2019年2月28日木曜日

ガレットが余ったら…

ブルターニュ地方を代表する郷土料理といえば、そば粉のガレット。クレープリー(crêperie)で食べるのが一番美味しいけれど、スーパーでも手軽に買えるので、料理するのが億劫な日の強い味方です。

ハム、チーズ、卵を乗せて焼いたら、ハイもうできあがり♩

上記3つの組み合わせは"complète"(コンプレットゥ=完全な)という名前がついています。ガレット初心者の人にまずお勧めする一品ですね。そば粉とバターの風味が香ばしくて美味しくって、何度食べても飽きません。日本人にとっての「うどん」みたいなもの?

スーパーに売ってあるガレットは袋に入っていて、だいたい4〜6枚入り。一人暮らしや夫婦二人だと微妙に余ってしまうことがあり、ラップをかけて冷蔵庫に入れても翌日はどうしてもパサパサになってひび割れてしまいます。二日続けて同じものを食べるのもなぁ、という気分にもなりますよね。

そんな時おススメしたいのが、"Galette Morbihannaise"(ガレットゥ・モルビアネーズ)です。義父のPhilippeが生まれ育ったブルターニュ南部の県、Morbihan(モルビアン)でポピュラーな食べ方らしく、バンちゃんは子どもの頃から「余ったガレットの食べ方といえばこれ!」と認識しています。

作り方はとっても簡単。
①ガレットを筒状に巻いて1㎝幅ぐらいの千切りにする。


②フライパンにたっぷりのバターをひき、ガレットを入れて焼き色がつくまで炒める。
③溶き卵(2〜4個)を加えてスクランブルエッグみたいに全体を混ぜ合わせる。

以上!

出来上がりはこんな感じです。見た目はすこぶる悪いですが、味は保証します。

バター、ガレット、卵の相性は抜群。ブラックペッパーをたっぷりかけるとさらに香ばしさアップです。こちらもサラダと一緒に食べるのがヘルシーかと思われます。

ちなみに写真奥に見えるオレンジの塊は、フランス家庭では超ポピュラーな"Carottes rapées"(キャロットゥ・ラペ=人参の千切りサラダ)。とはいえ私は人参を千切りするのではなく、野菜専用のおろし金ですりおろしています。そうするとより細くて食感が柔らかくなり、食べやすいのです。

そもそも"rapé"(ラペ)は「すりおろされた」という意味ですからね、チーズみたいにね。人参オンリーでびっくりのサラダですが、ビタミンAが豊富に摂れるし、マスタード入りのドレッシングで和えると甘酸っぱくて美味しいです。

最後のほう脱線しましたが、ガレットが手に入る地域にお住まいの方、食べきれずに余ってしまったらぜひ"galette morbihannaise"、試してみてください♩

2019年2月26日火曜日

トルコ石のはなし

同僚のSちゃんがトルコに行くらしく「お土産は何がいいですか?」と聞いてくれたので、パッと頭に浮かんだのが…

トルコ石のピアス!

といっても、そもそもトルコ石って宝石なの?高価なの?もしそうだったら、なんて図々しいんだワタシ(- -;;慌てて「ターコイズブルーだったらなんでもいいから!」とフォローしつつ「シンプルなやつね」「シルバーベースね」と注文多し。やっぱり図々しい(苦笑)でも明るく「了解でーす!」と言ってくれるSちゃんは優しい♩

その後トルコ石が気になって調べてみたら…

※写真はこちらよりお借りしました。

・原産地はトルコではない(イラン、アメリカ、中国など)
・名前の由来はかつて「トルコ商人」が身につけていたから
・12月の誕生石
・旅のお護り
・人から贈られることで神秘の力が増し、持ち主を護る
・夢や目標を達成させるパワーストーン

などなど。ほー知らなかった。人から贈られるとパワーが増すって、お土産にぴったり?でもトルコ原産じゃないなら、「 ザ・トルコ土産」ではないのかと思い、翌日…

M「トルコ石はトルコ原産じゃないらしいよ。」
S「そうなんですね。」
M「見かけなかったら、無理に探さなくていいからねー。」
S「血眼になって探します!」

もー、どこまでも優しいSちゃん。「お土産は何がいいですか?」って聞いてくれるだけで十分なのに。お土産やプレゼントは「何をもらうか」が重要ではないのです。その人が貴重な時間を割いて、遠くにいる自分を思ってプレゼントを探してくれたことに嬉しさを感じるのです。もちろん気に入るものだったらパーフェクト!笑

なので気心知れた友人には、欲しいものがあったら遠慮なくリクエストする図々しいワタシですが、逆の立場だったらそうしてほしいので、問題ナシ…だといいけど。

トルコ石の受け取りは来月パリにて。
私もブルターニュのお土産を持って行こう♩

2019年2月24日日曜日

まあまあのチェーン "DEL ARTE"

フランスのレストランチェーンはだいたい「不味い」です、しかも不味いうえに高い。日本の外食産業を見習え!って心底思います…

なのでバーガー以外のチェーン店には行きませんが、唯一2ヶ月に1回ぐらい行くのがイタリアンの"DEL ARTE"(デル・アルテ)。ピザが「まあまあ」美味しいので、無性にピザが食べたくなったらここに行きます。

我が家がひいきにしているのはGuipavas(ギパヴァ)店。IKEAがあるショッピングゾーンの中にあります。ここはBrest中心部のお店よりも美味しい(気がする)し、お店も明るく広々としているので気に入っています。店員さんも優しい♩

最近改装してちょっとオシャレになりました。中央には大きなオリーヴの木が鎮座。たぶんニセモノの木ですけど、オリーヴまわりの席はカップルにけっこう人気です。


こちらはメニュー。MANGEZ L'ITALIE(イタリアを食べなさい)、だそう。


最近よく食べるピザがこちら、Vesuvio(ヴェズュヴィオ)。

トマトソース、パプリカ、黒オリーヴ、メルゲズ、イタリアの辛いハム?、そして大好きな卵!とっても塩辛いので体に悪そうですが、たまーに食べると美味しいのです。

Guipavas店のピザは焼き加減が上手。カリッとふっくら、焦げすぎなし。ちなみにフランス人はピザをフォークとナイフで一口サイズに切ってお上品に食べます。手で食べたほうが断然美味しいと思うのですが、フランスのピザは生地が薄く、手で持ち上げると真ん中部分が具やソースの水分でベローンと垂れるので、ナイフとフォークのほうが食べやすいかと。こちらではパン生地っぽい厚めのピザはほとんど見かけません。

"DEL ARTE"はフランス全国にある(と思う)ので、どうしても他に適当なお店が見つからなければ入って良しですが、パスタだけは絶対注文しないほうがいいです。というのもほら、写真見てください。。。

一度だけ、どうしてもパスタが食べたくて、トマトソースのリングイネを注文したのですが、、、見るからに不味そうでしょ、麺が乾いてるでしょ。たぶん何時間も前に作ったのを温め直した感じです。ゆえにパスタの茹で加減はアルデンテをはるかに通り越して、もうのび放題。わかってはいたけど、やっぱり(T_T)

フランス人は基本的に「柔らかい食感」が大好きなのです。お肉も野菜も、麺類もしかり。パスタをアルデンテで提供しようものなら「生茹でだ!」と突っ返されることもあるらしいので、本場イタリア人シェフでもフランスでお店を開いたら泣く泣く「茹ですぎのパスタ」出すことになるのだとか。

それなのに、フランスの、しかもチェーン店のパスタがアルデンテなわけないか。。。血迷った。この日はどうしてもパスタの気分だったのですが、ピザにすればよかったと激しく後悔したのでした。最後に教訓↓

フランスのレストランではパスタを食べるべからず。

2019年2月22日金曜日

ただいま女子力低下中

ついこの前年が明けたと思ったら、もう2月も後半。気づけば冬のソルド(セール)も終わっていて、今季は何も買いませんでした。

新体制がスタートしてからというもの、頭は仕事のことばかり(関連記事はこちらより)。新しい服にも靴にもバッグにも、ウキウキ思いを巡らせる暇すらないように感じる今日この頃です。

My仕事必須アイテム。ヘッドセットと電子辞書。

スタッフとの打ち合わせはSkypeコール、グループレッスンはビデオ通話なので、ヘッドセットはまるでチョーカーのようにいつも首にまとわりついています。あまり長時間この状態だと肩が凝るので要注意。

電子辞書は、レッスン中や講師へのメール作成の際に単語のスペルを確認するのに便利です。辞書は「紙派」ですが、こういう用途の時は片手でパパッと操作できる電子辞書が役に立ちますね。

在宅ワークで、座りっぱなしで動かないので、今の時期はつねに寒い寒いと言って毛糸のポンチョを着て仕事しています。毎日トップスを変えても上から同じポンチョをかぶったらパッと見いつも同じ格好。打ち合わせ中、画面に映る自分を見て「女子力低いわ…」と情けなく思います。

美容室にもしばらく行っていないし、スカートもヒール靴も履かないし、女性としてやばい。「実際に」人と会う機会を定期的に持たないと女子力が下がる一方だとわかってはいるものの、その時間がなかなか作れないというのが現状です。

たぶん、2019年は仕事に打ち込む年なんだろうな。今の職場で一皮むけるチャンスだと思って、前向きに頑張ります。夏休みまであと4ヶ月、日本で思いっきり羽根を伸ばせるように、この4ヶ月間は仕事に没頭してやろうじゃないの!

女子力もですが「母力(ははりょく)」も著しく下がっていると思われます。日本で埋め合わせするからね、こんな母ちゃんを大目に見てね(^^;;

2019年2月20日水曜日

青いパン屋のミルフィーユ@Lannilis

現在私が住んでいるのはBrestから北に車で30分ほどのところにある、Lannilis(ラニリス)という人口5000人ほどの小さい町です。

そんなちっこい町に「フランストップ10に入るパン屋」があります。真偽のほどはさておき、美味しいと有名なのは確かです。私のブログにも既に何度か登場していますが(※過去記事はこちらより)、「青いパン屋」と呼んでいる

"La maison du boulanger"
(ラ・メゾン・デュ・ブーランジェ=パン職人の家)

です。バゲットやクロワッサン等のパン類はもう感動的に美味しいのですが、パティスリーのレベルもかなり高いです!ここのエクレア(éclair = フランス語で「稲妻」)は今までに食べた中で一二を争う美味しさ。特にバニラとコーヒー味がおすすめです。

そして最近バンちゃんがどハマりしているのが、日本では「ミルフィーユ」と呼ばれているパイ菓子の"Millefeuille"(=千枚の葉っぱ)。「ミルフィーユ」って発音すると、フランス語では"mille filles"(=千人の女の子)と解釈されてしまうので、「ミルフイユ」という風に「フ」と「イ」をはっきり分けて発音すると通じます。

発音のウンチクはいいから早く写真を見せろ、ですよね(^^;; 一応フランス語講師なもので、つい…お待ちかね、青いパン屋のミルフィーユ(結局日本語だとこう書いてしまう)はこちらです。
↓ ↓ ↓

パイとカスタードクリームの層が水平ではなく「垂直」になっているのが特徴です。むしろ最近こういうタイプのミルフィーユが増えてきているかも?垂直型のほうが、フォークを入れた時に崩れにくく食べやすいんですよね。聞いたことありませんか?「初デートでミルフィーユは食べないほうがいい、ボロボロに崩れて汚いから」って。笑

さて見た目にも美しいこちらのミルフィーユ、パイ生地・カスタードクリーム・ホイップクリームの三大要素がどれも素晴らしく美味しい!パイはサクサクで芳醇なバターの香り、カスタードクリームは舌ざわりなめらかで濃厚、ホイップクリームはふわっと溶ける軽やかさとバニラの風味にうっとり(o^^o)

それでも私にとって「フランスで一番おいしいミルフィーユ」は相変わらずCancale(カンカル)の"Grain de vanille"(グラン・ドゥ・ヴァニーユ=バニラの粒)なんですが、こちらは暫定2位ということで。オススメです♫

2019年2月18日月曜日

ビストロ・アルクポワン@熊本 〜ディナー編〜

先日ご紹介した熊本の美味しいビストロ「アルクポワン」、今回はディナー編です。(前回のランチ編はこちらより)

帰省すると必ず友人とランチ、両親とディナー、両方食べに行きます。この日は窓際の席に案内してもらいました。まずは乾杯から♩


黒板メニューからアラカルトで注文し、取り皿に「取り分ける」ことができるのが「アルクポワン」の魅力。普通フレンチは一人一皿でいただくもの、取り皿なんてありませぬ。本場フランスなんてまさにそう。お店の人に「お皿ください」なんて言おうものなら「はぁ?」という顔をされます。

お箸といい取り分けといい、日本人の感覚に合う食べ方で提供してくれるのは嬉しいですよね。フランス料理は高級で堅苦しいイメージを持たれがちですが、「アルクポワン」ならおいしいフレンチを気軽に味わえますよ♩

前菜はお店の定番「市場のサラダ」。


海老ときのこのアヒージョ。付け合わせのパンはもちろん自家製。


メインのお肉は「鴨と葱のローストバルサミコソース」。赤ワインに合う!

魚料理の写真、撮り忘れた。。。スズキのローストバジルオリーヴソースだったかな?

「アルクポワン」にはパスタもあります!なぜってシェフがパスタ好きで、パスタのお店で働いていたことがあるから。それだけにシェフの作るパスタは絶品♩

パスタ1「ペンネアラビアータ」。


パスタ2「青じそのペペロンチーノ」。


はぁ、どの料理も変わらぬ安定の美味しさ。ごちそうさまでした(o^^o)「アルクポワン」は平日の月〜水は料理教室も開いているので、バイト時代にアシスタントをしていた時は料理のコツを色々学ばせてもらいました。特にパスタ!今でもお店の定番メニューを思い出して家で作ったりしています。ほら。。。

偶然にも上の写真を撮った数ヶ月前に、Brest在住の友人から青じそをもらったので、ペペロンチーノを作って写真に収めていました!笑

見た目はだいぶ近いですよね?味はもちろんシェフのほうがずっと上だけど。。。パスタもシェフと同じイタリアの"De Cecco"(ディ・チェッコ)を使っています。

私の料理が「アルクポワン」紹介最後の写真というのはお目汚しになるので、もう一度シェフのパスタでお別れです。笑


ビストロ・アルクポワン
〒860 -0845 熊本市中央区上通町11-18
ファクトリーサイト堀田ビル2F
096-325-1002

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2019年2月16日土曜日

ビストロ・アルクポワン@熊本 〜ランチ編〜

今日は、生まれ故郷の熊本市にある美味しいビストロ(Bistro = カジュアルなフレンチレストラン)をご紹介します♩その名も、

Arqpoinn(アルクポワン)。

場所は熊本市中心部の「上乃裏通り(かみのうらどおり)」という、古民家を改装した飲食店などおしゃれで美味しいお店が集まる界隈。

ガラス戸を開けてすぐ左側の様子。「アルクポワン」は合計20席ほどのとってもこじんまりしたアットホームなお店です。


反対側にはカウンター席とキッチン。

ユーゴはもうすっかり馴染んじゃってます(^^;;

そしてカウンター手間の突き当たりには、私が勝手に「カップルシート」と呼んでいる個室っぽい二人用のテーブル席があります。薄いカーテンを引いたら二人だけのロマンチックな空間で食事を楽しめますよ♡


「アルクポワン」はフレンチを「お箸で」気軽に味わうことができるお店ですが、人気はなんといってもランチ!平日でも予約なしでは満席で入れないことがしょっちゅう。

ランチの内容は4つ(1300〜2500円ぐらい):

⑴前菜(サラダまたはスープ) +メイン(肉または魚)

⑵前菜2品+メイン

⑶前菜+メイン+デザート

⑷前菜2品+メイン+デザート

※ランチには自家製パン(おかわり自由)と食後のドリンクが含まれます。

お店の「顔」といっても過言ではない一品、色とりどりの野菜サラダ♩

野菜の種類は季節によって少しずつ変わりますが、つねに10種類ぐらいの野菜が楽しめます。切り方が繊細かつ豪快、トマトはなぜかいつもびっくりするほど甘い!自家製ドレッシング(オニオンとマスタード入り)は開店以来変わらぬレシピ。さっぱりして野菜との相性バッチリです。

スープの写真はありませんが、とっても具沢山で「飲む」というより「食べる」スープです。ミネストローネや豆乳チャウダーがおすすめ、食べ応え抜群です♩

この日のメインは魚料理をチョイスしました。鰆のロースト、ラタトゥユイユソースがけだったかな?

付け合わせはだいたい同じトリオ。黒米入りのライスにトマトと玉ねぎのオーブン焼き、安定の美味しさ。魚またはお肉のローストには必ずソースがかかっているのですが、季節の野菜やきのこがたっぷり入っていて大満足の味と量♩

そしてデザートもおすすめ、すべてシェフの手作りです!

左上から時計回りに、栗入りチーズタルト、ブルーベリー入りのムース(?)、そしてお店の定番「ミルクと蜂蜜のジェラート」。前菜+メイン+デザートのコースが個人的にはおすすめです。お腹いっぱいで幸せに浸れます。

写真に撮り忘れたのですが、シェフが毎日ランチ前と夕方に焼き上げるボール状の「ミニフランスパン」がとーっても美味しい!焼きたては熱々なので、頬張りたい気持ちを我慢してちょっと待たないと火傷します(^^;; バターと小皿に入ったオリーブオイルが提供されるのですが、フランスパンとオリーブオイルって合うんですよ、、、お試しあれ♩

最後に、シェフと奥さんのとびきりスマイル!


ユーゴと全力で遊んでくれる、愉快で優しい仲良し夫婦です(o^^o)


この「アルクポワン」は、私の人生がフランスに向かって大きく開くきっかけになった場所です。フランスに少しでも関わりがありそうなお店で働きたいと思い、ファーストフード(ミスド)を辞めてフレンチレストランを探し、この「アルクポワン」で大学3年の4月から留学直前までの2年半アルバイトさせてもらいました。

その間フランスの食材や調理法が見れたり、フランス語の料理用語を少し学べたり、会話の練習相手になってくれた「巨神兵」ことセバスチャンに出会えたり(※関連記事はこちらより)…今でも付き合いがあるバイト生もいるし、とても良い経験をさせてくれたかけがえのない場所です。

熊本に帰ったら必ずお店に「突撃訪問」して、シェフと奥さんを驚かせるのが楽しみな私です。実家以外に「帰る場所」があるって、幸せなことだなぁと思います。次の帰省が今から待ち遠しい♩

笑顔が素敵なシェフと奥さん、そして野菜たっぷりの美味しいフレンチが温かく迎えてくれる「ビストロ・アルクポワン」、熊本にお越しの際はぜひお立ち寄りください(o^^o)


ビストロ・アルクポワン
〒860 -0845 熊本市中央区上通町11-18
ファクトリーサイト堀田ビル2F
096-325-1002

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2019年2月14日木曜日

バレンタインデー2019

2月14日、バレンタインデーということで、我が家の男子2人のためにチョコレートのお菓子を作りました。ネットで見つけた新しいレシピに挑戦したのです。

これです。。。
チョコレートのタルト。

真ん中に埋まっている4つの物体、なに?松ぼっくり?と思われた方、上の部分を拡大してみますのでよく見てください。

これ、何に見えます?


実は、、、ハリネズミ(笑)缶詰の洋梨(半分)にアーモンドスライスを刺して、目と鼻はチョコチップです。本当は周りのチョコレートに「浮かぶ」予定が、オーブンの中でどんどん沈んでいき「溺れて」しまった(T_T)頑張ったのに。。。

失敗の原因は、レシピ動画内で使われたタルト型よりも小さい型で作ったので、分量のチョコレート生地を流し込んだら分厚くなってしまったのです。オーブンに入れる前は大丈夫だったのですが、焼いている間に生地がどんどん盛り上がってきて、ハリネズミはどんどん沈んでいって。。。底なし沼に引きずられているかのようでした(涙)

ちなみに、参考にしたレシピの出来上がり図はこちら。

明らかに大きさと厚さが違う…チーン。

今年のバレンタインデー当日は平日の木曜日。サプライズにしたいので、本当は当日の日中にこっそり作りたかったけれど、仕事が忙しくて時間が取れそうにない。仕方なく前日の夜にユーゴを寝かしつけた後、風邪ひきの弱った体に鞭を打ってこさえました。

先週から始まった"Top Chef"を観ながら、形の綺麗なアーモンドスライスを一枚一枚選んで洋梨に刺して。。。思ったより時間がかかってしまい、番組の前半はちゃんと観れていない(- -;; なのに力作のハリネズミは溺れちゃって、見た目イマイチ。でも味はきっと、美味しいだろうと期待した翌朝…

朝食にちょっと味見したバンちゃんに感想を聞いたら、

「甘すぎる」
「かなり重たいよね」
「これ生焼けなんじゃないの?」

ってネガティブ発言ばっかり!ねっとり食感で私は美味しいと思ったのに、頑張って作ったのに、見た目失敗してすでにヘコんでるのに、そうやって追い討ちかける?少しはこっちの気持ちになって、せめてポジティブな感想から言えないの?

さすがにブチ切れて「じゃあもう食べないでね!そんなこと言って私が喜ぶとても思う?」と言い放ち、バンちゃんが仕事に行くまで一言も口をきかず。バレンタインデー当日に喧嘩です、最悪。

彼は思ったことを正直に悪気なく伝える人なのです、裏表がないのです。ただ、女子が手作りしたものに対して「正直な感想」を述べる人なので、時に女子を怒らせるのです。。。過去に怒らせた人は私だけに限らず、私の友人も。はぁ。

今回はさすがに酷いと思って、バンちゃんが謝ってくるまで一言も口をきかないと決めかかりましたが、そこはヘタレの私。喧嘩が苦手で、険悪な状態が長く続くことに耐えられないので、すぐにSMSを送りました。気持ちを正直に伝えて、雰囲気が悪いのは嫌だから、夜には私の機嫌は元に戻っている、と。

そしたら「OK」だって。

謝ってくれないのか、、、悪いと思っていないんだろうな。むしろキーキー怒る私のほうがおかしいと思っているのでしょう。もういいです、来年からはチョコレート菓子の手作りやめます。買ったほうが美味しいもんね、わかってるし。

というわけで、今年のバレンタインデーはこんな顛末だし体調も悪いし、良い日ではありませんでした。ちなみにタルトを食べたユーゴの反応も、イマイチ。うちの男子2人は女ゴコロがあまりわからないようです(^^;;

2019年2月12日火曜日

切なくなる、のど飴

この冬は風邪知らずかなーと思っていた矢先、ユーゴの風邪をとうとうもらいまして、喉が痛い…ううう今週はレッスンがあるのに(T_T)

イガイガする痛みを和らげようと、大事に取っておいたのど飴のお世話になっています。


口に入れてコロコロ転がしていると、この飴をくださった女性とそのご主人を思い出して切なくなります。去年の夏に初めてお会いしたご夫婦、ご主人は一行の中で一番年上だったのに、一番お元気でした。滞在の後半は外食続きで皆さん食欲が無く魚料理を選ぶ人が多い中、一人だけステーキを召し上がっていたなぁ。

ご夫婦はとても仲睦まじく、お二人で並んで歩いていらっしゃる時に奥様がご主人の腕にそっと手をかけて控えめに寄り添う光景がとても印象的でした。奥様がご主人に「帰りの空港で紅茶を買わなくちゃ」とおっしゃった時、ご主人が「何箱でも買ってください」とニコニコされていたのもよく覚えています。なんて素敵なご夫婦なんだ…!と。

それなのに、先日突然舞い込んだご主人の訃報。体調を崩されてから1ヶ月も経たずに他界されたと聞いて、まさかあの方が…というとても信じられない気持ちです。何より奥様のショックと悲しみを思うと、胸が締めつけられます。

ご主人は67歳、我が父も先日65歳を迎えたので、両親が「元気で体が動くうちに」帰省できるのはあと何回だろうとふと考えました。時々このブログを見ているかもしれない父がこれを読んだら「俺はまだ元気ぞ!」と怒るかもしれませんが、でも、孫たちと外で遊んだり家族旅行に出かけたりできるのは、あと5年、長くても10年。本当はもっと長くと願っていますが、70歳を越えたらいつ何が起こるかわかりません。

今年は、日本に帰省しないつもりでした。去年だいぶ散財したので、今年は辛抱して貯金に勤しもうかなと。でも、上記のことを色々考えて、今年帰らなかったら「体が元気な両親と思い出を作る回数」が1回減ることになり、後々後悔しないだろうかと悩みました。バンちゃんにも気持ちを話して、年に1回日本の家族に会うことの大切さを訴え、理解してもらい…

私とユーゴだけ夏に1ヶ月帰ります(ごめんねバンちゃん!)。

本来は何かあった時のために蓄えを増やしておく必要があるこの時期に、帰省を承諾してくれたバンちゃんに感謝です。私も本気度を見せようと、冬のソルド(セール)では何も買っていません!仕事では新体制になってから(望むと望まざるとにかかわらず)報酬が増えるので、節約と収入アップで航空券代を夏までに取り返してみせる…!なんて宣言したわけではないですが、心がけは大事。達成不可能な目標ではありませぬ。

とはいえ体が資本なので、まずは風邪の悪化を食い止めなければ。のど飴のスーッとした甘さに奥様のさりげない優しさを感じつつ、ご主人のご冥福をお祈りしつつ、家族や人の一生を思っては切ない気持ちになる今日この頃です。

2019年2月10日日曜日

減る一方のカフェイン…

年々コーヒーの摂取量が減っております。好きなのに、大好きなのに。。。

夫婦揃ってのコーヒー好きが高じて、全自動のエスプレッソマシンまで購入したのに。


コーヒー豆をタンクに入れたら、あとはマシンにお任せ。豆を挽くときはかなり大きい音が出ますが、何事も慣れの問題です。


左側のノズルからは熱風が出てミルクを温めつつ泡立ててくれます、カプチーノの泡用です。それ以外にも、お茶用の熱湯を噴射してくれます…が、勢いが強すぎて周りにお湯しぶきが飛びまくり(- -;;

↑見えます?ティーバッグを入れるのはお湯を入れ終わった後のほうがいいと学習しました。でないと「お茶しぶき」になってしまう…まあ便利は便利だけどね。湯沸かしポットを使わなくなりました。

さて、どうしてコーヒーの摂取量が減っているかというと、好みが変わったとかではなく、止むを得ず。体質的にカフェインが効きすぎるみたいなのです。

学生時代は夜にコーヒーを飲んでもへっちゃらだったのに、10年ほど前、夜にコーヒーを飲むと眠れなくなるとわかって止めました。カフェイン効果は6時間ほどと聞いたので夕方より前に飲めば大丈夫と思っていましたが、ここ1年ほど寝つきが悪く…

仕事のストレスが原因だと思い込んでいたものの、ある日ふと思い立って昼食後のコーヒーを止めてみたら、寝落ちの早いこと早いこと!お昼ご飯の後にコーヒーとチョコレート菓子を食べるのが至福のひと時だったのになぁ…(T_T)でも睡眠の方が大事。

コーヒーの摂取量が減ったおかげで、紅茶やハーブティを飲む機会が増えています。最近のお茶類は箱のデザインがなかなかかわいい♩

左から「柚子&マンダリン」「ロシアンアールグレイ」「リンゴとシナモンのルイボスティー」「レモン&ジンジャー」。ハーブティの総称はフランス語で"Tisane"(ティザンヌ)と言います。

なるべくBIO(ビオ=オーガニック)を摂るようにしています。お茶っ葉って農薬をモロに浴びていそうなイメージなので、なるべく無農薬がいい、ような気がします。

家でならお昼にコーヒー抜きでも耐えられますが、外でランチやお茶の時は辛いかもな…特に通訳のアポイント先でコーヒーを勧められた時。好意を取るか睡眠を取るか、難しいところです(^^;;

2019年2月8日金曜日

マクドの"Happy Meal"@フランス

教員のストライキがありまして、学校が急に休みとなりました(- -;; フランスでは「あるある」です、日本だったらとても考えられませんよねぇ。

お昼ご飯どうしようと思い、ここのところ悪天候を理由にお出かけしていなかったので、久しぶりにユーゴを「マクド」に連れて行きました。そう、フランス人はマクドナルドのことを「マクド」と呼びます、関西人と同じです。笑

マクドうれし、ピース♩

なんだかピースの仕方が女子高生みたいです、小顔効果狙ってる?

お待ちかねの"Happy Meal"(ハッピーミール)♩

子ども用のハッピーセット、フランスでは「ハッピーミール」という名前です。あれ、なんで2つ?と思った方、母親の私もハッピーミールにしたのですよ(^^;;

日本はどうか知りませんが、フランスではお子様メニューに「年齢制限」が無いみたいなので、大人がハッピーミールを注文しても何も言われないのです。あまりお腹いっぱいになりたくない時に、おまけのおもちゃがもう一つ欲しい時に、なにかとお得なハッピーミールです♩

箱の中身を写真に撮り忘れましたが、バーガー(またはナゲット4個)+ポテトS+ドリンクS+デザート+おもちゃ(または絵本)で4ユーロはなかなか良心的。こちらではMセットでも7〜8ユーロ(900円超!)するだけに、ハッピーミールのお得感はけっこうありがたいです。4ユーロでこんなに我が子が喜ぶなら、ってね。笑

デザートは苺のシャーベットにしました。フィルムを剥がして下から押し出すと、ニュルーっと出てきます。期待していなかったけどまあまあ美味しかったです♩


ユーゴはソフトクリームをチョイス。最後の一滴まで吸い尽くそうと必死になるあまり、鼻の穴が膨らんでいます。…にしても寝グセがすごい。笑

冬の寒い日にシメが冷たいアイスって…体が微妙に冷えてしまいましたが、たまーに食べると美味しく感じますね、マクド。特にフライドポテトは家で作らないので(油を大量に使いたくないし)、時々無性に食べたくなるのよねぇ。

最後に、この日もらった絵本とおもちゃはこちら。

レゴのよくわからない箱みたいなものは、まったく同じのが私とユーゴのセット両方に入っていたので、レジに行って「別のと交換してくれません?」と頼んでみたところ、快くOKしてくれました。こちらの人はどこまでも優しくて和みます(o^^o)

さて、箱の中身はなんだろな?開けてみるとビックリ。パーツを上下左右にスライドさせて動かすパズルでした、懐かしい…!

でもこれ、しばらくしたらおもちゃ箱の隅で眠る羽目になるような、、、絵本のほうが何回も読めるから、2回に1回は絵本を選ばせたほうがいいかも。

2019年2月6日水曜日

お待ちかね"Top Chef" (SAISON 10)

今年もこの季節がやってきました(o^^o) フランスのテレビ番組、特にバラエティは面白いと思うものが少なくてほとんど観ないのですが、唯一楽しみにしているのが…

民放M6の"Top Chef"(トップシェフ)!今日2月6日(水)スタート。

※写真はBFM TVよりお借りしました。

15人(たしか)の料理人が腕を競うコンクール番組です。週に1名脱落者が出るので、毎週一人ずつ参加者が減っていき、最終回には準決勝3人→決勝2人というまさに勝ち抜き番組。写真内の包丁は番組のシンボル。例えばなにかの結果発表の時、木の箱に入った包丁を参加者が取っ手を握って引き抜くのですが、刃の色がオレンジだったら敗退、銀色だったら勝ち抜き(最終回では優勝)を意味します。

2010年に始まった"Top Chef"は今年で10年目、あっという間ー!ファーストシーズンで優勝したRomain(ロマン)さんがParisに開いたビストロ、食べに行ったなぁ。予約の際本人と電話で話せて、実際に会えて、テレビの画面でしか見れなかった彼の料理を味わうことができて、すごく嬉しかったのを思い出します。

※その時のブログ記事はこちらより。

写真に写っている背景がオレンジ色の人たちは審査員のミシュラン星つきシェフ。参加者達を叱咤激励しながら彼らのレベルアップをサポートします。15人のうち1名は"Top Chef"本戦のだいぶ前に"Objectif Top Chef"というプレコンクール番組(平日夕方に毎日放送)を勝ち抜いた、料理学校の学生さんやコック見習いさんです。若い料理人からも金の卵を見つけ出し、本戦でプロの参加者たちと競わせるというアツさ。

現に2016年のコンクールでは、プレコンクールの勝者Xavier(グザヴィエ)が19歳の若さにして本戦でも優勝したものだから、もう大興奮!何が起こるかわからない、毎週何かしら必ずドラマが待ち受けている人気番組です☆

しかし、フランスのテレビ番組は1本の放送時間が長いー!"Top Chef"は水曜日の夜9時〜11時30分ごろまで。1回2時間半って、、、次の日フツーに仕事で早起きしなきゃいけないんですけど(苦笑)でもその週の脱落者は番組の最後にしかわからないので、放送期間中はいつも以上に寝不足です(^^;;

水曜のユーゴ寝かしつけは有無を言わせずバンちゃんに決定!夕食にシャワーの時間に、すべて21時前に終わるよう逆算して臨みます(笑)

あー楽しみ、今年は誰が優勝かな♩

2019年2月3日日曜日

仕事するには良い天気

年が明けてからというもの、ほとんど外出していません(- -;; ユーゴの送り迎えとスーパーへの買い出しぐらい。あとは家に篭ってずーーーーーっと仕事です、PCのキーボードをカタカタカタカタ…

忙しいからというのもあるのですが、この時期はとにかく天気が悪い!そして寒い!1月の終わりには"Gabriel"(ガブリエル)とかいう名前の寒波が来て、フランスでは各地で雪が積もったけれど、温暖なブルターニュの端っこは雪になりきれなかった凍えるように冷たい雨が降るばかり。ジメジメしているからよけいに寒く感じます。こんな気候じゃお出かけする気になりません、家でじっと仕事をするには良い天気だろうけどね。

おかげでブログの記事も「インドアネタ」ばっかり…寒くて忙しくて、新しい観光スポットやカフェ発掘に出かける気になりませぬ。それでもちょこちょこと更新を続けるワタシ…ここは完全にガス抜きの場です(苦笑)

降ったり晴れたりが1日に何度もあるので、大きな虹が見れたりしてちょっと和む…けどそれもつかの間です。

信号待ちの車内から撮った一枚@Brest。

最近学校の仕事が本当にゴタゴタしていまして、新しい体制へ移る時が来ています。平成の終わりと共に(笑)何度も話し合いを重ね、怒ったり泣いたり、本音をぶつけ合っています。通常業務に支障が出ることもあってストレスになりますが、腹を割って話し合うことでスタッフ間の絆が強まっている実感もあります。

今の仕事を始めて早いもので9年目、ここまで長く続けられるとは正直思っていませんでした。最初は一講師として入ったのですが、ほどなく事務仕事を手伝うようになり、学校オリジナル教材の作成リーダーとなり、今では最も古くからいるメンバーの一人。事務スタッフとしてはこれまでに何人もの人が通り過ぎ、今残っているのは社長と私を含め7人。生徒数に対して事務員が少なすぎですが、しっかりコミュニケーションを取って気持ち良く円滑に仕事ができるメンバーかなと思っています。

新体制ではさらに仕事と責任が増える私ですが、このメンバーで連携を取ればなんとかなる気がしています。必然的に1日の業務時間が長くなって、平日は休みが取りにくくなりそうです。今の寒くてジメジメした気候ならまだいいですが、春が来て夏が来てお出かけシーズンになったら、家に篭って仕事三昧は辛いと感じるのかな…まあそれはその時に考えるとします、春にはバタバタが落ち着いているかもしれないし。

忙しい時は気持ちに余裕が無くてアタフタするけれど、頼りにしてもらえるのは嬉しいしやり甲斐を感じます。仕事に対する自分の信念を曲げずにやり通してきた成果なのかな、と。Brest市役所とのお仕事も、通訳だけではなく最近はちょこちょこ翻訳の依頼も来るようになって、信頼関係ができつつあるのを感じています。依頼された業務にプラスアルファの努力と心遣いを添えて、これからも長く続けていければ嬉しいです。

人は裏切るけど、仕事は裏切らない!
え、禁句?笑

というより、
良い仕事を通して築いた人との信頼関係は揺るがない、
そんな風に思う今日この頃です。

2019年2月1日金曜日

【My人生の教訓】忘れたいことがあるなら

YouTubeで毎日欠かさず日本のTV番組を観ているのですが、最近はラジオもYouTubeで聴いています。おすすめは「武田鉄矢 今朝の三枚下ろし」!(笑)読書や歴史、哲学が好きな人にとっては面白いと思います。

他にも脳科学者の中野信子さん(「ホンマでっかTV」に時々出演するウィッグをかぶった美女)のラジオも時々聴いています。人間の脳っておもしろいなーと。その中で個人的に「目から鱗」な回があったので、新しい人生の教訓として書き残しておきます。

辛いこと、悲しいこと、恥ずかしかったことなどなど「マイナスの感情を伴う思い出」はなるべく早く忘れたいですよね。そのためにはどうするのが一番でしょうか?「そのことについてはできるだけ考えない」という答えが出がちですが、実は…

繰り返し思い出す

というのが一番効果的だそうです。これは驚き!中野さんの言葉を借りるなら、思い出を「記憶の格納庫」から取り出す・仕舞うという作業を繰り返すと、毎回その思い出には「新しいタグ」がつくそうです。

最初のうちはネガティヴな強い感情が伴うので思い出すのが辛いですが、その出来事なり経験なりを思い返すことで「ポジティヴな価値」がついてくるのだとか。辛かったけれど、この経験は自分の人生にとってこういう面で意味があったんだ、みたいに解釈が変わっていくわけですね。

思い出そのものは記憶から無くなることはないけれど、時々思い出して「タグ付け」することで、思い出の「意味合い」が前向きなものに変わり、強烈だった感情も次第に薄れていく。反対に「あのことを思い出すと辛いから考えないようにしよう」と自分に言い聞かせて過ごすと、その経験は強い感情を伴ったままなので、かえって記憶に深く残り引きずってしまうのだそうです。

ね、目から鱗でしょ?これまで過去の苦い経験を思い出しては「クヨクヨ引きずって弱い奴」だと自己嫌悪に陥っていたものですが、それは正解だったのね…これからは気が済むまで思い出して、「タグ付け」と「気持ちの鎮静化」を頑張ろう(?)と思います。頭の中で考えているだけなら、誰にも怪しまれないしね。笑

では最後に、中野先生によるシメの一言です。

辛い思い出ほど何度も思い出して、
その中に価値を見出しましょう。