2019年2月1日金曜日

【My人生の教訓】忘れたいことがあるなら

YouTubeで毎日欠かさず日本のTV番組を観ているのですが、最近はラジオもYouTubeで聴いています。おすすめは「武田鉄矢 今朝の三枚下ろし」!(笑)読書や歴史、哲学が好きな人にとっては面白いと思います。

他にも脳科学者の中野信子さん(「ホンマでっかTV」に時々出演するウィッグをかぶった美女)のラジオも時々聴いています。人間の脳っておもしろいなーと。その中で個人的に「目から鱗」な回があったので、新しい人生の教訓として書き残しておきます。

辛いこと、悲しいこと、恥ずかしかったことなどなど「マイナスの感情を伴う思い出」はなるべく早く忘れたいですよね。そのためにはどうするのが一番でしょうか?「そのことについてはできるだけ考えない」という答えが出がちですが、実は…

繰り返し思い出す

というのが一番効果的だそうです。これは驚き!中野さんの言葉を借りるなら、思い出を「記憶の格納庫」から取り出す・仕舞うという作業を繰り返すと、毎回その思い出には「新しいタグ」がつくそうです。

最初のうちはネガティヴな強い感情が伴うので思い出すのが辛いですが、その出来事なり経験なりを思い返すことで「ポジティヴな価値」がついてくるのだとか。辛かったけれど、この経験は自分の人生にとってこういう面で意味があったんだ、みたいに解釈が変わっていくわけですね。

思い出そのものは記憶から無くなることはないけれど、時々思い出して「タグ付け」することで、思い出の「意味合い」が前向きなものに変わり、強烈だった感情も次第に薄れていく。反対に「あのことを思い出すと辛いから考えないようにしよう」と自分に言い聞かせて過ごすと、その経験は強い感情を伴ったままなので、かえって記憶に深く残り引きずってしまうのだそうです。

ね、目から鱗でしょ?これまで過去の苦い経験を思い出しては「クヨクヨ引きずって弱い奴」だと自己嫌悪に陥っていたものですが、それは正解だったのね…これからは気が済むまで思い出して、「タグ付け」と「気持ちの鎮静化」を頑張ろう(?)と思います。頭の中で考えているだけなら、誰にも怪しまれないしね。笑

では最後に、中野先生によるシメの一言です。

辛い思い出ほど何度も思い出して、
その中に価値を見出しましょう。

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