2021年10月25日月曜日

淡いピンクと貝の町Erquy(エルキ)

10月23、24日の週末は一泊旅行に出かけました。行き先は以前住んでいたレンヌ(Rennes)の北にある有名な海辺の観光地サン・マロ(Saint Malo)のお隣、ディナール(Dinard)です。

ディナールを選んだ理由は別の記事に書くとして、23日のお昼前に出発し、到着前に近くでお昼を食べようということになったのですが、偶然立ち寄った海沿いの町がなかなか素敵だったので紹介します。

Erquy(エルキ)という名前で、場所は赤いフラッグのところです。

町の一番の特徴は、建物も民家も全体的に「淡いピンク」であること(だと思います)。地元で採れる石がそのような色なのか、教会から商店から家から舗道から何もかも淡いピンクでほんわかとした可愛らしい雰囲気です。

町の中心にある教会もピンク。


路地裏もピンク。



海沿いでピンクといえば、ブルターニュで有名なのはPloumanach'(プルマナック)ですが、ピンクの色合いがちょっと違います。エルキのほうはグレーと紫がかった淡いピンクであるのに対し、プルマナックのほうはオレンジがかったサーモンピンクに近い感じです。

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クレープリーでお昼を食べた後、腹ごなしに海岸をお散歩しました。

砂浜から岩場のほうに移るにつれてびっくりしたのは、帆立の貝殻が転がっていること。帆立漁がさかんな地域だけに、いろんな理由で海沿いにたくさんの貝殻が打ち上がるのでしょうか…我が家の近くではとても見られない光景です。

岩場には野生のムール貝や牡蠣もびっしり張り付いているのにも驚きました。ここは貝が育つのに良い環境なのかな、、、同じブルターニュでも所変われば海の景色も生態系もだいぶ違うので、おもしろいです。


岩の形状も削られ方も、我が家のあるフィニステール北部とは全然違います。こちらは岩の層が薄く水平に近いので、波に削られた断面がギザギザしています。


いやぁブルターニュはだいぶ詳しいつもりでいましたが、まだまだ知らない素敵な町や景色がたくさんあって嬉しい発見です。もっと海岸を詳しく見て回らねば笑

淡いピンクで統一された海沿いの町エルキ、お昼に食べたクレープ(この地方ではそば粉のガレットと呼ばれます)もとても美味しかったので、次回の記事で紹介します♩

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