2019年2月20日水曜日

青いパン屋のミルフィーユ@Lannilis

現在私が住んでいるのはBrestから北に車で30分ほどのところにある、Lannilis(ラニリス)という人口5000人ほどの小さい町です。

そんなちっこい町に「フランストップ10に入るパン屋」があります。真偽のほどはさておき、美味しいと有名なのは確かです。私のブログにも既に何度か登場していますが(※過去記事はこちらより)、「青いパン屋」と呼んでいる

"La maison du boulanger"
(ラ・メゾン・デュ・ブーランジェ=パン職人の家)

です。バゲットやクロワッサン等のパン類はもう感動的に美味しいのですが、パティスリーのレベルもかなり高いです!ここのエクレア(éclair = フランス語で「稲妻」)は今までに食べた中で一二を争う美味しさ。特にバニラとコーヒー味がおすすめです。

そして最近バンちゃんがどハマりしているのが、日本では「ミルフィーユ」と呼ばれているパイ菓子の"Millefeuille"(=千枚の葉っぱ)。「ミルフィーユ」って発音すると、フランス語では"mille filles"(=千人の女の子)と解釈されてしまうので、「ミルフイユ」という風に「フ」と「イ」をはっきり分けて発音すると通じます。

発音のウンチクはいいから早く写真を見せろ、ですよね(^^;; 一応フランス語講師なもので、つい…お待ちかね、青いパン屋のミルフィーユ(結局日本語だとこう書いてしまう)はこちらです。
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パイとカスタードクリームの層が水平ではなく「垂直」になっているのが特徴です。むしろ最近こういうタイプのミルフィーユが増えてきているかも?垂直型のほうが、フォークを入れた時に崩れにくく食べやすいんですよね。聞いたことありませんか?「初デートでミルフィーユは食べないほうがいい、ボロボロに崩れて汚いから」って。笑

さて見た目にも美しいこちらのミルフィーユ、パイ生地・カスタードクリーム・ホイップクリームの三大要素がどれも素晴らしく美味しい!パイはサクサクで芳醇なバターの香り、カスタードクリームは舌ざわりなめらかで濃厚、ホイップクリームはふわっと溶ける軽やかさとバニラの風味にうっとり(o^^o)

それでも私にとって「フランスで一番おいしいミルフィーユ」は相変わらずCancale(カンカル)の"Grain de vanille"(グラン・ドゥ・ヴァニーユ=バニラの粒)なんですが、こちらは暫定2位ということで。オススメです♫

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