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2022年4月25日月曜日

霧のサン・マロ (Saint-Malo)

少し前の話ですが、ユーゴを義両親に預けている期間を利用して(?)、夫婦でサン・マロ(Saint-Malo)に一泊旅行してきました。

サン・マロは以前住んでいたレンヌ(Rennes)から北へ1時間ほどの海沿いにある街で、高い壁にぐるっと囲まれた旧市街「アントラ・ミュロ」(Intora-Muros=壁の内側、みたいな意味)が世界的にも知られているブルターニュ有数の観光地です。

レンヌ時代は日帰りで何度も訪れましたが、宿泊したことは一度もなかったのと、かれこれ10年は遠ざかっていたので、久しぶりに行ってみよう♩というノリでした。2日間の天気は晴れ予報、車窓から見える青空と太陽の光、楽しみ〜だったのですが、目的地に近づくにつれだんだん薄暗くなり…

霧です、霧。とりわけ海水が太陽の熱で蒸発することによって生じる濃い霧が押し寄せ、50メートル先も見えない状況に(涙)

港側の防波堤(?)も先端が霧に隠れ、海水すら見えず…

晴れていれば20℃を超える予報だったので薄手のジャケットを着て行った私たち、大失敗。霧のせいで気温がグンと下がり、夕方以降は10℃前後という寒さでけっこうな風も吹きあれました。本当は夜のアントラ・ミュロも散策したかったのですが、あまりの寒さに夕食後はホテルにすぐ戻り、テレビ放映された昔のハリウッド映画を鑑賞するという始末。

翌日の天気予報は太陽マークが出ているから、明日こそ霧よ晴れて…!と祈り迎えた翌朝、霧再び(苦笑)


青空と太陽の光は見え隠れするものの、相変わらず遠くの景色は見えず。

それでも翌日の霧は朝霧だったので、朝に霧が出るとその日は晴れるとよく言うじゃないですか。幸いその通りになりました、ああホッとした…

霧が壁の内側にまで入り込み、雲の中にいるような「ラピュタ気分」を味わえました。ある意味幻想的で貴重な経験になったかも。バンちゃんも珍しい写真がいっぱい撮れたようなので、寒さを除けば結果的に満足の旅でした。

ちなみに「霧」はフランス語でle brouillard(ル・ブルイヤール)ですが、海水が沖合で蒸発して立ち上る霧はla brume de mer(ラ・ブリューム・ドゥ・メール)と言います。日本語でla brumeは「靄(もや)」だそうです、へぇ〜

2021年2月3日水曜日

さようなら布マスク

ここフランスでも、不織布マスクのほうが布マスクよりウイルス防御率が高いので、不織布マスクを着用すべき、と最近メディアなどでよく耳にします。

私もスーパーなど人の多いところへ行く時は、不織布マスクをつけ始めましたが、実際スーパーで人間ウォッチングをするとお客さんも不織布マスクの人がほとんどです。

学校もそろそろなのかな、でも布マスク禁止になったら使い捨ての不織布マスクは環境にも家計にも優しくないから嫌だなぁと思っていたところ、ついにユーゴの小学校からこんなメールがきました。

2月8日から小学校1年生以上は全員不織布マスクを着用すべし。


不織布マスク、にばっちり相当するフランス語はないのですが、こちらでは

masque chirurgical
(外科用、サージカルマスク)

という言葉が使われます。ちょっと前までは"masque jetable"(使い捨てマスク)もよく見かけましたが、今はもっぱら前者ですね。"chirurgical"はだいぶ発音しにくいのが困りものですが、良い発音練習になると思えば(苦笑)

不織布マスクは10回ぐらいまでなら洗って再利用できると聞いたことがありますが、水に濡らして揉んでいるうちにボロボロになりそうな気がして怪しいものです。それに、子供は給食のソースやらお絵かきの絵の具やらで、けっこうマスクを汚して帰ってくるので、やっぱり毎日新しいのに替えたほうが良さそう…

念のため買っておいたこの子供用不織布マスク(made in China)、まさか頻繁に使う日がくるとはね。50枚入りで7ユーロぐらいでした。


これからしばらくは、日本から送ってもらったウレタンマスクの出番はナシですね。ウレタン製はコットン製よりもフィルター効果が低いそうで(知らなかった!)、日本ではウレタンマスクハラスメントなるものもあるんだとか?

そんなの、マスクつけてるだけいいじゃなーいと思っていた私ですが、科学的にも不織布マスクが一番だと言われるのであれば、従うしかないですね。それで感染リスクが少しでも減るのなら。

さてユーゴはこの50枚を使い切ることになるのか?

2021年1月28日木曜日

まいあさ「ル・モンド」

年が明けてからというもの、
2021年の「抱負(les bonnes résolutions)」のメインとして、

「ル・モンド(Le Monde)」の記事を
毎朝必ずひとつ読む


























…ということを日課にしております。ル・モンド(Le Monde = 世界)とはフランスを代表する全国新聞で、フランスの新聞には何がある?と聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのがル・モンドではないでしょうか。

外国人フランス語学習者も、読解力の強化にはル・モンドの記事を読むのが一番良いとよく言われます。なぜって、日常生活ではあまり見かけない単語がバンバン使われていてボキャブラリーが鍛われるからです。

そう、今年の目標は
フランス語の語彙力アップ!

自ら新しい知識にふれていかないと、私のフランス語力はこれ以上飛躍的には伸びない気がします。ル・モンドの一面記事を読んで時事問題について話すために必要な単語と情報量を増やして、いざという時にスラスラ言いたいことが言えるようになりたい…!

毎朝ひとつ記事を読みながら、意味は推測できるけど正確な和訳や同義語を知りたいときは、単語や文を抜き出してGoogleドキュメントに書き溜めています。例えば、フランス滞在中にコロナウイルスに罹って入院したアイルランド人男性についての描写では、2つの短い文の中に3つも知らない単語があって焦りました。


Charles observe placidement les soignants qui s’affairent autour de lui.

Un peu engoncé dans sa blouse d’hôpital, cet Irlandais massif a ressenti les premiers symptômes il y a une dizaine de jours.

- placidement : calmement, paisiblement 穏やかに
- s’affairer : s’occuper activement 積極的に世話する、対応する

- engoncé : boudiné (serré dans un vêtement étroit) きつきつ、パンパン



あとは、もう何回も「inéluctable(避けられない)」という形容詞を見かけたのですが、「避けなれない」なら「inévitable」でいいじゃんと思ってしまう(苦笑)それでも、以前は知らなかった単語でも何度も目にしているうちに意味をおぼえてしまうものなので、これぞ求めていたトレーニング。ありがとうございます、ル・モンド様。


「まいあさル・モンド」を始めてまだ1ヶ月も経っていないですが、3日坊主はとうにクリアしているので、このまま3ヶ月、半年、1年と続けられたらいいなと思います。その頃にはコロナ関連の話題には詳しくなっているかも?


コロナ以外の明るいニュースがもっと増えてほしいものです(T_T)

2020年11月4日水曜日

籠城とは名ばかり?

 再ロックダウン(再籠城)が始まって6日目ですが、前回と比べてまったく「籠城感」がない今日この頃です。

というのも、幼稚園から高校までの学校は開いているので、月火木金は朝と夕方の2回、ユーゴの送り迎えで外出します。その際の証明書ですが、学校のスタンプがついた

ロックダウン期間いっぱい有効

な証明書が配布されたので、それを持ち歩けば毎回新しい証明書を発行する必要がないのです。ただ、学校帰りにスーパーやパン屋さんに寄るのはNGかもしれないので、その場合は別途

一回のみ有効で外出日時の明記が必須

な証明書を併せて持って行ったほうがいいと思われます。面倒臭いけど、この証明書発行もスマホでちゃちゃっとできちゃうので、その気になれば一日何回でも外出できちゃう…という緩さです。なんせお国の端っこに住んでいるもんで、警察官もほとんど見かけない(^^;;

証明書の発行方法ですが、政府のウェブサイトから

Remplissez ici votre attestation en ligne
(ここであなたのオンライン証明書を入力してください)

をクリックすると、個人情報や発行日時、外出理由などを入力する画面に移動するので、名前から順にパパパッと埋めていきます。2回目3回目ともなると速い速い。

入力が終わって

Générer mon attestation
(自分の証明書を発行する)

をクリックすると、QRコードつきの証明書が表示されるので、それをスマホで表示できる状態にしておけばOKです。

前回のロックダウンではなんだか怖くて毎回紙にプリントアウトしていましたが、結局一度もコントロールを受けたことがなくだいぶ紙が無駄になったので、今回はデジタル版をスマホに入れて持ち歩くことにしています。

うーん、こんな緩さで、12月1日までに一日の感染者数を(最大)5万人→目標の5000人に減らせるのか?アヤシイです、が、引き続き「ソフト籠城」頑張りますp(-_-)q

2020年8月22日土曜日

クレープリーの絶品ステーキ@Lannilis

 1年ちょっと前、わが町のLannilis(ラニリス)に新しいクレープリーができたのですが、とっても美味しいので今や事前予約なしではお断りされる人気店です。その名も、

La Harpe Noire

「黒いハープ」という意味です。看板の「R」部分がハープの形をしていますね♩

クレープリーなのでメインはもちろんクレープなのですが、メニューにでかでかと「サーロインステーキ、自家製フライドポテト添え、自家製ペッパーまたはマスタードソース」と書いてあって、前からものすごく気になっていました。

こちらのお店は、クレープの生地も中の具材も繊細に調理されているので、きっとSteak-Frites(ステーク・フリット=ステーキとフライドポテト)も一手間加えてあって美味しいんだろうなぁ…と期待できたので、今回思い切って注文しました!

どーん。


焼き加減はもちろんレアで♩

ステーキなんて久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しい…お肉の味わいが深いと思ったら、スパイスやガーリックで数時間マリネしてから焼いているそうです。ほら、やっぱり一手間かかってる〜!

フライドポテトも今や冷凍ものを揚げるだけのお店が多い中、自家製フリットを出すあたり料理人のこだわりやプロ意識の高さを感じられるのでポイント高いです。ジャガイモの風味がしっかりしていてほのかな甘みもあって、美味しい!バンちゃんとユーゴに何本盗まれたことか(^^;;

結果、きれいに完食してしまったのでお腹パンパン。とてもじゃないけどデザートクレープは入りそうになかったので、ライムのシャーベットを注文したところ…

大きなクレープチップスが刺さっていました笑

さすがこだわりのクレープリー。アイスのデコレーションもクレープでこさえてしまうのね、パリパリと薄くておいしゅうございました。シードルカップで提供されたのですが、クレープのお皿といい、色合いが素敵で良いなぁ。今度機会があればどこで購入したのか聞いてみようかな、シードルカップはまだ家にないし。

というわけで、クレープリーなのに絶品のステーク・フリットも堪能できるこだわりのお店「黒いハープ」はぜひおすすめです。以前クレープの写真を撮った記憶があるのでブログで紹介済みかと思っていたのに、記事が見当たらない…おかしいな。

次回はクレープの写真をお届けします。そば粉のガレットはもちろんのこと、甘いクレープの「生地」がとにかく絶品なのです!外側はパリッとしているのに中は口の中で溶けるほどしっとり食感で、ううーんと自然に唸ってしまう美味しさです(o^^o)

【フランス語メモ】
・サーロイン:faux-filet(フォ・フィレ)
・レア(焼き加減):saignant(セニャン)
・自家製フライドポテト:frites maison(フリット・メゾン)
 ※名詞の後ろに「」をつけるだけで「自家製〜」という意味になります。
・ライムのシャーベット:sorbet au citron vert(ソルベ・オ・スィトロン・ヴェール)


Crêperie de la Harpe Noire
2 Rue Jean Tromelin 29870 Lannilis
09 54 86 54 45
火〜土営業

2020年8月20日木曜日

夕暮れのひつじ雲@Lannilis

夕食の片付けが終わった後庭に出てみたら、夕暮れ時の空がハッとするほど綺麗だったので、急いで写真を撮りました。

風が強かったので、夕日に照らされたひつじ雲が左から右へ、それこそゆっくり歩く羊のようにぐんぐん移動していました。


反対側もまた違った空模様で素敵。

ちなみにこの時はすでに夜9時をまわっています。日本だったら真っ暗な時間ですよね〜

ひつじ雲はフランス語でどう言うのかなと思って調べたところ、難しい気象用語ではない比喩表現としてこういうのを見つけました。

le ciel moutonné
または 
le ciel moutonneux

"moutonné"は"moutonner"という動詞の過去分詞、"moutonneux"は形容詞です。「羊でいっぱいの空」「ふわふわした空」でしょうか?フランス語でもこういう雲は「羊」に喩えられるんですね、ドイツ語も同じみたいです。

ひつじ雲は秋の訪れを思わせます。つい10日ほど前にはうだるような暑さでぐったりしていたのに…8月もあと10日で終わります、あっという間だ(+_+)

2020年7月31日金曜日

書くことがない、ことを書く

夏のバカンス時期も早いもので折り返し地点です。

コロナ第一波の時は感染者数が少なく医療体制にも余裕があったフランスの端っこですが、7月以降は国内外からたくさんの人がバカンスを過ごしに来ている関係で、感染第二 波の今、実効再生産数はなんとフランス一位(T_T)

ロックダウンが再度発令されているわけではないので、マスクをちゃんとつけていれば外出は問題なくできるのですが(今のところ)、やっぱりこの状況だと「不要不急」のお出かけはしないほうがいい気がして引きこもりがちです。

夏のソルド(soldes)でBrest
→ネット参戦できるので不要不急。

伸び放題の髪を切りに美容室
→結べば目立たないので不要不急。

レストランで外食
→今は感染リスクが高そうなので不要不急。

という具合に不要不急を避けてひっそり暮らしているわけですが、こうやって書き出してみると不要不急なことって「楽しいこと」や「ウキウキすること」が多いよね…そんな毎日なので、正直、

ブログに書くことがないのです(苦笑)
フランス語でも言っちゃいます、

Je n'ai rien à poster sur mon blog !!

それでもつい半月ほどまではあれこれ思いついて更新していたのですが、最近は何も浮かんでこなくて。3月から続くモノトーンな「籠城→自主籠城」生活にいい加減嫌気がさしているのかもしれません。かといってそこらの若者のように反動ではっちゃけたいわけでもないので、平日はただ黙々と働いています。

気分を変えるにはとにかく、ふだん生活している「家」を出て数日間でも「非日常」に身を置く必要があるので、あと一週間後に取ることにした一週間の夏休みが待ち遠しい今日この頃。義両親の家@Loctudyを拠点とし、近場で穴場の絶景スポットを探して巡りたいと思います。Go To 自然で、三密は避ける方向で笑

まずは海を眺めてぼーっとしたい…


あと一週間、がんばります。

2020年7月22日水曜日

鰻にまつわるフランス語

7月は「土用の丑の日」があるので、とりわけ鰻の蒲焼きが恋しくなります。今月のグループレッスンでは、自己紹介の時に鰻への想いを吐露しました笑

そうしたら生徒さんたちからの食いつきが良く、それぞれ自己紹介の時に「義両親が毎年浜名湖の鰻を送ってくれる(羨ましい!)」など鰻にまつわる話をしてくださいました。中でもある生徒さんが話題にあげてくれた「anguille(鰻)」という名詞が入ったフランス語の表現が面白かったので、備忘録として紹介します。それは…

Il y a anguille sous roche.

直訳すると「岩の下に鰻がいる」という意味で、名詞の anguille と roche に冠詞がついていないのがポイント。(大学で限定詞の研究をした身にとって、冠詞の有無は非常に気になってしまうのです。)

さてこの表現、「何か裏がある」「怪しい」といった意味で使われます。バンちゃんにどういうシチュエーションで使うか聞いてみたら、

例① 昨日まで冷たかった上司が急に部下たちに優しい。
→ Il y a anguille sous roche.

例② 7月22日現在、岩手県の新型コロナ感染者数がいまだにゼロ!
→いえいえ、県民の感染予防対策がしっかりしているからこそであって、 Il y a anguille sous roche.ではないのでしょう!

こんな風に、「何か裏があるでしょ〜」と言いたくなる場面は日常生活でけっこうありそうなので、鰻好きとしても積極的に使っていこうと思います笑

Il y a anguille sous roche.


鰻の写真を引っ張り出してきました。最後に食べたのはもう1年近く前@羽田空港。はじめての「ひつまぶし」、3通りの食べ方が味わえておいしかったなぁ…

過去記事はこちらより。

2020年6月20日土曜日

耳にまつわるフランス語

今仕事をしているフランス語学校では、レッスン関係の共同作業のため何人かの講師とやり取りします。テーマや教材選び、生徒さんへの連絡などなど。

中でもフランス人のH先生は、博学でどんな質問にも2秒以内に答えてくれます笑 ややこしい単語のスペルもほぼ間違うことがなく、日本語も話せるので、仕事の合間に「これフランス語でどう言うの?」とよく聞きます。

先日、H先生が「長時間ヘッドセットをつけていたら頭が痛くなって【ミミナリ】(ここだけ日本語)がする」と言うので、「耳鳴り」はフランス語で何?と尋ねたところ、0,5秒ぐらいで

Acouphène

という難しい言葉が返ってきました「アクフェンヌ」と発音する男性名詞だそう。そしてすぐさま別の言い方として

Bourdonnements d'oreille

もおしえてくれました。「耳の騒音」みたいな意味のようです。発音を無理やりカタカナにしたら「ブードヌマンドレイユ」かなぁ。どちらも初めて耳にしたので、まだまだフランス語の修行が足りていないと痛感。これまでの人生で幸いにも耳鳴りに悩まされた経験が無いからこそ、フランス語でどう言うかなんて考えもしなかった〜

その後「耳くくり」で思い出した「空耳」のフランス語についても尋ねました。以前レッスンで生徒さんに聞かれたことがあったのですが、フランス語でどう言うか見当もつかなかったし、日本語に特有の言葉かもしれないとさえ思ったのです。

そうしたらH先生、また2秒もかけずに

Hallucination auditive

と即答。「幻聴」を意味する言葉で「アリュスィナスィオン・オディティヴ」と発音します。hallucination(幻覚)という名詞を使うのね〜 なんとなく日本語の「空耳」より重篤な印象を受けてしまうけれど、しっかり覚えて、今度同じ質問が来たら2秒以内で答えられるように備えます笑

語学の勉強は一生モノですね…

2020年4月26日日曜日

ゴマジオの謎@フランス

今年の「Top Chef(フランスの人気料理コンクール番組)」、私が応援しているマリ出身のMory(モリー)がある日の放送中、塩と胡麻とスパイスを混ぜ合わせたものを作り、

ゴマジオ

お肌ツルツルで少年のように可愛らしい顔立ちのMory、創造力豊かな料理が魅力です♩

と呼んでいました。え、フランス料理界では「胡麻塩」の日本語名がそのまま使われてるの?しかもどういうわけか「ゴマシオ」ではなく「シ」に濁点をつけて「ゴマジオ」と発音している…正確には「ゴマズィオ」のほうが音としては近いけれど。さて、胡麻塩をアルファベットで書くとふつうは

Gomashio

だから、フランス人も「shi」は「シ」と発音するはずなのに、なぜ?Moryの料理を食べた審査員の二つ星シェフも「お、これはゴマジオだな?」と「シ」に濁点をつけて発音していました。ともあれ、美食界における胡麻塩の知名度の高さにびっくりです。味噌や山葵と違って胡麻や塩は手に入りやすく、しかも二つをただ混ぜ合わせただけだから、ザ・日本の食材というわけでもないのに…

そんな疑問と驚きをおぼえた数日後、近所のBIO(オーガニック)ショップに行ったところ、こんなものを発見!

Gomasio

なるほど、「ゴマジオ」と発音される謎が解けました。「s」の後ろに「h」が無いから!フランス語では多くの場合、単独の「s」が母音に挟まれていると「z」の音に変わるんです。「maison(=家)」を「メゾン」と発音するみたいに。胡麻塩の場合も、誰が輸入したかは知らないけれど、

Gomasio

と表記したもんだから、それを見たらフランス人はみな一様に「ゴマジオ」と発音しますよね。そういうことかぁ…

日本人にとって胡麻塩は白ごはんやおにぎりの友ですが、フランス人はゴマジオを何にかけて食べるんだろう?写真ではサラダのシーズニングにお勧めされていますね。ちなみにMoryはサーモンの照り焼きチョコレート風味の付け合わせに添えていました。

2020年4月11日土曜日

お店のコロナ対策@フランスの端っこ

引きこもり生活中、週に1回だけ日用品と食料の買い出しにスーパーへ行きます。金曜の昼休憩後と決めていて、コロナ前は土曜に行っていたのですが、今の時期は人が少なそうな平日の午後早い時間がいいかなと。

フランスの西の端っこ、人口密度の低い小さな田舎町なので、スーパーなど商店のコロナ対策は大都市よりはだいぶ緩いです。まず、入場制限が無いのは嬉しいところ。

店内で商品の補充をしている人も、レジ員も、マスク装着率は半分以下です。半ば諦めているのかさほど気にしていないのか、店員同士大きな声でおしゃべりしながら仕事していたりして、むしろ客の方が肩身狭く無言でせかせかと動いている感じです。

レジには一応、客とレジ員を仕切るアクリル板が設置され、客同士は最低1メートルの間隔を空けて列に並ばないといけません。

日本では「ソーシャルディスタンス」なんてかっこいい(けど子供とお年寄りにはわかりにくい)名前で呼ばれていますが、フランス語では

La distance de sécurité 

といいます。ラ・ディスタンス・ドゥ・セキュリテと読み、「安全距離」という意味ですね。以前から「車間距離」を表す言葉として使われていますが、今や気をつけるべきは「人間間距離」なのよね…

さて、今日久しぶりに立ち寄ったBIO(オーガニック)の食料品店では、レジ前の床に1m間隔でガムテが貼ってありました。

ただ、前のマダムがテープの上に立っていなかったので、後ろの私は微妙に距離が取りづらかったんですけどね…こちらのお店のアクリル板はスーパーのより大きくて頑丈でした。レジのムッシューはマスク姿でしたが、蒸れたり痒くなったりするのか、時々片耳を外してました(意味なーい^^;;)

このお店では「生」という字がでかでかとプリントされたビールが安くなっていたので、味見がてら買ってみました。オランダの業者が作っているそうで、生と書いて「イキ」と読ませています。緑茶ベースのビールで生姜と柚子風味、楽しみ〜♩

最近夏並みに気温が高く天気も良いので、引きこもり中とはいえ冷たくシュワシュワした飲み物が欲しくなりますね。さっそく柚子のほうを味見してみたのですが…何度口に含んでも柚子の風味はほとんど感じられず、緑茶の気配もゼロに等しく…残念。

柚子も緑茶も感じなかったので、結果ほぼ普通のビールだった「生」(iki)ですが、口当たりさっぱりなおかげで餃子との相性は良かったのでした笑


冷凍餃子の皮は残りあと1パック。お店はBrestにあって当分買いに行けそうにないから、次の餃子は1ヶ月ぐらいは待たないといけないかな…アジア食材の消費ペースは今の時期慎重になりますね。

2020年3月22日日曜日

フランスは外出制限?禁止?

新型コロナウィルスにまつわるフランスの現状を日本語で伝える時、外出「制限」と書いたり「禁止」と書いたりしていますが、厳密には「制限」のほうが的確なようです。

ただ、「制限」ぐらいじゃ自制できないフランス人が少なからずいるので、思い切って「禁止」にしたほうがいい気はします。現に外出者のコントロールや取締りはより一層厳しくなるようなので、そのうち本当に「外出禁止」になりそうですね。

さて、フランス語でこの「外出制限」を意味する名詞は

confinement(コンフィヌマン)


という男性名詞で、直訳は「閉じこもること」です。目下あちこちでこの言葉を見聞きします。「私、外出制限中なの(引きこもり中なの)」とフランス語で言う場合は、

Je suis en confinement.

となります。この前仕事中にフランス人講師とチャットでやりとりした後、締めの挨拶で…

Bon confinement !「良い引きこもりを!」

なんて言い合ったものです笑

ところが場所によっては外出制限ぐらいじゃ違反者が後を絶たないため、自治体の長がやむを得ず「夜間の外出禁止令」を出すと決定したそうで、そのフランス語は

couvre-feu(クーヴル・ フ)

という男性名詞です。ハイフン(フランス語では trait d'union)を挟んで左側の"couvre"は「覆う」という意味の動詞"couvrir"から来ており、右の"feu"は「火」を意味する男性名詞です。とすると"couvre-feu"は「火を覆う」ことですが、由来は中世に遡るようです。

煮炊きや暖をとるのに火を使っていた当時、夜中に火事が起こらないよう就寝前に鋳鉄の蓋のようなもので火を覆う習慣があり、それが現在の「夜間外出禁止=夜中に問題が起きないよう家に閉じ込めておくこと」を意味する言葉として普及したみたいです。一般には23時〜翌5時の間だそうで。いろいろ勉強になりますね…

最後に良い写真を見つけたのでシェア♩

パリかどこかのアパルトマンの住民がベランダに取り付けたもので、

On reste à la maison. Faites pareil.
(うちは家にこもっているよ。あなたたちもそうしてね)

と外出制限を呼びかけています。♥が愛らしいですね。狭いアパートでの引きこもり生活は窮屈で辛いだろうけど、近所の人たちとこうやって励まし合い、工夫しながら前向きに乗り切ってほしいものです。

Bon confinement !

2020年3月9日月曜日

コロナウィルスの影響@フランスの端っこ

世界中で感染者が増加している新型コロナウィルス。フランスも然りで、ブルターニュ地方でも南部でクラスターが発生したとか、Brestでも感染者が出たとか。

閉ざされた狭い空間での接触や飛沫によって感染するケースが多いと認識しているので、人口密度が低く風通しがバツグンに良い(=風が強い)ブルターニュの端っこは、今のところはそんなに心配することもないのかなと思っています。休校にもなっていないし。

それでも町の中の様子はちょっと気になったので、薬局とスーパーへの買い物がてら「不足している」と話題になっている商品を見てみました。まず薬局に入ろうとすると自動ドアに貼り紙がしてあり、

Nous n'avons plus de masque ni de gel hydro-alcoolique.
(マスクも消毒ジェルもありません。)

※画像はイメージです。

そうなんだ…でも薬局の人も、訪れる人も、町やスーパーで見かける人も、誰一人としてマスクつけていないけど(^^;;あ、私もふくめ。まあ予防用につけるのではなく、体調を崩して咳が出たら「周りにうつさない用」に確保したのでしょうか。

薬局を出た後はスーパーに行き、フランスで買占めが噂されているパスタ売り場を覗いてみましたが、ちゃんと並んでいました。どうやらこの現象はパリとその周辺だけで起こっているらしいです(苦笑)でも消毒ジェルはスーパーにもありませんでしたね …

その後、野菜売り場にいた時のこと。知り合い同士と思われるマダム二人が出くわしたのですが、いつもなら"Bonjour !"と同じタイミングで「ビズ」(bise=頬をくっつける挨拶)をするところ、

Pas de bise hein, en ce moment.
(ビズはしないでおきましょうね、こんな時期だし。)

と言い合っていました。おお、予防に気をつけているのね。フランスではビズや握手という「直に触れあう挨拶」で感染症が一気に広がるので、今の時期はお互いに自覚症状がなくてもフランス流挨拶は控えた方が良さそうです。私も気をつけよう。

最後に、ヨーロッパではアジア人に「コロナ」と罵声を浴びせたりする差別が(残念ながら)起こっており、私にも家族や友人から心配の声をいただきました。でも幸い、町で唯一(?)のアジア人と思われる私は、たぶん町の人たちから「住民」と認識されているので、何か言われることも怪しい目で見られることも今のところはありません。パリや他の大きな町に行って「アジア人観光客」とみなされたら、差別を受けるリスクもあるのかもしれないけどね。

ちなみに、目下ニュースなどでよく耳にする「クラスター」を表すフランス語は

foyer(フォワイエ)

という、ふだんは「家庭、世帯」などを意味する男性名詞です。コロナウィルスのfoyerに巻き込まれないよう、家というfoyerでじっとしておいたほうが良さそうですね…

2020年2月27日木曜日

"En quarantaine"(タイムリーなフランス語)

新型コロナウィルスが心配な今日この頃ですね。フランスでも連日TVニュースなどのメディアで報じられています。

特にここ最近、お隣の国イタリアでの感染者が急激に増えたこともあり、あちこちで

en quarantaine

というワードを耳にします。このように書いて無理やり発音をカタカナにするなら「アン・カランテーヌ」(うーん、やっぱり無理がある!)、直訳すると「40ぐらいで」となりますが、ここでは40という数自体に意味はありません。

実はこの"en quarantaine"は歴史的な背景を持つ表現で、医学的な見地による「隔離、検疫期間」を表します。目下コロナウィルスの感染(が疑われている)者は2週間ほど特定の施設等で隔離されますよね、そのことを報道する時によく使われるのが"en quarantaine"なのです。例えば、

En Italie, 11 villes sont en quarantaine.
(イタリアでは11の都市が隔離状態だ。)

Il faut mettre les malades en quarantaine pour éviter la propagation du virus.
(ウィルスの拡散を防ぐために病人を隔離しなければならない。)

のように、動詞"être"(〜である)や"mettre"(〜を置く、入れる)と一緒に使われます。ではここで"quarantaine"(40ぐらい)がどこから来ているのかというと、歴史は中世にまで遡るそうなんです。当時、感染症の病人を40日間隔離するという決まりがあったことから、40の概数である"quarantaine"が「隔離」を表す言葉として定着したらしいです。


この表現を知らなかったら、どうしてあちこちから"en quarantaine"(40ぐらいで)と聞こえてくるのか、不思議で仕方ないですよね(^^;; 当時は40日間も隔離されていたのか…現在の14日間より厳しかったのね。

日本はようやく首相から大規模イベント等の自粛要請が出ましたが、イタリアのように思い切った"la quarantaine"を行ってほしいですね。判断は各自に任せるって、そんな責任逃れなことを言わないで…人命がかかっているのだから(T_T)

2020年2月25日火曜日

フランス語の「ナイーブ」にご用心

彼ってナイーブな人だよね。

というフレーズを耳にしたら、「ナイーブ」という言葉をどのように解釈しますか?おそらく日本人であれば、

デリケートな、繊細な

という意味に捉えると思います。だとしたら、話題になっている「彼」のイメージは決して悪いものではないはず。褒め言葉とも言えない気はするけど…

さて「ナイーブ」という言葉、実はフランス語由来でして"naïve"と書いて「ナイーヴ」と発音する形容詞です。しかも、「ナイーヴ」は「女性形」なので、男性形は"naïf"と書いて「ナイーフ」と発音します。

なので、「彼ってナイーブな人だよね」という文をフランス語にすると、

Il est naïf.
(イレ ナイーフ)

となるわけですが、意味は日本人が思い浮かべるものとは違ってけっこうネガティヴなのでご用心。どういう意味になるかというと、「彼」は…

お人よしで、
ばか正直で、
世間知らずで、
うぶで間抜けな

人なんです(T_T)こう言われたら、当の本人はカチンときてしまいますよね。フランス語を勉強している方、フランス人と交流する機会がある方はぜひ、日本で使われている「ナイーブ」とフランス語の"naïf/naïve"は意味が違うということに気をつけましょう。

たとえば日本には「ナイーブ」という名前のボディソープがあるけれど、たぶん「デリケートで敏感なお肌のために」というメッセージが込められているんでしょうね…デザインはシンプルでかわいいけどね。


あとは、教育系人気ユーチューバーのAちゃん。歴史好きの私は時々彼の動画を観ますが、たとえば敵対する二つの勢力について話をしている時などに、Aちゃんはよく

これはナイーブな問題ですよね〜

と言ったりするので一瞬ギョッとします。そうか、彼は日本に溶け込んだ「ナイーブ」を使っているから「デリケートな問題」と同じ意味で話しているんだろうな。そして大部分の視聴者は彼が発した「ナイーブ」にまったく違和感を覚えないかもしれないですね。

もしいつかAちゃんが自身の動画で「ナイーブな」と言わなくなったら、私と同じことを思った誰かがコメント欄かなにかで指摘した結果ということなんでしょうか(^^;;

2020年2月17日月曜日

フランス語で「勘が当たった」

突如思い立って、ブログ記事のタグに「フランス語」を入れました。ここ数ヶ月ちょこちょことフランス語の表現を紹介することがあったので、タグで紐付けしておけば学習者の方に少しは役立つかな、と。

10年以上もブログをやっているのに今更感満載ですが、過去記事も(時間があるときに)遡って、フランス語学習やお役立ち表現にふれているものがあればタグ付けしていこうと思います。

さて先日、グループレッスン中にある生徒さんから「【勘が当たった】ってフランス語でなんて言うんですか?」と聞かれて一瞬迷いました。真っ先に頭に浮かんだのは「勘、直感」を表す女性名詞の

intuition(アンテュイスィオン)。

「勘で」と言いたいときは前置詞"par"をつけて

Par intuition

これ、けっこう使える一言です。女の直感は当たると言うしね笑 

さて「勘が当たった」をフランス語でどう言うかですが、日本語の「当たる」という動詞をそのままフランス語に訳してもたぶん違うだろうと思い、「勘が良かった」に変換してから、

Mon intuition était bonne.

じゃないでしょうかねーとひとまず回答しました。でもレッスン後に思い返して、「勘が当たった=運が良かった」と解釈できるならば、

J'ai eu de la chance.(私は幸運を得た→運が良かった)

とも言えたのでは?とわからなくなってきたので、困った時のネイティヴ頼み!バンちゃんに聞いてみたところ、"J'ai eu de la chance."はただ運が良かっただけで見通しを立てていたわけじゃないから、"Mon intuition était bonne."のほうが良いとのこと、ホッ(^^;;

ちなみにいろいろ調べてみたら、

Mon intuition était la bonne.

というbonneの前に定冠詞の「la」がついているものもあり、これは結果の予想が複数の人から出ていた中で、自分の勘が当たったという場合に使われるみたいです。例えば3人がそれぞれ明日の天気を直感で「晴れ」「雨」「曇り」と予想した結果晴れだった場合、言い当てた人が

Mon intuition était la bonne !

「私の勘が正解だった!」と言えるようです。

うーん、冠詞があるかないかで状況がだいぶ変わってしまうのだから、フランス語はやっぱり奥が深くて面白いわぁ…ここで「面白い」を「面倒臭い」と(正直に)言ってはいけません笑 ここまではっきり違うからこそ、違いがわかっていれば、いざ使う時に選択もしやすいのだと思いますよ(^_-)--☆

2020年2月12日水曜日

Qui est-ce ?(キエス)というゲーム

病み上がりでまだ咳が出るユーゴ、学校を休んでいる間はずーっと家にいたので、暇つぶしにボードゲーム(フランス語では jeu de société)をよくやりました。

最近のお気に入りはこれ、
"Qui est-ce ?"(キエス?=それは誰?)

"Le célèbre jeu de déduction"(有名な消去型ゲーム)と書いてありますが、どういうゲームなんでしょう?

まず、これは2人で行う対戦型のゲームです。各自24人のイラストが描かれたパネル付きのボード(赤と青)を自分のほうに向けます。相手側のイラストはもちろん見えません。

24枚のカードから1枚を引きます。裏に人物のイラストが描いてあります。

イラストを自分のほうに向け、ボードの右下に差し込みます。

相手が引いたカードに描いてある人物の名前を先に当てた方が勝ちですが、そのために人物の身体的な特徴について「交互に1つずつ」質問をしていきます。しかも"Oui"か"Non"で答えられるシンプルな質問であることが条件です。

最初の質問として鉄板なのは、

"Est-ce que ton personnage est un homme/une femme ?"
(君の人物は男性 /女性?)

相手の返事を待ち、当てはまらないパネルをすべて前に倒します。

他にも

「眼鏡をかけているか」
Est-ce que ton personnage porte des lunettes ?

「帽子をかぶっているか」
Est-ce que ton personnage porte un chapeau ?

「髪の毛を結んでいるか」
Est-ce que ton personnage a des cheveux attachés ?

「目の色は青か」
Est-ce que ton personnage a des yeux bleus ?

といった細かい質問を投げかけ、消去法で相手の人物候補を絞り込んでいきます。最後のほうは質問内容が勝敗を大きく左右するので、慎重に考えなければならないシーンもあったりして、大人でもなかなか楽しめます。

ユーゴはゲーム中もオールフランス語で話しますが、私はここぞとばかりにオール日本語で質問します。理解しても返ってくる返事は「ノン!」「ウィ!」だけどね…もっと日本語使ってくれないかなぁ(- -;;めげないぞ。

さすが多人種の国フランス、人物の特徴はバラエティに富んでおります。

でもなぁ、イラストのクオリティがいまいちなのよね。日本と比べて人の顔が妙にリアルというか、可愛げがなくて癒されない。右下のSylvainなんて顎がしゃくれてるし目が飛び出そうになってて若干怖い…

イラストは大いに改善の余地ありですが、ゲーム自体はシンプルで楽しいです♩フランス語学習者も基礎知識があれば遊べるので、短いフレーズのやり取りやアウトプットのツールとしても役立ちそうですね(o^^o)

2020年1月29日水曜日

小2の宿題 @フランスの端っこ

我が息子のユーゴは現在小学2年生ですが、1年生の時同様に毎日宿題があります。

(※小1の宿題についてはこちらをクリック)

基本的にはこんな内容です。

・本の音読(1〜2ページ)
・ポエムの暗記(不定期)
・単語の書き取り(5〜6個)
・算数の復習



去年は私が宿題に付き合うこともあったのですが、今年は学校の仕事が忙しく、ユーゴを迎えに行って帰宅した後も夕飯の支度ギリギリまで残業することが多いので、今や宿題は9割以上パパの担当です(^^;;

私は夕飯の支度や後片付けをしながら二人の様子に耳を傾けているのですが、先日の宿題は「ついに来たか!」という内容でした。それは…

動詞とはなんぞや。

おおお、ついに「文法」を習い始めているのね。ネイティヴの子供たちは幼少の頃から文法を意識せずに使っているので、「動詞」やら「活用」やらの概念をどう捉えて理解するのか、非ネイティヴのフランス語講師としては興味津々で耳がダンボです笑

この日は「フレーズの中にある動詞をどうやって見分けるか?」という問いに対し、クラスで習ったことをユーゴがパパに話していました。それによると、同じフレーズを「他の時制」で言い換えた時、変化する言葉が動詞だというのです。例えば、

Je finis mes devoirs.
(宿題を終わらせる)

という現在形のフレーズを未来形(単純未来)に書き換えると、

Je finirai mes devoirs.

となり、現在形の文における"finis"だけが未来形では"finirai"に変化しています。だから動詞は"finis"または"finirai"ということになるんだそう。ほほ〜

「動詞がどれかを知るには時制を変えてみればいい」なんて、非ネイティヴにはとてもできない芸当です。基本動詞の現在形から活用を少しずつ覚えて、過去、未来へと使える時制の数を増やして…と学んで行くので、ネイティヴの子たちとは辿る道が真逆で面白い!

かくいう私は言わずもがな日本語ネイティヴですが、小学1〜2年生の頃にどうやって日本語の文法を学んだのだろう?そもそも、動詞や名詞といった文法用語に出会ったのはもっと後のような気がします。

これからも「文法教育@フランスの小学校」を垣間見れるのが楽しみです♩

2020年1月22日水曜日

ワンピースを着てみたら…

ソルド初日にポチしたワンピース3着が先週やっと届きました。

※過去記事はこちらを見てね。

さっそく試着。返品の可能性を考慮にいれ袋をそーっと開けて、値札をつけたままそーっと着てみました。一番気にしていた「丈」ですが、

案の定こんなに短いはずはなく…


私が着たら膝半分ぐらいまでありました(^^;; やっぱりモデルさんは背が高くて、膝からウエストまでの長さも相当なんだろうなぁ。

他の2着も写真で見るよりは長めでしたが、ちょうどいい感じでした。が、今回久しぶりに新しいワンピースを買って着てみて、丈の長さ以上に気になってしまったことがあります。それは…

自分の上半身が薄っぺらいこと(T_T)

3着ともウエストから肩までが妙にぶかぶかなんです。ハイ、ここで使えるフランス語の呟きは、

Je nage dedans !
「その中で泳いでいる」→「ぶかぶか」

Vネックのせいか胸元もかなり開いているように見え、その中にいる私はとにかく「貧弱」なのです。同じサイズの服でも上半身のボリュームは人によって千差万別。平べったい人に合わせて作られているはずがない。正直、しっくりこない…

3枚すべて返品というのは気が引けましたが、試着した時に少しでも違和感を覚えたら、その後は何度着ても同じだと思います。せっかく全部半額で買えたのに残念だけど…お返しすることにしました。やっぱり、似合うかどうかわからないものを試着せずに買うのはダメですね。

さて、これでソルドは振り出しに戻ったので、何を買うかなぁ(懲りない奴)。特に欲しいものがなければ、おとなしくしておくべきですかね(^^;;

2019年12月7日土曜日

ぱぱぱ、ととと?

ユーゴはよく「ぱぱぱー!」と言うのですが、オノマトペとかではなくちゃんと意味のあるフランス語です。こう書きます、

Pas Papa !

否定のパ(pas)の後ろにパパ(papa)をつけて、「パパじゃなくて」「パパはだめ」という意味です。パパではなくママに来てほしい時に大声で言います、

Maman, pas Papa !
ママン(来て)、パパじゃなくて!

「ぱぱぱー!」を当たり前に理解して受け入れていたものの、同じ音を3回繰り返しているだけだから、フランス語(やその日常的な使い方)を知らない人が聞いたら「???」となりますよね。

日本語で似た例といえば、博多弁の「ととと?」ですかね。「とっとーと?」のほうがよりわかりやすいかも。使い方としては、席などを指して、

ここ、とっとーと?

標準語に訳す(?)と「ここ、取ってあるの?」でしょうか。「と」を3回繰り返されても、意味がわかっている地元民にはいたって普通ですが、九州の外に住んでいる日本人が聞いたら「は???」となるんでしょうね。

Maman, pas Papa, pas Papa...


そんなこと言わないであげて〜、
パパは良い写真撮ってくれるんだから(^^;;