国ということもあって、東アジア特有の文化や人間関係の繊細な部分をちゃんと表せていたかなと。

例えば、日本では「店長と従業員」という関係ならたとえ二人の年齢が近くても、従業員は店長に敬語で接しますよね。なのでイテウォンクラスの日本語字幕では、従業員のセリフは全員店長である主人公のセロイに対して敬語で訳されていました。

セロイは居酒屋の店長さんです♩

ところがフランスでは、一緒に仕事をする間柄であれば上司部下に関係なく「Tutoiement」(フランクな話し方、タメ口)でコミュニケーションを行うので、イテウォンクラスのフランス語字幕でも従業員のセリフはセロイに対して「tu(君)」が使われていました。

今ではその仕事における「フランス流距離の近さ」にだいぶ慣れましたが、それでも上下関係を重んじるアジア人同士の会話を同じトーンで訳されると、日本人としてはちょっと違和感をおぼえました。もっとも韓国語は全然わからないので、もし従業員の韓国語のセリフがフランクだったら、私の感想は的外れも甚だしいんですけど(^^;;


そしてこれは西欧と東アジアの決定的な文化の違いですが、男の人が女の人の頭に優しく手を置く「頭ポンポン」。そのシーンがいくつかあるのでバンちゃんに、

日本女子は(好きな人に)これをされると嬉しいんだよ〜
と言ったら、

え、そうなの?
と訝しげな反応でした。

なんでもバンちゃんにとってその行為は「犬扱い」、つまり相手を下に見て従わせようとする態度の表れだとか。そういえばフランスでは見たことがないし、私もバンちゃんに頭を撫でられた経験は一度もないかも…?誇り高いフランス人女性に頭ポンポンは絶対NGですね(^^;;

まあ細かいことはさておき、どちらの字幕で観てもイテウォンクラスの面白さは変わりません笑 Netflixに加入している方は視聴できる今のうちにぜひぜひ。

2020年7月31日金曜日

書くことがない、ことを書く

夏のバカンス時期も早いもので折り返し地点です。

コロナ第一波の時は感染者数が少なく医療体制にも余裕があったフランスの端っこですが、7月以降は国内外からたくさんの人がバカンスを過ごしに来ている関係で、感染第二 波の今、実効再生産数はなんとフランス一位(T_T)

ロックダウンが再度発令されているわけではないので、マスクをちゃんとつけていれば外出は問題なくできるのですが(今のところ)、やっぱりこの状況だと「不要不急」のお出かけはしないほうがいい気がして引きこもりがちです。

夏のソルド(soldes)でBrest
→ネット参戦できるので不要不急。

伸び放題の髪を切りに美容室
→結べば目立たないので不要不急。

レストランで外食
→今は感染リスクが高そうなので不要不急。

という具合に不要不急を避けてひっそり暮らしているわけですが、こうやって書き出してみると不要不急なことって「楽しいこと」や「ウキウキすること」が多いよね…そんな毎日なので、正直、

ブログに書くことがないのです(苦笑)
フランス語でも言っちゃいます、

Je n'ai rien à poster sur mon blog !!

それでもつい半月ほどまではあれこれ思いついて更新していたのですが、最近は何も浮かんでこなくて。3月から続くモノトーンな「籠城→自主籠城」生活にいい加減嫌気がさしているのかもしれません。かといってそこらの若者のように反動ではっちゃけたいわけでもないので、平日はただ黙々と働いています。

気分を変えるにはとにかく、ふだん生活している「家」を出て数日間でも「非日常」に身を置く必要があるので、あと一週間後に取ることにした一週間の夏休みが待ち遠しい今日この頃。義両親の家@Loctudyを拠点とし、近場で穴場の絶景スポットを探して巡りたいと思います。Go To 自然で、三密は避ける方向で笑

まずは海を眺めてぼーっとしたい…


あと一週間、がんばります。

2020年7月14日火曜日

怪しいお散歩ルック

7月も半ばになり、フランスの端っこは日に日に夏のバカンス色が強くなってきております。県外ナンバーの車が増え、青いパン屋に並ぶ行列がお店の外にまで伸び、ふだんは余裕で停められる海沿いの駐車場が満車に…

私たちはどこにも動いていないのに、周りはこの変化。毎年夏になると、自分たちはパリジャンにとってのいわゆる「避暑地」に暮らしているんだなと実感します。とはいえこちらは南仏のような混雑ぶりではないので、"vacanciers"(ヴァカンスィエ=バカンスを過ごしに来る人たち)が押し寄せて迷惑だ、なんてことは今のところまったくないです。

悲しいかな、今年の夏はコロナ禍で日本に帰れなくなり、フランス国内で遠出なんぞ考えていましたが、感染者数がまた増加傾向にあるためどうも踏み出す勇気が出ません。じゃあブルターニュ圏内?いや、フィニステール県内?いやいや、わざわざ遠くに行かなくても、家の近くをちょっと探すだけでバカンス気分を味わえるスポットはいろいろあるじゃない?と行動範囲を狭めつつ自分を慰めている今日この頃。

現に、数ヶ月前から腰の筋肉を鍛えるためにウォーキングに勤しんでいるバンちゃんは、近所のハイキングコースをいろいろ探して眺めの良いコースを続々と発掘しております。つい先日も2箇所案内してくれて、写真に収めたい景色にたくさん出会えました!…が、スマホを持って行かなかったので思い出を持ち帰れず、残念。次回は必ず。

代わりにと言ってはなんですが、ユーゴのお散歩ルックをご覧にいれましょう笑

ちびっこスパイさながらの怪しさです、夏なのに厚着だし。サングラスはパパの強い要望で必須アイテム。目の色が薄い西洋人は太陽の光に弱いため、大人も子供もサングラスの装着率が高いです。直射日光は目に毒なのだそう。左様でございますか…

上に着ているブルゾンですが、袖はコットン素材なので見た目より涼しいです。胴の部分には星の刺繍が施してあり、左袖には星条旗(アメリカーン♩)。かれこれ3年前、東京ディズニーランドのウエスタンショップで一目惚れ購入し、当時はぶっかぶかだったのですが、ようやくまともに着られるまでに成長しました。

今年の10月で8歳を迎えるユーゴ、月日の流れは早いものです。そして私はついに…

2020年7月9日木曜日

噂のあのマスク

数ヶ月ぶりに、日本から小包が届きました!母上さま、いつも感謝しております(o^^o)

頼んでおいたものの他に、不織布マスク、布マスク、あれこれ送ってくれたのですが、こっそり紛れ込んでいたのは、あの噂の…

アベノマスク!

まさか実物を手にする日が来るとは。パッと見ただけで評判通りに小さいとわかります。想像していたより実物のほうがもっと小さいかも?

フランスの薬局で買ったマスクと比べてみましたが、アベノマスクは明らかに横幅が短いし、折り目がないので鼻から顎までをカバーできないもよう。


小さいのでユーゴにちょうど良いかもと思った母が「親切で」(?)送ってくれたらしいのですが、手に取ってみるとかなり分厚いので、子供にはちょっと息苦しそうです。

さて、どうしましょうアベノマスク。2枚あるので、試しに1枚洗ってみようかな。どれくらい縮むのか気になるし、って使うためではなくて?笑

2020年7月7日火曜日

思い出の、黒と赤のSL

7月3日から4日にかけて九州南部に降った記録的な大雨は、父の実家がある人吉球磨地方を流れる一級河川の球磨川(くまがわ)を氾濫させ、人吉市の広範囲が泥水にのまれてしまいました。

幸い父の実家はもっと内陸の川から離れた町にあるので浸水被害は免れましたが、人吉市は子どもの頃から幾度となく、お盆やお正月休みを過ごしに行って慣れ親しんでいる場所です。フランスに移住した後も、日本帰省の度にバンちゃんやユーゴを連れて訪れたことがあります。

特にユーゴが喜んだのは、4年前の2016年4月(熊本地震の3日前!)に見に行った、人吉駅のSL機関車です。ばりばりの現役です!


駅のすぐ近くには「mozocaステーション868」という小さなミュージアムがあるのですが、そこにある可愛らしい赤いミニSLもユーゴはいたく気に入りました。

「MOZOCA」というのは、球磨地方の方言で「小さい、かわいい」という意味です。父方の祖母がよく、赤ちゃんや動物を見ながら嬉しそうに「もぞか〜♡」と言っていたのを思い出します。

ミュージアムの中はとてもおしゃれで、鉄道模型の展示や木のボールプールもあり、ちびっこにはたまらない空間となっております。


さて先ほどの赤いミニSL は人が乗れるのですが、ミュージアムの中を出発して建物の外へ出て、黒いSLが走る線路と平行に敷いてあるレールを進みます。


そのため、運が良ければこの赤いミニSLに乗って、人吉駅を出発する黒いSLと「並走」することができるのです!訪れた日はなんとそのチャンスを得たので、ユーゴと2人で赤SLにまたがり、煙をもくもく吐きながら進む黒SLを愛でつつ一緒に走ることができました。ああ、なんて良い思い出…


そんな「勇ましい黒」と「もぞらしい赤」のSLが、当分のあいだ一緒に走ることができないなんて。黒は浸水を免れたらしいですが、赤は建物の1階にあるので、おそらく濁流に飲み込まれてしまったと思います。地元の人たちのショックと悲しみを思うと言葉になりません。

今後もまだ大雨に警戒しなければならないようなので、一日も早い復興を…などと願うことすら時期尚早ですが、どうかこれ以上被害が拡大しませんよう。遠いフランスの端っこから祈ることしかできませんが、亡くなられた方や被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

2020年6月30日火曜日

教えることは、学ぶこと

早いもので、フランスの学校は7月3日で今年度が終わります。夏休みの短縮を決定した日本と違い、何があろうと夏のバカンスは死守のフランスです笑

コロナ禍で3ヶ月近くまともに授業ができなかったとはいえ、年度末はがっつり新しいことを学習するより、例年通りゆるーい復習やレクリエーション的なものが行われているようです。先日は校庭でフラッシュモブをやったとか?

さてそんなゆるーい年度末、ユーゴの小学校では外国語にふれあう週間らしきものがありまして、日本人の私にも依頼が来ます。2年前に初めてお手伝いした時同様、絵本を日本語に訳してアルファベットの読み仮名を添え、さらに音読したものをボイスメモに録音し、担当の先生に翻訳と音声ファイルを提出するというもの。

※2年前のボランティアについてはこちらをクリック。 

今年の絵本は"Ours brun, ours brun, dis-moi ce que tu vois ?"
(茶色のクマさん、なにが見える?)


今年はコロナ禍のこともあり、2年前のように学校に出向いて絵本の読み上げを行ってくださいとは頼まれませんでした。ホッと胸をなでおろした反面、誰がどうやって子供たちに紹介するんだろうと思っていたら、なんと、

ユーゴが担当したらしいのです!


えええ、ユーゴが、人前で、日本語について解説!?!?去年の夏、日本の小学校に通って以来、ぱったり日本語の勉強をサボっていて平仮名もだいぶ忘れたはずなのに…

ところが先生の話によると、音声ファイル(私の声)から聞こえてきた単語の意味を解説し、自分の名前を平仮名で「ゆうご」とホワイトボードに書き、さらには

「こ」(ko)と「ご」(go)の違い

まで説明したというのだからびっくり仰天。幼稚園の1年目は、最初の半年間ひとことも口をきかずに先生たちを困らせていたのに…4年足らずで心身ともに大きく成長したのね、としみじみ。さらにはつい先日、晩ごはんの最中に突然、

「ママ、日本語のことば10個ぐらいのリストを作って。クラスで僕が教えることになったから。横にはフランス語の意味も書いてね。」

という指示が。は?何をいきなり。だいたいそんなもんは自分で作らんかーいと思いつつ、学校で使えそうな単語や挨拶を15 個ぐらい平仮名で紙に書いて渡しました。するとさっそく翌日に披露する機会があったらしく、

「みんな小さい【っ】の発音に苦戦してた」(例)がっこう)だの、
「平仮名の書き方を教えてあげた」だの、
「漢字についても話した」だの、

すまし顔で言うものだから、頭の中はもう「?」だらけ。普段ほとんど日本語で話してくれないばかりか平仮名の読み書きもしないのに、教えたってどういうこと?

でも「人に教えることは良い勉強になる」のは確かで、オンラインフランス語学校の日本人講師の中にも「教えることで自分のフランス語もさらに上達する」と話していた人がいたのを思い出しました。

かく言う私も、今は講師管理やサポートの仕事に忙殺される毎日ですが、月に2回だけ生徒さんにグループレッスンを開講させてもらうことで、フランス語を教え学ぶことの面白さを再確認し、良い刺激をもらっています。

ユーゴもたぶん、学校の先生やお友達に「披露する場、教える機会」を得ることで、もっと日本語が上手になりたいと思うタイプの人間なのかもしれません。現にこの日以来、家での日本語発言が心なしか増えているような?

教えることは、学ぶこと。

2020年6月12日金曜日

我が家の蘭サマ開花中

太陽の光を求め、横へ横へと伸びていらっしゃる逞しい我が家の蘭サマ。前回の記事では蕾の写真を載せましたが、あれから1ヶ月…

どんどん開花しております。


横から見た図。

一度開花したらこの状態が3ヶ月ほど続くので、いやはやすごい生命力です。家の中に花が咲いていると、雰囲気がより明るくなって良いですね♩

それにしても、6月に入ってからというもの、仕事が妙に忙しいです。「人」にまつわるイレギュラーなトラブル対応にけっこうな時間と労力を奪われ…よくあることなんですけどね。外国語レッスンというサービスは「モノ」ではなくて「人」、様々な性格と考え方を持つ「人」が生み出すものだから…

オンラインでしか顔を合わせない人への思いやり、距離感の取り方、言葉の選び方など、いろいろと考えさせられる今日この頃です。

物言わぬ花のお世話はよっぽど楽よね、水をあげるだけでいいし…なんて蘭サマを見ながら思いつつ、やっぱり言葉を持つ人と付き合うほうが面白いかなぁ。その言葉が時に衝突の原因になるとしても(苦笑)

2020年5月23日土曜日

アフターコロナの人間関係

籠城生活を始めてから2ヶ月以上が経ちましたが、こちらの友人たちとはいっさいリアルで会っていません。

Brestから北へ30kmのところに住んでいるので距離的な問題が一番大きいですが、やはり今はまだ家族以外の人に会いに行くのは躊躇してしまいます。不要不急の再会は極力控えたほうがいいのかな、と。

有効な治療薬やワクチンができるまでは、以前のように何も気にせず人に会うことや人の集まる場所に行くことは難しいだろうから、アフターコロナの人間関係は少なからず変容を迫られそうです。対面で一緒の時間を過ごす機会が減る代わりに、別の方法で仲を深める必要が出てくるでしょう。

そこで真っ先に思い浮かぶのは「オンライン」でのコミュニケーションですが、これからは初対面から親友レベルの友情に発展するまでオンラインというケースが増えてくるかもしれませんね。リアルで会うのは年にほんの1〜2回だけで、あとの交流はオンラインが中心みたいな。

そんな関係は浅い、偽りだ!と思う人は多いでしょうけど、いやいやそんなことはないのですよ。なんせオンラインワーカー歴10年ですから、これまで仕事を通じてたくさんの人とオンラインで知り合いました。同僚のスタッフ、講師、外部のコンサルタントさん等、出身地も現住所も年齢もバックグラウンドも多種多様です。

特に仕事で絡む機会が多いと、 良い意味でも悪い意味でもお互いを深く知ることになるので、仕事の相性が良い人とはプライベートでも仲良くなりやすいです。仕事への責任感、作業のスピードやクオリティ、相手への気遣いや思いやりなど、細かいレベルで自分と価値観が似ている人とは仕事がしやすく、おのずと親近感が湧くものです。

それに、リモートとはいえ毎日チャットやコールでコミュニケーションを取り合っているので、いざリアルで会っても違和感や気まずさはゼロに近いです笑 いつも通りのテンションで話しながら、おいしいものを一緒に食べて飲んで、という対面ながらの楽しい時間を共有できます。ふだん会えないのが普通なので、またしばらくの間離れても寂しくないし、リアルで会えればラッキーで嬉しい、という良いことだらけです♩

コロナ禍のこともあって、今後はさらにこういう「メインはオンラインでたまにオフライン」な人間関係が増えていくんじゃないかなという気がしています。本当に会いたい人にだけ、リアルで会えばいいじゃなーい。

学校や職場の人間関係なんてまさにそう。必要な時だけオンラインで集まって知識や情報を共有して、あとは基本コールオフで顔を合わせない。「この人とは気が合いそうだな」と思ったら、個人的に連絡を取って仲良くなればいい。そうしたら、人間の集団から生じる特有のいがみ合いや嫉妬や、それこそ仲間はずれやいじめは減りそうな気がしません?そんな簡単なものでもないんだろうけど。

さ、次にこの景色を見せてあげられる人は誰なんだろう…
フランスの端っこでお待ちしてまーす(o^^o)

2020年5月21日木曜日

籠城が一番気楽じゃ

手ぶらで外へ出てもいいことにはなったのですが、どこへ行ってもあれこれ気をつけなければならず、ピリピリして気疲れします。

やれマスクだ、消毒ジェルだ、ソーシャルディスタンスだ、家から100km以内だ、なんだかんだ。やっと市民に開放された海も、泳ぐのと浜辺をお散歩するのはいいけど、ビーチで日光浴はダメとかなんとか。

そのうちカフェやレストランが再開しても、こんな具合に気をつけなきゃいけないことがいろいろありすぎて、おしゃべりや食事を楽しむことに集中できないんだろうな…行く意味あるのかなと正直思ってしまいます、もちろん飲食業界の復活は大事だけれど。

さっきバンちゃんがIKEAに注文していたものを受け取りに行って戻ってきましたが、帰り着くなりほっと一息ついていました。家の中にいる時が一番リラックスできて、コロナ禍にいることを忘れられる、と。わかる〜

「籠城生活=外出の自由を奪われてストレスが溜まるもの」と思われがちですが、今や外に出ている時こそ気が張って疲れてしまいます。籠城が一番気楽じゃ、と思う今日この頃です。

いつも同じ場所でブログ書いてます笑

インドア志向に拍車がかかりすぎて危険…?いやいや、こんな時だからこそ、各自一番リラックスできる環境に身を置くことが大事です。何がなんでも外がいい、という人もいるだろうし。

それでも、この2ヶ月間、完全に毎日自炊の食生活には飽きてきたなぁ…タイプーケットの海老のパッタイが恋しいです(T_T)

2020年5月13日水曜日

これからは自主籠城かな…

外出制限が解除となった5月11日、20時の全国ニュースではさっそく各地の映像が流れましたが…

パリのサンマルタン運河ではマスクなしの若者たちがビールやワイン片手に(密集気味で)飲み会に興じ、どこかのビーチではまだ立ち入り禁止にもかかわらずサーファーたちが無理やり海に入って警察のお世話になるなど、

フランス人の暴走っぷり

に唖然としたのでした(-。-; こういう人は少数だと思いたいですが、それでも案の定な光景にやれやれ。自由を尊ぶフランス人の動きを止めるにはやっぱり、高額な罰金つきの外出制限しかなかったのね…と納得しました。

子どもを持つ親の世代にも少ないながら無自覚な人がいるかもしれないこともあって、5月の学校再開からユーゴを登校させるのは正直不安だったのです。家で預かることに決めて正解だったな、と密かに思います。

これから新規感染者数が大きく増加するのかしないのか、しばらくフランス国内の動向から目が離せません。外出できるようになったとはいえむやみに出かけることはせず、粛々と「自主籠城」を続けてまいります。

さて12日の夕方、バンちゃんが久々に海を見に行きたいと言い出し、ユーゴをドライブに誘いました。喜んで乗ってくるかと思いきや、あっさり断られたそう(笑)パパの不在中にパパのパソコンでゲームをしたいのだとか。

8週間の籠城生活でユーゴのインドア度がさらに増してしまったのか…?土日は天気が良ければ外へ引っ張り出そうと思います、私も海が見たい!

2020年5月3日日曜日

悩ましい5月11日

5月に入ったので、いよいよ「あの時」が近づいているなという実感が湧いてきました。それは、5月11日からの段階的な外出制限解除と学校の再開。

学校再開のスタートを切るのは幼稚園と小学校。年齢の低い子供たちは学校が閉鎖されている限り親が自宅で世話をしなければならず、そのためにテレワークに切り替えたり仕事を休むことを余儀なくされ、親への負担が限界に近づいています。休職中の給与補償も6月1日が最終期限なのだとか。

また、休校中はオンライン授業などの導入も行われていましたが、インターネット環境が整っていない家庭もあることから、学力の開きが出てしまうことも懸念されます。さらに、長引く外出制限で家庭内暴力や児童への虐待も増えているそうなので、学校再開で子供と親両方の心理的な負担が軽減されると思われます。

上記の事情は十分に理解できるし、子供たちだって一日も早く友達と再会して一緒に遊びたいに決まっている。ただ、安全面やウイルスの感染対策については、どうしても不安が拭い去れません。

だって幼稚園生や小学生は、ソーシャルディスタンスを意識的に取ることがもっとも難しいから。子供なんだからそれは当たり前のことで、子供は何も悪くない。そんな彼らを引き受ける学校が再開後に挙げている対策は、

・クラスの受け入れ人数は最大15人
・児童の間隔を1m以上空ける
・一日に7回は手を洗わせる
・教員はマスク着用、児童も可能であれば
・廊下を一方通行にして児童がすれ違わないようにする

などなど。まず最大15人って…ユーゴのクラスは26人いるので、2つのグループに分けて週に2日ずつ通わせるという案が出ています。でも残りの2日は自宅待機なら、結局親はフルタイムの仕事に戻れないんじゃないの?教員は同じ授業を2回ずつしなくてはいけなくなるから、授業の進度はかえって遅くなるんじゃないの?

第一、いくら学校が感染対策をしっかり講じたとしても、担任一人が15人の行動に一日中気を配れるとは到底思えません。子供には本当にいろいろなタイプがいて(大人もそうだけど)、大人しい子もいれば騒がしい子、話すときにわざわざ顔を近づけて来る子、首に抱きついたり噛み付いたりする子、理由もなく飛び蹴りしてくる子だっています。「他者との程よい距離感を取る」のがまだ難しいそんな子供たちに、急に大人が「友達とは1m距離を空けなさい、触っちゃダメ」と言ったところで、実際にできる子はたぶん一人もいないと思います。

そんな不安の中、さらに私たち親にとって心配なのは、子供が学校にいる8時間ほどの間、我が子がちゃんと規則を守れているか、また誰と濃厚接触したのか把握できないということ。子供にいろんなタイプがいるように、その家族や家庭環境も千差万別。我が家のように両親テレワークで一家全員インドア派という、ガチで外出制限に従っている家庭は正直なところ少数だと思います。現に近所では、分譲地内の道路を子供たちが自転車で走り回っているし、定年退職後一人暮らしをしているはずの男性が庭で孫を遊ばせているし(祖父母と孫の交流は禁止)…ブルターニュは感染者数が少ない「グリーンゾーン」とはいえ、あの厄介なウイルスはどこから乗り込んでくるかわからないのに、学校という三密空間、しかも様々な性格と家庭環境の子供たちがごっちゃ混ぜの空間に我が子を長時間預けるのはとても怖いです。

ここまでダラダラと書きましたが、5月11日(ユーゴの学年は14日)から子供を学校に通わせるかどうかはあくまで「任意」なので、私のように心配性かつテレワークの継続が可能な親は、我が子を学校に行かせないという選択もできます。先日その件について、担任の先生からメールで保護者へのアンケートがありました。まだ決めかねていたので即日返信しなかったところ、先生から途中経過の報告があり、

回答者13人中
11人:子供を学校に通わせたい
2人:通わせたくない

との結果だそう。やっぱり、反対派少ないなぁ…「職場」に戻らなければならない保護者が多いのでしょうか。ほかにも賛成派にまわった親の中には

長い間お友達と会っていない子供が不憫だ
クラスで学ぶ方が子供の学習効率が良い

といったことを理由に挙げている人もいると思います。私もバンちゃんもそこが引っかかっているので、先生からのメールに即答できませんでした。それでもどうしても腑に落ちないのは、時期尚早ともいえる学校再開の時期です。5月14日から夏のバカンスまでは2ヶ月を切っている中で子供を学校に送り出すことは、8週間にもおよぶ「籠城生活」の努力を無にすることになるんじゃないか…せっかくここまで頑張ったのに。

というわけでその翌日、我が家はアンケートへの回答として「学校に行かせない派」であることを理由と葛藤の思いも短く添えて返信しました。苦渋の決断ですが、有効な治療薬やワクチンがない現状では、感染リスクがあるとわかっている場所に我が子を送り込むのはどうしても不安です。

もちろんいつかは学校に戻しますが、5月はまだ早すぎるというのが私たちの意見です。9月の新学期なら…腹をくくります。最後に、最近あちこちで耳にする5月11日ですが、皮肉にもこの日はバンちゃんの誕生日です。今年はやむをえず「悩ましい日」になってしまって残念(T_T)

2020年5月1日金曜日

アマエビじゃないよ。

アマビエ、という故郷の熊本で江戸時代末期に出現?した妖怪だそうで。画像が日本の家族から送られてきました。

うーむなんとも奇妙で、味のある姿ではないですか…
Wikipediaから引用しますと、

アマビエは日本に伝わる半人半漁の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。

弘化3年4月中旬(1846年)のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を表した。(中略)その者は、役人に対して

「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を書き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

だそうでして…コロナ禍の今日、このアマビエ画像を見ると感染から身を守れるとかで、全国的に知名度が上がっているみたいです?まったく知りませんでした(^^;;

もちろん信じてはしていませんが、見れば見るほどシュールで味があって突っ込みどころ満載なこのイラスト、自分のスマホに閉じ込めておくのはもったいないのでブログでシェアさせてもらいます。

コロナ除けにはならないだろうけど、眺めていると気持ちが和む(気がする)ので、ある意味プラスの効果はあるのかもしれないですね。気に入った方は近しい人に送ってあげてください。

さて日本はゴールデンウィーク、フランスも3連休ですが、ゆるりと「引きこもり生活」「外出自粛」改め「籠城生活」を続けてまいりましょうp(^_^)q

2020年4月27日月曜日

戦ならば、籠城じゃ。

パッと目に飛び込んできたこのお城、キャッチコピーを読む前に故郷の「熊本城では?」と思ったら、当たり!



熊本県の外出自粛を呼びかけるこのポスターがハイセンスだと評判になっているそうです、たしかに。どっしり勇ましい天守閣と「籠城じゃ。」という肝が据わったメッセージが最強の説得力とインパクトを醸し出しています。

これを見た時、1ヶ月ちょっと前にフランスのマクロン大統領が国民に向けて発した一言を思い出しました。

Nous sommes en guerre.

「我々は戦時下にある。」つまり「戦じゃ。」今回の敵は接触しないことで倒せるようだから「ならば、籠城じゃ。」こんな具合に自分の頭の中で、今住んでいるフランスと故郷の熊本から発せられたメッセージが繋がったので、なんだかとても嬉しく心強い気持ちになったのでした(o^^o)

世界中で外出制限や外出自粛が呼びかけられる中、家から出られないことで「自由を奪われた」とか「何もできなくて退屈」など、ネガティブな見方をしている人がとても多いと思います。でも捉え方を180 度変えれば、前向きに「家に居てやろう」という気持ちになれますよ、この方も言っているように…


(大好きなツイート、スクショを保存して家族や友だちに送っています笑)

自宅に居て何もしない=ネガティブ
↓ 
自宅に居てコロナを阻止する=ポジティブ!

一人一人が家に居て外へ出ないことで、コロナウイルスという目に見えない敵を一粒ずつ確実に倒しているのだから、堂々と籠城して粘り勝ちを収めましょうp(^_^)q

なーんてまた偉そうなことを書いていますが、本当は外に出たいし、友達に会いたいし、カフェやレストランに行きたいし、日本にも行きたくてウズウズしています。でもその日が一日も早く訪れるためには、皆が足並みをそろえて籠城するっきゃない。

「籠城じゃ。」、すっかり気に入ってしまいました。これまで自分のブログでは今の状況を「強制引きこもり生活」と呼んでいましたが、長いしネガティブなので、今後は熊本県民の一人として「籠城生活」に変えようと思います。

戦ならば、籠城じゃ。

2020年4月17日金曜日

「海洋ショー」Brest 2020も延期に

コロナ禍で東京オリンピックが延期となりましたが、ついに今日、7月に開催予定だったBrestの大イベントも延期が決定しました(T_T)その名も、

Brest 2020


正式名(?)は"Fêtes maritimes de Brest"、「海の祭典」や「海洋ショー」という意味です。1992年の第1回以降、オリンピックイヤーと同じ年の7月に一週間開催され、世界中からたくさんの帆船が集まる4年に一度の大イベントです。

8回目となる今年は7月10〜16日の予定でしたが、先日マクロン大統領の口から出た「大規模イベントは7月半ばまで開催不可」により、いよいよ開催が危ぶまれていました。

"mi-juillet"(ミ・ジュイエ)、7月「半ば」ってこれまた曖昧な言い方して〜


正式に延期が発表されたBrest 2020、個人的には東京オリンピックよりも楽しみにしていたので、とても残念です。通訳のお仕事を通して、このイベントの開催や準備に尽力している方々のお話をうかがう機会があっただけに、延期の決定はまさに断腸の思いだったことでしょう。

海洋ショーはBrestの商業港と軍港という「オープンスペース」で行われるイベントなので、ぎりぎりまで開催の可能性を探っていたと思います。とはいえ来場者数70万人を誇り、世界各地からたくさんの船(と乗組員)が集まるので、安全な形での開催は到底難しいですよね…

今回の延期が及ぼす地域経済への打撃は計り知れません。私個人もこの期間に依頼を受けていたお仕事はキャンセルとなりそうです。日本から友人が来てくれる予定もあって楽しみにしていたのですが、すべて水の泡に…でも一番に守るべきはやはり「命」なので、安心して開催できる見通しが立つまではぐっと辛抱しなければ。

いつも最後は前向きな言葉で締めくくりたいけど、今日はなにも浮かびません。先の楽しみがどんどん無くなっていくからだろうな。とりあえず今週も忙しかったので、土日は家でゆっくりします(ほかに選択肢なし笑)