2019年8月29日木曜日

3回め:美味でアートなクレープ

類稀に美しく、そしてもちろん美味しいガレット&クレープが堪能できる隣町の"Histoire de crêpes"、先日2年ぶりに訪れた2回目からわずか2週間で3度目の来店。笑

※過去記事はこちらより。

今回は新しいガレットを頼んでみました、その名も"Galette du soleil"(ガレット・デュ・ソレイユ=太陽のガレット)。

カラフルで綺麗〜♩自家製ラタトウィユ、トマトソース、卵のヘルシーなガレットです。酸味が強すぎたらどうしようとちょっと心配しましたが、野菜の甘さが引き立っていて酸味はほんのわずか。ガレットの香ばしさとマッチして、とっても美味しかったです♩

デザートは、名前なんだっけ…ブルトン語だったので忘れてしまったけど、こちら!

クレープがまるでドレスのごとく立体的に形作られて、外側は(わざと)カリカリ、内側はしっとりの絶妙な食感!真ん中にスペキュロス(シナモンなどスパイスが効いたベルギー生まれのクッキー)のアイスクリームが鎮座し、自家製ホイップクリーム、チョコレート&キャラメルソースがトッピングされています。

右端には粉砂糖とカカオパウダーで描かれたブルターニュの紋章、Hermine(エルミンヌ)。そして写真に撮り忘れましたが、こちらのクレープには 別途リンゴのリキュールがついてきます。カルアミルクのようなベージュ色のとろーっとしたリキュールで、お好みでクレープにかけていただきます。私は運転手だったので舐める程度でしたが、まろやかで美味しかったですよ♩

バンちゃんのお気に入り、"la Tatin"(ラ・タタン)。

タルト・タタンのクレープアレンジです。キャラメリゼされたリンゴがクレープの中に潜んでいて、周囲にはホイップクリームとキャラメルソース。

ホイップ大好きのバンちゃんは、これに追加でホイップを足すこともあります。笑 店員さんが不思議そうに「このクレープにはもうホイップ入ってるけど?」と(親切で)言ってくれたのですが、バンちゃんは

「知ってます。それにホイップ追加でお願いします(o^^o)」

とニコニコ顏。納得した店員さんは苦笑しながら去っていきました。かくいう私はホイップクリームが苦手なので、私のぶんもバンちゃんにあげるともう、ホイップまみれの我が夫であります。笑

あーおいしいし美しい、Histoire de crêpes。辺鄙なところにありますが、ガレット好きの方にはぜひ食べてもらいたい〜お連れします私のミニカーで♩


Histoire de crêpes
4 et 5 Place de l'Europe 29870 Landéda
02 98 04 84 29

HPはこちらをクリック。

2019年8月26日月曜日

おすすめ日焼け止め@フランス

夏のお出かけには欠かせないの日焼け止めクリームですが、フランスは日本と違ってベタベタ質感が多いです。おまけにテカテカするので顔には塗らないほうがいいです(- -;;日本みたいにサラっとした日焼け止めにはまだ出会ったことがないかも?

それでもここ数年「これはマシだな」と思って体用に使い続けているのが、SOLEIL BIAFINE(ソレイユ・ビアフィン)。スーパーではなく薬局に売ってあります。

細長い箱に入っていて8〜9ユーロぐらい。他のメーカーと比べて量が少ないように感じますが、体用の日焼け止めは使い切ることのほうが珍しいので、そんなに暑くないフランスの端っこではちょうどいいサイズです。笑

クリームは真っ白で、サラサラではないですが、スーッとよく伸びます。ベタつきもほぼ気にならないので、サラサラに慣れている日本人にも許容範囲かと。

ちょっと不思議な香りで、オロナインのような若干薬っぽい匂いがします。それもそのはず(?)、BIAFINは家庭に常備しておくべき「火傷クリーム」の代表格。



白っぽいクリームを患部にたっぷり塗って、半透明になるまでじっと待ちます。クリームを火傷した肌に「飲ませる、吸い込ませる」のがポイントだとか。これまで何度かお世話になりましたが、ヒリヒリした患部に塗るとスーっとして気持ちがいいです。保湿効果も高いそう。

他にも日焼けした肌用のクリームなどもあるので、火傷や日焼けに強いBIAFINが出している日焼け止め、効果が高そうな気がしません?笑 子供も大人も一緒に使えるので、ここ数年我が家はこれです。

フランス旅行に来て、日焼け止め持ってくるの忘れた!と思ったら、薬局で買えるソレイユ・ビアフィンはけっこうおすすめです(o^^o)

2019年8月23日金曜日

庭にブラックベリー

8月23日、渡仏してまる16年が経ちました。1年の語学留学のつもりがフランスに、いやブルターニュに住み着いてしまうとは。これからもフランスの端っこで暮らしながら、世界中にいる日本人フランス語学習者のために、自分にできることを頑張っていきたいと思っていますp(^^)q


さて、我が家の庭の生け垣には、実に多種多様な野生の植物たち(=雑草)が生い茂っているのですが、知らないうちにブラックベリーもやって来たようで実が成っていました。

フランス語では mûre(ミュール)、女性名詞です。

このように黒々としてきたら食べごろ。奥の赤っぽい実はまだ熟していません。

ミュールは酸味が少なく優しい甘さが特徴(かな)。そのままでも食べられますが、中に小さい種のような粒があってあまり食感が良くないので、ジャムにすることが多いです。ミュールのジャムは甘さと風味がギュッと凝縮されて、美味しいのよね…

ところがバンちゃんには「庭のミュール、食べないほうがいいよ」と言われ、えーなんでよ?ちょっと味見したくなり、ひとつ口に運ぼうとしたところ、0,1ミリぐらいの小さーーーい虫がウヨウヨ動き回っているのを見てしまい、ヒャーと放り投げてしまいました。

他にも熟したミュールの周りには、バッタやら蜂やらカタツムリやらの先客がたくさんいて、鳥だって来るだろうし、人間が入る隙間はどうやら1ミリもなさそうです(^^;; 庭の皆さんにお譲りします…

2019年8月20日火曜日

音のプレゼント

空はこんなに青いのに…モグラのように閉じこもってはPCに向かう今日この頃。というのも、仕事で前回と同じトラブルが発生してしまい(T_T)

幸い二回目ということで、スタッフも講師も生徒様でさえ良い意味での「免疫」がついたのか、前回のような大混乱には陥らずに済みました。人は誰しも経験から学び、強く冷静になれるものですね…しみじみ。

今回もトラブル解消直後に、私を含むスタッフ3人&社長で事後作業を手分けして一斉にバーっと行ったので、ダブルブッキングなどの問題は何一つ起こらずに事なきを得ました。我ながら見事な連携プレー、ミスもなくあっぱれです。

問題解決のために進んで残業し、一丸となって協力し合える関係。今のメンバーは本当に最強だと心から思えます。このチームでこれからも長く一緒に仕事ができて、社長が目指す「世界一のオンラインフランス語学校」を実現できたらいいなぁ。


…さて話は変わり、先日母と電話した時、もうすぐ誕生日だけどプレゼントは何がいい?と聞かれたので、初めて「音楽」をリクエストしました♩Amazonの「デジタルミュージック」で気に入った曲をランダムに20曲ほど。本来は当日(近く)まで待つべきですが、我慢できなかったので母にお願いし、1ヶ月以上前の本日、全曲ダウンロードさせてもらいました。笑

こちらはその一部(のキャプチャ)。
星野源のマイベストアルバムを作りたくて10曲、もう10曲はここ最近よく聴いている歌の寄せ集め。年代もアーティストもバラバラですが、自分用だからいいのです。笑

好きな音楽を聴いて歌うとすっきりして元気になるので、音のプレゼントは良いなぁと思います。来月は3週間通訳@Brestが待っているので、行き帰りのマイカーでガンガン聴いて歌うのが楽しみです♩

前倒しでプレゼントしてくれた母に感謝(o^^o)

2019年8月16日金曜日

お得なキッズメニュー@MEMPHIS

先日バンちゃんとバーガーを食べに行った、フランス初のアメリカンダイナー"MEMPHIS"(過去記事はこちらより)。

キッズメニューが可愛らしかったので、ユーゴが喜ぶだろうなぁと思い家族3人で行ってきました。前回からわずか2週間しか経っていません、どんだけジャンクフード好きな一家なんでしょうね(^^;; そうでもないですが、とにかく一通り試したかったのです。

ハンバーガーセット、いぇーい♩

これです、この良くできたイエローキャブ型のボックス、運ばれてくるのを見ただけで楽しい気分になります。

勢いよくハンバーガーにかぶりつく、あむっ。

バンズに"Kid's"と焼き付けてあってかわいいです。マクドナルドと違ってお肉の質が良い(はずな)ので、美味しいみたいでパクパク食べ進め、あっという間に完食しました!

お皿を下げに来たウェイトレスさんがユーゴに「この車持って帰る?」と聞いてきたので、幸い油汚れもしていないし、お持ち帰りすることに。家ではアンパンマン人形などを入れて遊んでおります。笑


後ろから見た図。ハンドルもちゃんとついていて、なかなか凝ってます。


デザートに運ばれてきたのは、熱々揚げたてのチュロスとNutella(ニュテラ)。

我が家はニュテラを買わない主義なので(おいしいけど、健康に良くなさすぎ)、ユーゴは家の外でだけニュテラにありつくことができます。この時の喜びようといったら…わかるよ、おいしいもんね。でも家に常備はダメなの、ママも食べ過ぎちゃうから(T_T)

ドーナツやチュロスに目がない私が物欲しそうに見ていたせいか、半分こしてくれました。優しい我が子よ…ニュテラをたっぷりつけておいしくいただきました♩

メンフィスに子連れで来店すると、まず塗り絵と色鉛筆5本セットがもらえます。さらにキッズメニューを注文すると、会計時にコインを渡されます。なんのため?と思ったら、レジの反対側に置いてあるカプセルトイで遊ぶため!(写真右)

白い部分を押すと絵が入れ替わる、万華鏡のような(ちゃっちい)オモチャですが、ガチャガチャができるだけでも楽しいです♩ガチャポンとも言うのかな?写真左にあるプラスチックのコップもレジでもらえました。

見た目にも内容的にも満足なメンフィスのキッズメニュー、これで7,95ユーロだからお得です♩また来よう…って頻繁には良くないですが、半年に1回ぐらいはいいかな(o^^o)

2019年8月14日水曜日

掃除が楽しくなるDYSON

日本からフランスに帰ってきたら、掃除機が新しくなっていました。

DYSONのコードレス、前から気になってはいたのですが、ついにバンちゃんがポチッと!


ピストルみたいに持って、上の赤いボタンを押すと作動します。音はキュイーーーンという感じでうるさくはなく、ウェイトは軽くはないけど重すぎるというわけでもなく。

コードレスなのは本当に便利です。コンセントを探さなくていい、プラグを差し込むために屈まなくていい!この2つから解放されただけで、掃除機をかけるのが億劫ではなくなり、今やパン屑が床に落ちたら軽く嬉しいぐらい。

わ、掃除機かけられるー♩とね。笑

今ではバンちゃんも自主的に掃除してくれるようになったので、これはちょっとした革命。安い買い物ではないから躊躇してしまうけど、もっと早くに買えばよかったー。ちなみにこのモデルはフル充電された状態なら30分ほど持ちます。

掃除が終わったら、キッチンのドアの裏に引っ掛けて充電タイム。水色の光が消えたら完了です。

出し入れも簡単なので、今まで面倒でしかなかった掃除機がけがむしろ楽しみに変わりました♩家電の便利さって本当に大事ね、、、

コードレスダイソンおすすめです(o^^o)

2019年8月12日月曜日

久々のお散歩日和@フランスの端っこ

ここしばらく、ブログネタが食べ物やひとりごとに偏りがちでしたが、それもそのはず、天気が悪くてあまり外出できなかったのです(- -;;

7月は猛暑だったらしいのに、8月に入ったとたん冷夏なんて…フランスの端っこは毎日20℃前後をウロウロしております。まだ秋に入らないでー!

それでも昨日は久しぶりに晴れたので、義両親の住むLoctudy(ロクチュディ)に日帰りで来ていた私たちは、午後のんびり海沿いをお散歩しに行きました。

場所は、Penmarc'h(パンマー)という小さな港町。大きな灯台がシンボルです。


パンマーの場所はこちら。赤い文字を見てくださいね、青い丸は我が家の場所です。


あいにく引き潮でしたが、岩場の上を歩けるのでそれもまたをかし。




こちらはパンマー最寄りのKérity(ケリティ)という港。

黄色とオレンジのボートが一際目立っていてかわいらしかったのでパチリ。

風に乗ってカモメさんが悠々と空に浮かんでいました。電灯の上に停まってひと休憩?


この時は24 ℃ぐらいで理想のお散歩日和でした。一年じゅうこんな気候だったらいいのに…8月も残すところ3週間を切りましたが、せめてあと何日かは夏らしい天気に恵まれるといいなぁ。

2019年8月9日金曜日

ビッグカップルと横須賀

いやーびっくりしましたね、進次郎さんと滝クリの結婚。驚き以外には特になんの感慨もないですが、政治家口調で堂々とノロけている人は初めて見ました。笑 ともあれ、令和を代表するビッグカップルであることは間違いないです。

私個人としては、このニュースを通して進次郎さんはもちろん、テレビや新聞が「横須賀」というワードを連発しているのが嬉しかったです。

横須賀市には2015年から仕事でたいへんお世話になっており、見聞を広めるべく二度訪れたこともあります。もはや私にとって横須賀は、生まれ故郷の熊本、中学高校時代を過ごした福岡に次いで、日本では三番目に大事な街です。

自治体に関する知識としては、熊本や福岡よりも横須賀市のほうが断然詳しいと思われます(苦笑)同市が直面している様々な問題を知っているだけに、今回のことで横須賀が全国的に注目される機会を得ているのは嬉しい気持ちです。

「婚姻届が横須賀市役所に提出されました」って、ここに〜!

2回ご挨拶にうかがわせていただきましたよ。複数の部署を案内してもらいました。熊本市役所ですら一階の市民課にしか行ったことないですから、市役所という建物自体も横須賀のほうがより親しみがあります。笑

結婚発表後、こちらにも多くの報道陣が詰め掛けたんでしょうね。知り合いの職員さんに聞いてみたくなりましたが、言わずもがなということでやめておきました(^^;;

それから、ある新聞が「スカジャン発祥の地横須賀、結婚おめでたいジャン」みたいな見出しを大きく掲げていたので、そうそう、進次郎さんは緑のスカジャンを着ていたよねーと懐かしく思い出しました。その証拠に、横須賀のドブ板通りにはこんなプレートが埋め込んであります。

昔はスカジャンとスタジャンの違いがわからなかったけど、スカジャンは横須賀の「スカ」でサテンのような光沢のある生地が特徴なんですよね?けっこう良いお値段するし…

去年Brestに横須賀市長がいらっしゃった時、進次郎さんは横須賀のPRに協力的で助かるというようなことをお話しされていました。ご結婚を機にますます横須賀の発展に協力してくださるといいなー、と部外者ながら願わずにはいられませんでした。

そしていつかBrestにも来てくれないかしら…ってさすがにそれはないか。笑

2019年8月7日水曜日

いつも心に音楽を

またまた先日の日本帰省にまつわる話ですが、ユーゴが2週間小学校に体験入学している間、私は朝8時〜午後3時ぐらいまでフリーでした。

そのため午前中から街に出て、一人カラオケ1時間→ランチ→街ブラ→家に帰ってユーゴの帰りを待つ、というのが5回ぐらいはあったと思います。笑

特に朝の一人カラオケが楽しくて、ここ2〜3年でおぼえた曲を中心に思い出すまま片っ端から歌って練習して、とっても良い気分転換になりました♩

一人で続けざまに女性シンガーの曲を歌うと喉を痛めると思ったので、「星野源→女性→米津玄師→女性」という男女のローテーションを組んで工夫していた感があります。笑 ああ、今思い出しても楽しかった…また行きたい。

おまけにここ最近、いろんな人たちから勧められ、ふだん自分では選ばないようなアーティストを聴いてみたらストライクだったりして、好きな音楽の幅が広がりつつあるのを感じて嬉しい今日このごろ。

中でも気に入っているのは中村佳穂さん、そして超遅ればせながらRAD WIMPS(^^;; 大学生の頃からBUMP OF CHICKEN が好きだった私は、その後よく似ていると比較されていたRAD WIMPSをちょっと毛嫌いしていたのです。でも最近あるきかっけで聴き始めたら、いやいや、良い歌が山のようにあるではないか…気に入った曲は歌詞を見ずに歌えるようになるまで聴き込むタイプなので、少しずつ発掘して聴いています。

帰国してからというもの、おぼえたい曲や聴いてみたい曲が急に増えて追いつかず、勝手に嬉しい悲鳴です。新しい音楽から受ける刺激はやっぱり良いですね、つねに何かを口ずさんでブツブツ楽しく毎日を送っております。笑

最後に、いろんなアーティストの曲をバラバラに聴くことで「自分に気にいる曲の特徴」が見えてきた気がします。キーワードはなんといっても

軽やかさ。

アップテンポ、スローテンポにかかわらず、声とメロディとリズムに軽やかさを感じる曲が好きみたいです。それでいて歌詞が繊細だったり優しかったり、切なかったりするとなお良しです。

四六時中気に入った曲を聴いて歌っている(ちょっとおかしな)母との時間を過ごすことが多いユーゴ、彼もいつの間にか中村佳穂さんの曲を口ずさんでます♩6歳にしてその趣味、いいじゃなーい笑

いつも心に音楽を、歌を(o^^o)

2019年8月5日月曜日

かき氷の思い出@熊本

今年の帰省時期は10年ぶりに夏だったので、 ウン年ぶりにかき氷を食べました。といっても梅雨の最中だったので、かき氷が恋しくなるほどの暑い日は少なかったのですが (^^;;

まずは、熊本市民なら誰でも一度は食べに行ったことがあるであろう「蜂楽饅頭」(ほうらくまんじゅう)上通店(かみとおりてん)のかき氷!写真は名物の「コバルト」と宇治金時です。

まず「蜂楽饅頭」とは、あんこがギッシリ詰まった熊本県は水俣生まれの回転焼きですが、かき氷は 上通店のイートインスペースで食べられます。氷はフワフワサラサラで、あっという間になくなっちゃいます。名物のコバルトは、ブルーハワイシロップと練乳を混ぜ合わせたようなものがかかっている綺麗な水色のかき氷で、お店の一番人気です。

宇治金時のあんこは、中にギッシリ隠れています。

回転焼きに入っているあんこと同じものと思われ、自慢のあんこですからねっとりツヤツヤ。「蜂楽饅頭」という名前だけあって、あんこに蜂蜜が練りこんであるのが特徴です。熊本県民に愛されているこの回転焼き、おっと「回転焼き」なんて呼び方をしたら怒られてしまいます。「蜂楽饅頭は回転焼きにあらず」、まったく別物です。笑

中身は黒あんと白あんの2種類あるのですが、私のおススメは断然白あん。ねっとり濃厚な甘さで、お豆の風味も心地よく、日本ではここ以外に味わえない美味しさですよ〜。熊本にお越しの方はぜひご賞味あれ♩

蜂楽饅頭のHPはこちらより。

さて、日本最終日はとても暑くてかき氷日和だったので、前から気になっていた同じく上通にある「お茶の堀野園」へ。写真で一目惚れしたマンゴーフラッペ、800円もして高かったけど奮発しました!

マンゴーの果肉がゴロゴロたっぷり、濃厚なシロップにもマンゴーの果肉を細かくしたものが入っていて、氷の舌触りは言わずもがなサラフワ。800円もするわけだわ…まったく異論はございません。ユーゴと友人の息子くんに奪われながらも美味しくいただきました、はー幸せ。思い残すことはありませぬ。

最後に、これは友人が食べた抹茶ソフトクリーム。

抹茶が練りこんであるのではなく、白いソフトクリームにこれでもかと抹茶がふりかけてあります。さすがお茶専門店。クリーミーで甘さ控えめ、お茶の苦味がほのかにして美味しかったそうですよ。

ああ〜また食べたいなんて思いつつ、この記事を書いている今は、8月なのに肌寒〜いフランスの端っこにいるので軽く身震いです。かき氷はやっぱり、うだるように暑い日に食べるのが一番ですね。

日本の皆さん、今年の猛暑もかき氷と麦茶で乗り切ってくださいp(^^)q

2019年8月3日土曜日

2回め:美味でアートなクレープ

隣町にある"Histoire de crêpes"というクレープリーは、とても美味しいばかりか盛り付けがまるでアートのように美しいので、ちょっとした有名店です。

※過去記事はこちらより。

先日やっと2回目に行けたので、前回とは違うものを食べてみました。私が注文したのは、"Armoricaine"(アルモリケンヌ)という地方色つよめのガレット。
自家製ソーセージ(写真では見えませんが)入りで、ロスコフ(Roscoff:ピンク色玉ねぎの産地)の玉ねぎをバターでとろとろになるまで煮込んだものがお皿の真ん中にドーン。こんな大量の玉ねぎは見たことがなく、食べ切れるか心配でしたが…あっさりして全然しつこくなく、ほのかな甘さがソーセージの塩気とガレットの香ばしさにマッチして、シンプルなのに至福の美味しさでした♩

こちらの盛り付けは、、、私はオリジナリティがあって良いと思いましたが、一緒にいたバンちゃんの同僚Tが"Chaussons ?"(ショソン:室内履き)とか言うもんだから、そんな風にしか見えなくなってしまったではないかー、もう!

さて、お次はお待ちかねのデザートクレープです。それぞれに盛り付けが違うので、こちらも前回とは違うものをチョイスしました。

バニラアイスとチョコレートがメインのクレープ。名前は忘れてしまったけど(ブルトン語の名前で発音も難しかったので)…
何度見返しても、まぁ美しい。このまま額縁に入れたら部屋に飾れそうなくらい。チョコレートで描かれた3つの円、大きさがほぼ同じで綺麗にまん丸なのが驚きです。お皿の右上にはカカオで描かれたブルターニュの紋章"Hermine"(エルミンヌ)。

自家製のホイップクリームはねっとり食感に仕上げてあり、クレープをオーブンでカリカリに焼いたと思われる丸いチップスも香ばしくて良い仕事してます ♩まさに、

Beau à regarder, bon à manger
(見て美しい、食べて美味しい)

視覚も味覚も喜ばせてくれるクレープです。かなり辺鄙な場所にあるお店ですが、知る人ぞ知る名店"Histoire de crêpes"、Brest周辺に来られる方にはぜひおススメ。ブルターニュ在住の方でいつものガレット&クレープに飽きてきたという人にもぜひ。

最後に、欠点というか注意点をひとつ挙げるとするならば、ウェイトレスの女性がとーってもガサツです(^^;; 意地悪ではなく話せばむしろ感じの良い子ですが、お皿やナイフ&フォークを置くときがもう、バーン、ガシャーンという音が聞こえてきそうなほどの勢い。この日彼女はヒールを履いていたので、歩く時もカツカツカツと音を立て、なんだか落ち着かない気持ちになってしまったのでした…

ともあれ、ガレットとクレープのエレガントさと味は保証します。気になる方は事前に開店日をチェックしてくださいね、そして要予約。


Histoire de crêpes
4 et 5 Place de l'Europe 29870 Landéda
02 98 04 84 29

HPはこちらをクリック。