2019年3月7日木曜日

音声でカルテ入力@フランスの病院

最近バンちゃんの付き添いで何度か大きい病院に足を運んだのですが(たいしたことではないのでご安心を)、お医者さんの「カルテ入力の仕方」が新しくて面白いなぁと思いました。

パソコンに繋がっている、こういうマイクみたいなものを手にして…

※画像はAmazonよりお借りました。

画面を見ながら診断書に書き込む内容を自分の声で入力していくのです。フクザツな医療用語を真顔でスラスラ噛まずに話すものだから、ほぉーっと感心せずにはいられません。

医療用語はスペルが難しそうだから、キーボードよりも音声入力のほうが間違いが無くて効率も良さそう?診断書を入力するソフトは音声を認識しただけで名詞の単数・複数、形容詞の性数一致とかも正しく判断してくれるのかしら?職業柄ものすごーく気になったけれど、残念ながらパソコン画面は見れませんでした。

それでもカルテ入力中の医師を観察してわかったこと:

"Virgule"(ヴィルギュル)→カンマ( , )
"Point"(ポワン)→ピリオド( . )
"A la ligne"(アラリンニュ)→改行

そして一つ一つのフレーズは短め。あまり長いとソフトが混乱するのかな?「ヴィルギュル」とか「ポワン」とか音で聞いていると、まるでディクテ(書き取り)の試験を受けているかのようでした。ま、医療用語はチンプンカンプンだから、聞き取れたとしても書けないけどね(^^;;

医学もいろいろ進歩しているなぁと感心した今日この頃です。

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