2009年8月26日水曜日

成田でウォーキング

 「里帰り日記」の息抜きに、帰りの成田空港で起きたハラハラエピソードを紹介します。

 知っている人もいると思いますが、このヴァカンスの間、ANAから携帯電話を借りていました。ANA便を利用する人への特典で、レンタル料が無料受け取りも返却も成田空港でできるので便利!というわけで、今回ありがたく利用したわけです。

 さて帰りの日。携帯電話を忘れないように大事に抱え、まずは福岡から国内線で成田まで。成田に到着後は係員の人に案内されるまま

 「国際線乗り換え」の通路へ進み、手荷物のセキュリティーチェック。そしてあっという間に

 出国
までできてしまいました。

 はー、あとは携帯電話を返して余った時間はゆっくり朝ご飯でも食べようねーなんてリラックスし、のんびり返却カウンターを探すものの、それらしき場所にどうしてもたどり着けない。

 インフォメーションカウンターに行って事情を説明すると、困ったような顔をされて一言:

 「携帯電話の返却は出国手続きの前に行っていただけなければなりません。

 一度出国されてしまうと、
もう国内へは戻れません。

 …は?

 まだ日本の領土にいながらにしてもう国外にいる扱い?そりゃあ手続き上そうかもしれないけど、案内されるがままスムーズに出国できちゃったら気づかないって!!

 じゃあどうすればいいんですかと聞くと、
「到着先のパリから郵送で送っていただくしかない」というなんとも素敵な返事が返ってきました(涙)

 一人だったらそこで諦めかねない小心者の私、でも隣には強気なバンちゃんが(怖)私に向かって「ねばれ、ねばれ」とひたすら耳打ち><

 頑張っていろいろ聞いているうちに、とうとうANAの職員を呼んでくれるとのこと。そして提案された最終手段は

 一度出国を取り消して日本に再入国し、

 携帯を返却した後改めて日本を出国する


 というもの。簡単そうに聞こえるけど、それぞれのゲートが離れているのに加えて、出国取り消しをするためには書類に記入が必要とかで、最低でも30分はかかるとのこと。その時点で私たちの飛行機の搭乗時間まで

 1時間とちょっと。

 空港内を移動するだけといっても大きな手荷物をいくつも抱えたままはさすがにきつい。というわけで荷物を全てバンちゃんに託し、私一人で職員のお姉さんに案内されてその任務を遂行することになりました。

 お姉さんと2人、早足で、ひたすら空港内を歩く。歩きながらお姉さんが言うには、国内線から国際線に乗り継ぐ人のために最近別の出国場所を設けて便利になったものの、そのせいか私みたいに携帯電話の返却を忘れる人がけっこういるらしい。

 ここで思い切って、「地方からの利用者のために、せめて書類に注意事項として載せてもらいたいですね」と、人生初のクレーム?を口にしてみた。ドキドキしたー!

 空港内をくねくねと歩くこと40分あまり。やっと飛行機の搭乗口にたどり着き、心配して待っていたバンちゃんと再会できたときはホッとした〜。数年ぶりに会ったみたいな感慨でしたよ^^;

 このハプニングのせいで、出発前の腹ごなしをするどころかウォーキングで軽くダイエットしてしまいました。2kmくらいは歩いた気がする。。。朝3時半起きの体には応えたわ〜

 おかげでビジネスクラスでの旅はより一層快適なものになりましたとさ(笑)

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