2021年4月14日水曜日

今が旬、白アスパラガス

TVニュースをぼーっと見ていたら、白アスパラガス(asperges blanches)農家の人がコロナ禍の影響でレストランからの注文が減ったため、今年の売れ行きが心配、と心配そうに話しているのを見かけました。

たしかに白アスパラガスは春が旬とはいえ決して安くないし(むしろ高い)、下ごしらえがちょっと面倒だったりするので、自分では調理せずレストランで美味しくいただくイメージかもしれません?

でもコロナ禍で飲食店は長いこと閉まっているので、白アスパラガスの生産者を応援する意味も込めて、久しぶりに買ってみました!

有名な産地はles Landes(レ・ランド)、ボルドーの南に広がる地方です。こちらは15本ほど入って4ユーロぐらいだったような。

根元から2㎝ほど硬い部分を切り落とした後、ピーラーで皮をまんべんなき剥きます。下に行くにつれて筋が分厚いので、下のほうは2重3重に剥いています。

一番オーソドックスな調理の仕方は、ずばり塩茹で。これをフランスでは "cuire à l'anglaise(英国風に火を通す)"と言うのよね〜 沸騰したお湯に皮を剥いた白アスパラを投入し、中火で15分ほど茹でます。太い部分にナイフを刺して、すっと刃が入れば茹で上がり。

食べ方は色々で、熱々のところにオリーブオイルと塩胡椒でシンプルに食しても良し。冷ましてドレッシングをかけても良し。卵との相性がいいので、今回は半熟卵を潰してオリーブオイルとビネガー、ハーブなどで和えたマヨ風ソースをかけてみました♩

白アスパラガスのほんのりした苦味と卵のまろやかさがマッチして、我ながらなかなか美味しくできました。アスパラ、生ハム、ポーチドエッグの組み合わせもイケます、卵好きすぎです笑


一口一口アスパラを噛み締めながら、春だな〜としみじみ思いました。旬の野菜や果物を食すことで季節の移り変わりを感じますね、次は苺かな。

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