2020年5月26日火曜日

青いパン屋のチョコフラン

このBlogにたびたび登場している、近所の「青いパン屋」こと"La Maison du Boulanger"(ラ・メゾン・デュ・ブーランジェ=パン職人の家)ですが、最近バンちゃんがどハマりしているスイーツがあります。それがこちら、

Flan pâtissier au chocolat !
フラン・パティシエ・オ・ショコラと読みまして、「チョコレート味のフラン」という意味です。え、フランってなに?

フラン(flan)とは、ざっくり「プリンタルト」とでもいいましょうか。タルト生地にプリンの卵液に近いものを流し込んでオーブンで焼いたシンプルなお菓子です。定番のフランはクリーム色ですが、写真のこちらはアレンジ版のチョコレート味というわけ。

私個人は、正直なところフランは「食感」が苦手です。味はカスタードプリンとほぼ同じですが、食感がプリンのようにツルっと滑らかではなく、焼いてあるからなのかモッタリむっちり重めなのです(- -;;

ところが「青いパン屋」のチョコフラン、「フランスTOP10圏内のパン屋」と噂されるだけあって、味も食感もそんじょそこらのフランとは比べ物になりません!チョコレートを贅沢に使っているのか、芳醇で香ばしいカカオの風味が口いっぱいに広がり、舌触りはねっとり濃厚。なんともリッチな味わいに仕上がっております♩

そして極めつけはタルト生地。サブレではなくバターたっぷりのパイ生地を使用しているので、フランの容れ物という脇役ではなく、むしろフランとのダブル主演といっても過言ではないほど存在感バツグンなのです!香ばしく焼けたパイ生地と濃厚なチョコフランのマリアージュ、うーんたまらん…

ちなみにバンちゃんはこのチョコフランが好きすぎて、自分の誕生日ケーキにしたいと熱望し、4人分のホールで注文しようとお店に電話しました(笑)が、ホールは8人用サイズしかできないと言われ、家族3人でその量はとてもじゃないけど食べきれないので、泣く泣く諦めたという過去があります(^^;;

それほどフラン好きもそうでない人も虜にしてしまう、青いパン屋のチョコフラン、一見ならぬ一食の価値アリです。毎日店頭に並ぶわけではないという点でもレア感があり、見かけたら買わずにはいられない魔性のスイーツです笑

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