2018年10月2日火曜日

【My人生の教訓】樹木希林さんの言葉

先日75歳で他界された樹木希林さんが、娘の也哉子さんに遺した言葉に感銘を受けたので、新しい【My人生の教訓】として記録しておきます。

 ※番号は私が打ったものです。

①おごらず 
②人と比べず
③面白がって 
④平気に生きればいい 

 深い…とても短いのに、彼女の生き方そのものを的確に表しているように思います。私はどうだろうかと考えてみました。

 ①おごらず、これはできているようないないような。基本的に自分に自信がない性格なので、つねに「私なんかが」と思って生きています。なので、自分のことは基本決して良いように評価せず、その都度全力を尽くして、人にいただいた評価のみを信用します。その点では謙虚と言えるかもしれない。とにかく今の自分があるのは周りの人たちのサポートがあってこそなので、決しておごり高ぶることなく感謝の気持ちを持って過ごそうと思います。

 ②人と比べず、すごく難しいですね。以前は人と自分を比べてばかりいましたが、最近になってようやく自分は自分と思えるようになってきました。そうじゃないと人生楽しめないもの。人と自分を比べていたらネガティヴな感情しか生まれません。何事も人のせいにしない、自分のことは自分に責任を持つ、うん。

 ③面白がって、とは、良いことはもちろん悪いことだって、という意味でしょうか。なにかの問題と対峙したとき、「これは自分が試されているのかもしれないぞ?」みたいに一歩引いて面白がってみる。逆境をチャンスに変えるのはこういう心の持ちようなのかもしれません。そのためには気持ちにもっと余裕がないといけないのではと思うのですが、様々な経験を積み重ねたら「あの時のあれに比べれば大したことじゃない、なんとかなる」って面白がれるのかもしれないですね。そのためにも新しいことに絶えずチャレンジしていきたいと思います。

 ④平気に生きる、これが一番難しいと感じています。もう喜んだり落ち込んだり、感情の浮き沈みが激しいったら(苦笑)ピリピリしているときは少しのことで息子を怒鳴りつけてしまったりして、自分をコントロールできなくなる瞬間があるので怖いです。ここでの「平気」というのは「へっちゃら」という意味より、「平たい気持ち」や「平常心」なのかなと。どんなことがあっても気持ちの振り幅が大げさにならない、広い視野で見て感情の起伏を穏やかにする。そんなに怒るほどのこと?そんなに悲観的になるほどのこと?と自分に問いただせる余裕のことかなぁ…まだまだ精進せねば。 

皆さんは希林さんの言葉をどのように解釈したでしょうか。受け取り方は様々でしょうが、それぞれの人生に深く響く言葉だということは間違いないと思います。希林さんのご冥福を心よりお祈りします。

写真はこちらよりお借りしました。

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