2020年6月20日土曜日

耳にまつわるフランス語

今仕事をしているフランス語学校では、レッスン関係の共同作業のため何人かの講師とやり取りします。テーマや教材選び、生徒さんへの連絡などなど。

中でもフランス人のH先生は、博学でどんな質問にも2秒以内に答えてくれます笑 ややこしい単語のスペルもほぼ間違うことがなく、日本語も話せるので、仕事の合間に「これフランス語でどう言うの?」とよく聞きます。

先日、H先生が「長時間ヘッドセットをつけていたら頭が痛くなって【ミミナリ】(ここだけ日本語)がする」と言うので、「耳鳴り」はフランス語で何?と尋ねたところ、0,5秒ぐらいで

Acouphène

という難しい言葉が返ってきました「アクフェンヌ」と発音する男性名詞だそう。そしてすぐさま別の言い方として

Bourdonnements d'oreille

もおしえてくれました。「耳の騒音」みたいな意味のようです。発音を無理やりカタカナにしたら「ブードヌマンドレイユ」かなぁ。どちらも初めて耳にしたので、まだまだフランス語の修行が足りていないと痛感。これまでの人生で幸いにも耳鳴りに悩まされた経験が無いからこそ、フランス語でどう言うかなんて考えもしなかった〜

その後「耳くくり」で思い出した「空耳」のフランス語についても尋ねました。以前レッスンで生徒さんに聞かれたことがあったのですが、フランス語でどう言うか見当もつかなかったし、日本語に特有の言葉かもしれないとさえ思ったのです。

そうしたらH先生、また2秒もかけずに

Hallucination auditive

と即答。「幻聴」を意味する言葉で「アリュスィナスィオン・オディティヴ」と発音します。hallucination(幻覚)という名詞を使うのね〜 なんとなく日本語の「空耳」より重篤な印象を受けてしまうけれど、しっかり覚えて、今度同じ質問が来たら2秒以内で答えられるように備えます笑

語学の勉強は一生モノですね…

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